2006年12月19日
深夜2時の夢恋
あっと言う間に一年が終わりに近づいてきて、忘年会シーズンです。昨日はスクールの忘年会がありました。そのスクールには僕は2日しか入っていなくて、新しいバイトコーチやフロントの女の子はまったく普段は会わない人も何人かいました。
そのなかで大学3年のやけに色っぽい女の子となぜか意気投合して、二人の世界に浸ってたっぷり飲みながら話しました。なぜ僕のようなオジサンを好んで相手にしてくれたのかはあとでわかりましたが、若い連中と話が合わなくて一人きりの僕に気を遣ってのことかと思いました。
しかし、そのあとに二次会に出かけてそこでもそのT子ちゃんはずっと僕のそばでかなり密着して時々脚に手を乗せてきたりしてどう考えても脈ありです。しかし、こんなにトシの離れた娘をはたしてどうかしても良いものかと悩みます
。
でも相当に飲んで酔って来た頃にはそんなためらいは消し飛びました。深夜2時頃に店を出て、まだどこかで飲むという連中とは別れて二人きりで深夜の町を歩き出しました
。
あるデパートのとても美しく飾られたクリスマスツリーの前でしばらく二人でその電飾の輝きにうっとりして眺めていました。気がつくと彼女の頭は僕の左肩の上に乗せられて、両腕はしがみつくように僕の左腕にからみついています
。
そこまでされても臆病なダーティーオールドマンは内心で「その気になってキスなんかしたら、とんでもないことになるぞ、絶対にやめとけって!」と。しかし、しばらくそのままでいると今度は「お前はバカか、ここまで意思表示されて何もしないで帰ったら、(この人もしかしたらEDなのかしら?)って思われるぞ」と考えました
。
そしてそんな状態で15分もじっとしていて、ついに僕は彼女の左の頬に手を当てて僕の顔に向けさせました。そして一瞬、確かめるように彼女の瞳を見つめてからついにリップオンリップしました
。
そしてそこからすぐ近くにあるホテル街にと黙って歩き始めましたが、こんなにあるのかと思うほどたくさんのホテルがなんと一つも空いていませんでした
。
仕方ないのでそのまま二人で深夜の町を歩き出しました。途中で立ち止まっては何度も唇を重ねながら、このまま朝が来なければ良いのにと思いながら歩き続けました。そしてもうホテルはあきらめて始発の電車に乗り、まったく僕とは別方向の彼女の家まで送り届けました。
彼女のアドレスを教えてもらって、また会うことを約束して僕は電車に乗って帰りました。月曜の朝、だるそうにみんなが出勤していくのを横目にみながら僕は久しぶりの思わぬ出来事を信じられないような気持ちで思い返していました。
しかし、さすがにトシなので自分の降りる駅を寝ていて乗り過ごし気がつくと中華街にいました。朝からひとりで肉まんを食べてもう一度こんどは寝過ごさないように家に帰りました。それから昼過ぎまで寝て起きたときに「俺はもしかしたら夢をみたのかな?」と思いましたが、携帯にちゃんと彼女のアドレスがあったのを見てホッとしました。
でも、この恋の花は冬の間だけ咲いてそのあとは散ってしまって二度と咲かないんです。いやもしかしたら一度も咲かずに終わるかもしれない。
そのなかで大学3年のやけに色っぽい女の子となぜか意気投合して、二人の世界に浸ってたっぷり飲みながら話しました。なぜ僕のようなオジサンを好んで相手にしてくれたのかはあとでわかりましたが、若い連中と話が合わなくて一人きりの僕に気を遣ってのことかと思いました。
しかし、そのあとに二次会に出かけてそこでもそのT子ちゃんはずっと僕のそばでかなり密着して時々脚に手を乗せてきたりしてどう考えても脈ありです。しかし、こんなにトシの離れた娘をはたしてどうかしても良いものかと悩みます

でも相当に飲んで酔って来た頃にはそんなためらいは消し飛びました。深夜2時頃に店を出て、まだどこかで飲むという連中とは別れて二人きりで深夜の町を歩き出しました

あるデパートのとても美しく飾られたクリスマスツリーの前でしばらく二人でその電飾の輝きにうっとりして眺めていました。気がつくと彼女の頭は僕の左肩の上に乗せられて、両腕はしがみつくように僕の左腕にからみついています

そこまでされても臆病なダーティーオールドマンは内心で「その気になってキスなんかしたら、とんでもないことになるぞ、絶対にやめとけって!」と。しかし、しばらくそのままでいると今度は「お前はバカか、ここまで意思表示されて何もしないで帰ったら、(この人もしかしたらEDなのかしら?)って思われるぞ」と考えました

そしてそんな状態で15分もじっとしていて、ついに僕は彼女の左の頬に手を当てて僕の顔に向けさせました。そして一瞬、確かめるように彼女の瞳を見つめてからついにリップオンリップしました

そしてそこからすぐ近くにあるホテル街にと黙って歩き始めましたが、こんなにあるのかと思うほどたくさんのホテルがなんと一つも空いていませんでした

仕方ないのでそのまま二人で深夜の町を歩き出しました。途中で立ち止まっては何度も唇を重ねながら、このまま朝が来なければ良いのにと思いながら歩き続けました。そしてもうホテルはあきらめて始発の電車に乗り、まったく僕とは別方向の彼女の家まで送り届けました。
彼女のアドレスを教えてもらって、また会うことを約束して僕は電車に乗って帰りました。月曜の朝、だるそうにみんなが出勤していくのを横目にみながら僕は久しぶりの思わぬ出来事を信じられないような気持ちで思い返していました。
しかし、さすがにトシなので自分の降りる駅を寝ていて乗り過ごし気がつくと中華街にいました。朝からひとりで肉まんを食べてもう一度こんどは寝過ごさないように家に帰りました。それから昼過ぎまで寝て起きたときに「俺はもしかしたら夢をみたのかな?」と思いましたが、携帯にちゃんと彼女のアドレスがあったのを見てホッとしました。
でも、この恋の花は冬の間だけ咲いてそのあとは散ってしまって二度と咲かないんです。いやもしかしたら一度も咲かずに終わるかもしれない。
