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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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おやじの挑戦、フォアもバックもダブルハンド!

 この急激な寒さの原因はラニャーニャだかなんだかの影響らしい。さらに、今年の冬はこの寒さがひどく長く続くと言うではないか。

 夏の暑いのもいい加減にしろ!と思ったらこんどは冬の寒さがとても長く厳しく続くというのだから、テニスコーチにとっては受難のシーズンだよな。
せめて、そのおかけで春先に飛ぶ花粉の量が少なくなってくれると良いのだけど夏が暑かったからそれもダメらしい。
まったく踏んだり蹴ったりという感じで参るよな。

 さて、今年は試合にどんどん出ようとした矢先にテニスエルボーになってしまい試合どころかレッスンにさえ支障をきたす始末であることは以前に話したかもしれない。

 そんな私がなんとかボールを打ち返そうとこの3ヶ月くらいフォアもバックもダブルハンドに挑んできました。
お陰さまで最近は中級クラスでも打ち合いして負けないくらいに上達したんだよ。

 それでなんだかまたテニスがあらたに楽しくなってきて、このままダブルハンドで試合にも出てみるかなんて考え始めるほどになっちゃいました。

 いままでフォアもバックも片手打ちで、ダブルハンドで打ったことはほとんどなかった。だから初めはほんとになんか初心者が打っているようなぎこちなさで、事情を知らない振り替えの生徒さんは僕のそのおかしな両手打ちをみて目を丸くしていたほどのへったくそ!怖~い

 でも毎日のように連習して、それに打ち方の理屈はわかっているから自分自身でもうひとりのダブルハンド初心者である自分をコーチングして着た結果どうにか3ヶ月で中級クラスレベルに育て上げたというわけ。

 頭のなかで理屈がわかっていても初めはどうにもならなくて、ひどいときには空振りしていたよ。
でもだんだん頭のなかで思い描くように体を動かして腕を振ることができるようになってきてやがて理想と現実がマッチしてきた。

 「俺ってやっぱりなかなか良いコーチかも知れない!」なんて思ったりして少し仕事に張り合いが生まれて楽しい気分。

 久しぶりに出来ないことがうまく出来るようになった喜びを感じて、この気持ちを生徒さんにも伝えたいという、なんというかいわばテニスコーチの原点ともいうべき初心に立ちかえった感じです。

 やっぱりテニスって、そしてテニスコーチって素晴らしい!イシシ
日記 | 投稿者 coach365 01:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

お久しぶりです、堅と柔でハイブリッド話。

皆様、たいへんご無沙汰しておりました。なんだか突然に書く気が失せてしまって、もうやめようかと思っておりましたが久しぶりに少し書く気が湧いてきました。

 最後のブログで10年振りくらいにトレーニングを復活したことを書いたと思います。実はそのトレーニングのせいなのかも知れませんが、夜おそくまで起きていられなくなりました。というか、筋トレしても栄養をとってきちんと夜に寝ないと効果が半減か下手したら疲れるだけになることはアスリートの方なら知っておられるでしょう。

 だから半分はトレーニングの効果のためと、もう半分はそのトレーニングの疲れのために眠っていたのです。特にトレーニング開始直後から数ヶ月は疲れがひどいし、筋肉痛も出やすいですから。

 でも久しぶりに筋肉を鍛えてテニスをするとなんと楽しいのだろうとあらためて感激しますよ。まだ持久力がないから長時間の試合は無理ですが、1セットくらいの練習試合なら20代の選手と戦えますからね。

 そしてサービスのスピードと威力が目に見えてアップしているのがわかるし、往年のバックハンドストロークのフラットドライブが蘇りました。この前まではもう無理なのかと諦めていた全身を使ってのフルスイングの最新型フォアハンドストロークももう少しでモノに出来そうです。

 ただし、その練習のあとにものすごい疲労が襲ってきます。その疲れ方はやはりもうすぐ50歳のオジサンの体だなと痛感させられます。ひどいときにはちょっとした鬱状態に陥ります。ガンガン打って一時はものすごく気持ちよいのですが、終わったあとに体だけでなく精神的にも疲れてしまうのでしょうか。なんだかジュニアの子たちが、ものすごく良いボールをガンガン打っていたのに突然にバーンアウトしてやめてしまう気持ちがわかったような気がします。

 おそらく僕は若いときには精神的にはどんなに肉体を酷使してもそのダメージは肉体面だけで済んでいたのに、いまこの年になって精神力が萎えているので肉体だけでなく精神的にもダメージを受けるようになってしまったのだと思います。

 なにごともやはりほどほどが良いのですよね。闇雲に筋肉鍛えて、全身を鞭のようにしならせてガンガン打つような練習に耐えるには強い肉体と共に強い精神力も必要なのですね。これは少しコーチとして良い経験になったと思います。

 あれ、復帰したのは良いけどまったく堅い話で終わっちゃいますね。エロイのを期待していただいた方には申し訳ないですね。じゃあちょっとだけね。

 最近テニスコートで5人の女性から挑発されました。もしかしたらそれは故意にやっているのかも知れないし、まったく本人はそんなつもりはないのかも知れません。

 でも確かにその5人は、僕にその豊かな胸がほぼ露わになるような仕草をしたのです。2人はボールを拾うときにどう考えても僕によく見えるような位置でわざと前屈みになって何度も魅せてくれました。

 そしてもう2人はこれは絶対にわざとだろうと確信しています。なぜならわざわざ僕の前に来て話しかけてから、突然にしゃがみ込んでシューズのヒモを結び直すのです。そしてその時にシャツの胸元から胸のほぼ全体が見えました。ブラジャーはしているのですが、なぜかとてもカップの表面積が小さくておまけに屈むとシャツと共に斜め前方に下がるのでもう乳房がそのまま見えてしまいます。へへへ

 そして最後の一人は今日のマンツーマンレッスンの相手でした。この前は胸は見えなかったけれど、ゴロビンみたいなヒップハングのウェアーで下腹部の上半分とお尻の上半分をたっぷりとご披露してくれました。

 今日もそれを期待していると、暖かくなってアップスーツを脱いだその下にはなんとあのキリレンコが着ているステラ・マッカットニーがデザインした胸の谷間強調ウェアを着ているではありませんかびっくり。もう無理に屈んだりしなくても常にEカップ級の豊かなバストは半分見えています照れちゃう

 こんなオジサンコーチのために、そんな素敵なウエアーを着て来てくれてほんとに涙が出そうでした。でも涙がでるとせっかくのEカップが見えなくなっちゃうから我慢しました。

 来週はどんな姿を見せてくれるのかとても楽しみです。好き
日記 | 投稿者 coach365 00:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

タイムマシンにおねがーい!

天気は良いけど風が強くてテニスにはちょっと不向きな天候でしたが、こんな時に限ってたっぷりとレッスンがあるんですね。朝から晩までびっしりと、まぁ仕事があるのはフリーの身としてはとても有り難いことで文句など口が裂けてもいいません。でも少しばかり疲れました、いやほんとはものすごく疲れて腰もちょっと痛い。冷や汗

 今日は高校3年の女の子でものすごくストロークが良いジュニア選手のレッスンがありました。ボール出しでその恐ろしい音を立ててコートに突き刺さるように飛んでいくショットをみたらとても打ち合う気にならず、申し訳ないけどボール出しとアドバイスのみで済まそうとしました。

 でもボレーが苦手というので、僕がストロークして彼女がボレーで打ち合いしたんですが苦手という意味がわかりませんでした。もう本気で思い切り打ち返さないとたちまち恐怖のパンチボレー攻撃で撃墜です。たぶんあの超グッドなストロークに較べたら少々苦手という意味だったようです。

 毎日々テニスをし続けるとボールを打つときにこういう音がする、と言う見本みたいな良い音がするドフラットなグラウンドストロークはやっぱり受けず仕舞いでした。今度もっと元気でやる気のあるときにレッスン頼まれたらたっぶりとそのミサイルショットを受けて立つから、と心の中で囁きそっと腰をさすりながら帰途につきました。

 あーあ、もう一度高校生に戻ってあんな風にガンガンボールを打ちまくる日々を過ごせたら幸せだろうな、とつくづく思います。時間よ止まれ、そして戻れあの頃へ・・・ラケット黒
日記 | 投稿者 coach365 23:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

遺伝子提供面接テスト

 このまま永遠にこんなに良い天気が続いたらどんなによいでしょう。でも雨が降らなかったら大変ですね。

 だけど若い頃にホームステイしたロスアンジェルスがあるカリフォルニアは、数ヶ月の滞在中に数回しか雨が降りませんでした。それでも大丈夫なのはダムがあるところにはちゃんと雨が降るから水の供給が止まることはないそうです。

 それにあちらは昔から飲み水はミネラルウォーターを飲むので、水道が止まっても飲料水には事欠かないですね。

 さて、こないだ僕の先輩コーチが不倫相手を妊娠させた挙げ句に略奪婚した話しをしましたね。その後にその法的には育ての父として、でも遺伝学的には実の父親として育てた息子さんが実はなかなかのプレイヤーに成長しているんです。

 たまたま、その子の試合を見る機会があったんですがお父さんにそっくりで間違いなく先輩の子供だとあらためて確認しました。筋肉とか骨格とかが似ているので打ち方や動きが似るんでしょうね。

 「自分の子供がもしかしたら他人の子かも知れない?」そんな疑念にとらわれている方は子供に運動させてみましょう。できればテニスが良いですね、あらゆる運動能力や動きが表出するスポーツですから一発で親子判定が可能です。

 速筋繊維が多いタイプは優性遺伝するし、動態視力も優れた親から受け継ぐ場合が多いので自分がスピーディーでミスの少ない優秀なプレイヤーだったらその子も同じように素質があるはずです。

 えっ、「自分はそれと逆の遅筋繊維が多くて、飛んでいくカラスも目で追えないような視力」ですかまいったぁそれならお気の毒ですがお子さんもそういう傾向があるでしょうね。しかし、遺伝子は片方だけからではありませんからね、奥さんがまたはご主人が優秀ならばそれを受け継ぐ確率の方が高いですから大丈夫です。

 能力が優れている方の遺伝子が劣る遺伝子よりも多く受け継がれるのですからね。そう考えると世の中スポーツ選手が持てるのは道理ですね。それにだんだん人間の能力が進歩していくのも納得です。

 あっ、なんですか「うちは夫婦揃ってダメなんだけど、どうしたら良い?」って。それは決まっているじゃありませんか、どちらかが別の優秀なアスリートに遺伝子を託すしかありません。

 でもその場合は奥さんの方がそれをした方が面倒がないですね。だって奥さんのお腹に宿れば法的にも世間的にも問題ないですから。ご主人がよその女性のお腹に遺伝子を託すとあとあと面倒が起こりますから、それは避けた方が良いと思います。

 それとこんなこと言っては何ですが、スポーツ能力の低い亭主を持つ妻が不倫して運動能力が優秀な遺伝子をお腹にもらい受ける割合は非常に高いらしいです。

 だからよくテニススクールの宣伝文句に「お子さんを優秀なテニスプレイヤーにしましょう!」なんて書いてありますよね。

 あれはつまり、「テニススクールに入会して選抜テストを受けて選ばれると優秀なテニスコーチの遺伝子が授かります」ってことです。

 誰がどんな選抜テストを受けるのかって?
もちろん奥さんが受けるんですよ、テニスコーチから彼らがお腹の中に大事な遺伝子を託したくなる相手かどうかのテストをですよワハハ
日記 | 投稿者 coach365 00:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

秋深し、それとも初冬なの

 ウォームアップスーツを着ていても少し動くとすぐに熱くなって、ベンチに脱いで置き忘れてしまうことが多々あります。特に最近のアップスーツは性能が良すぎてすごく保温性が高いので、真冬でもずっと着てはいられないですね。

 しかし、試合前に体を暖めたり冷やさないためのものなのだからテニスしたら当然いらなくなるのは当たり前ですね。
でも、もう少し暖かかくなるけど動いても熱くなりすぎないウェアーが出来ると良いと思います。じっとしていると暖かいけれど、動くと涼しくなるようなウェアーならすごく良いですけれど、無理ですかね。

 今日のナイターではかなり気温が下がってきて、ジャケットは脱ぎましたがパンツはもう穿いたままでした。それと同時にもう指や手のひらが乾燥してひび割れが始まりました。

 これから春になるまでこの指先のひび割れが治ることは例年ありません。ひどいときは親指の横側がぱっくりと割れて痛くて堪らないときがあります。

 いつも今年こそはグローブをはめてやろうと思いながら、つい忘れてしまうのです。あのグローブもあまり快適なものがなかなかなくて困ります。ラケットを持つ時にとても違和感があったりして買っても使わなくなったりします。どうかメーカーの方々には冬用の良いグローブの開発をお願いします。

 夏も暑くて嫌なときがあるけれど、冬の寒さ、特に今日みたいに強風が吹き荒れていると最悪ですね。テニスコーチ受難のシーズンについに突入!って感じですね。アウトドアで真冬も頑張る同士の皆様、この冬も頑張って乗り切りましょうね。でもそのあとには今度は花粉症が待ちかまえている怖~い
日記 | 投稿者 coach365 00:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

古くたって良いことは良いんじゃない?


 いまやフェデラーがテニス新時代の寵児であることは間違いありません。そのフェデラーの打法もまさしく最先端テニステクニックそのものであり、そのエッセンスを少しだけでも自分自身のテニスとスクールのレッスンに取り入れたいと思うのです。

 でも、あのボールがラケットにコンタクトするポイントに目を残すというのは我々テニスコーチはかなり昔からレッスンで言い続けてきました。しかし、ある頃から誰かがテニス雑誌で「ボールをそんなに見続けていたら次のプレーが遅れてしまうし、第一そんな打点でボールがラケットに当たるところなんか見えるもんじゃないよ」と語っていたのを記憶しています。

 それを読んだときに「そんなことはない、我々は初心者や初級者を教えていてボールをよく見ろと教えてその通りにやる人ほどきちんとラケットに当たるようになることを経験で知っているんだ」と思いました。上の雑誌のコメントの主は確かその当時の日本ランキングでは上位にいた現役選手のものだったと思います。

 彼は自分がそういうボールを見ることをあまり自覚せずにやっていたか、もしくは見なくてもきちんとラケットに当てられる才能にあふれていたのでしょう。それとテニス雑誌には時々そういう革新的な指導法を優先するあまり、我々のような古くからテニススクールで教えている者の言うことを否定的に扱うところが見受けられます。

 雑誌も売れないとやってはいけないから時には目新しいセンセーショナルな記事を書く誘惑には勝てないのでしょう。
しかし、そう言うときにとても迷惑するのは我々市井のテニスコーチなのです。テニス雑誌の編集長や責任者の方々には、古いからダメで新しいから良いと決めつけるような経験の浅い新人編集部員の記事をきちんとチェックしていただきたいと思います。

 
日記 | 投稿者 coach365 22:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

アル中はローボレーが下手?

昨日は、テニススクールの土曜日ナイタークラスの皆さんと恒例の懇親会がありました。つまりスクール生とコーチの飲み会ですね。もうこのクラスは10年以上もほとんど同じメンバーで続いているとても希なクラスなんです。

 それだけ続くのは我々がとても気が合うことと、僕の拙いテニスでも心底から信仰してくださるからだと思いとてもン感謝しています。だからこの飲み会のときにはとことんつき合ってしまうのが常なんです。そして昨日も記憶がかすれるほど飲んでしまいました。

 それで今日のレッスンは二日酔い状態でした。でも朝一のクラスには昨日の飲み会参加者の方が2人振り替えで入っていて当然おなじく二日酔いです。そしてそのクラスにはも一人が別の飲み会で二日酔いの方がいました。7人のうち4名が二日酔い、おまけにそのうち一人はそのクラスの担当コーチです。冷や汗

 それで今日の練習メニューはネットプレーでのロブ処理練習です。つまりスマッシュとかハイボレーとかで下がらされてまた素早くネットに詰める繰り返しがメインの練習でした。

 僕はもうそんなネットプレーは無理だと思い、ひたすらボール出しに徹することにしました。それでベースライン側ストローカーの後ろで深めのロブをネットプレイヤーの方に向かって打ち出していました。二日酔いの人たちにはなるべく浅めに、あまりきつくならないようにして出しました。

 ところが、二日酔いのくせに浅く甘いボールだと思い切り打ち込んでくるので一発で決まってしまい練習になりません。それで「なんだ元気なんじゃないの、じゃぁもう少し深く出しちゃうからね!」と言ってサービスライン後方まで下がらないと打てないロブで攻めてみました。

 とたんに空振りするは、脚がもつれて転ぶは、で散々です。それでもなんとか当たるようになってくると練習も充実してきて良い感じです。じゃあサーブからゲーム形式でいきましょうかということで僕も入りました。

 ちょうど二日酔いメンバー4人が揃ってダブルスになったときがありました。もうひどいなんてもんじゃありませんでした。

 サービスとかオーバーヘッド系のショットはなぜか大丈夫なのですが、低めの早いボールがまるでダメ。アルコールはその辺りの空間認知能力に影響するのか?って本気で思っちゃいました悩んじゃう

 足下に早いボールが来ると申し合わせたように空振りして、ボールはラケット下をスルーです。そして4人中3名(幸いその中に僕は入ってません)がバックのハーフボレーをフレームショットして、その自打球が顔面直撃するという珍事が頻発する始末怖~い

 あまり大した怪我もなく終われたから良かったものの、やっぱり体調が悪いときはテニスに限らず激しい運動は控えた方が良いですね。怪我はしなかったけど、一人は買ったばかりのブランドもののメガネを、その自打球直撃で一瞬にしてダメにしちゃいました冷や汗

 僕も普段は得意なバックのローボレーを何度ミスったことかやっちゃったぁ。みんなが嫌がるバック責めがきょうほど僕も骨身にしみたことはありませんでした。元気なときには昼も夜もバック責めは大好きなのに照れちゃう
日記 | 投稿者 coach365 00:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

国境を越えた不倫は5セットマッチ

先日、スクールでのレッスンに振り替えできた生徒さんは金髪美人のアメリカ人でした。あまり日本語が得意ではなくて僕の言っていることがわからずにまわりの人にしきりに尋ねていましたが、そのまわりの人たちも英語は出来ません。

 しかたないので他の人たちがやるのを見てそれをマネしてください、と拙い英語で言って伝えました。それでなんとか見様見真似で彼女は練習して、最後も楽しそうにゲームして満足してもらえました。しかし、ゲーム中に夢中になるとなにやら早口英語でまくしたてるので、理解するのに四苦八苦です。

そんな日本語の下手な金髪美人をみて思い出しました。だいぶ昔の話しですが、たった一人だけアメリカ人の女性、それも人妻と不倫したことがあったことをです。

 きっかけはその女性の子供をテニススクールで教えていたことからでした。アメリカンスクールに通うまだ10歳くらいの娘ととても仲良くなって、その子から家に遊びに来て欲しいと言われて言ったのが始まりです。

 そこの旦那さんは外資系の銀行かなにかの役員だったようで、家に遊びに行ったときに飾ってあった写真でみたらシルベスター・スタローンみたいでした。その奥さんはキャメロン・ディアスとキャリスタ・フロックハートを混ぜてうまくバランスをとったよう顔立ちにものすごい素晴らしい肢体をもつ女の魅力の塊みたいな人でした。

 僕はそれまで日本人以外とはキスしたことはありますが、それ以上の行為は未体験でした。だからそんなハリウッド女優みたいな美人の奥さんと親密になれる自信はありませんでした。第一、英会話は聞き取りはできても女性をくどくような話術の能力は皆無でした。日常会話とか簡単な質疑応答くらいしかできないのです。

 しかしある日、何度かめに遊びにいくと夕食を食べて行くように誘われました。そしてかなり夜遅くまで楽しくワインなんかを飲みながら過ごしました。もちろん片言の英語と身振り手振りで苦労しながらも、だんだんと親密になっていきました。

 そして、奥さんは娘にもう遅いから寝るように言いつけたので、僕も帰ると言うと引き留められました。そして娘を寝かしつけてくるからテレビでも見て待っていてと言われ、酔っていたので「OK,I`ll be waiting for you forever!」なんて陽気に応えていました。でもまさかそのあとにほんとに夜通しエンジョイできとは思っていませんでした。

 でもスタローンに似た旦那さんはニューヨークの本社へ行っていて不在だとは知っていましたが、あんなロッキーみたいな人が突然そこへ帰ってきたらと思うと軽率なことは出来ません。だからそのときはキスくらい絶対にしちゃうぞ!なんて子供じみた誓いをたててはいましたが。

 娘を寝かしつけて戻ってきた奥さんの姿を見たとき、僕は寛いで座っていたソファから10センチくらい飛び上がったと思います。それは彼女が外国のドラマでよくみるようなシャワー後に着る白いバスローブをラフに羽織るようにして
現れたからです。

 しかもかなり丈が短くて白く美しい脚がむき出し、そして胸元からは少しそばかすがありますがこれも透き通るように美しい白い肌の胸の谷間が丸見えです。

 これはたぶん先ほどの彼女の言葉を、僕が聞き間違えたのだと思いました。彼女はもう僕が帰ると思ってシャワーを浴びて寝る準備をしたのだと思い、もう僕は帰った方が良いかと尋ねるととんでもないと言うようにノーと言いながら突然恐い顔して近づいてきてキスしましたびっくり

 ここまで積極的で単刀直入な求愛行動をすることは日本人女性では滅多にないこと、さすがはヤンキーガールと感心しながらキスしているとそのうちに彼女はバスローブをかなぐり捨てて僕の服を脱がし始めました。もう僕の心臓は飲み過ぎたワインの所為もあって最大心拍数の85%くらいいっちゃってました。

 これ以上の詳細については控えさせてもらいますが、そのナイターゲームでのプレイ回数は5セットマッチをフルセットで戦いスコアは7-6、6-4、3-6、4-6、0-6で僕の逆転負けという感じで試合終了時刻は午前6時をまわっていましたへへへ

 しかし、その素敵な奥さんとのアバンチュールはそのときたった一度だけで終わってしまいました。それからすぐに彼女の夫が本国へ戻ることになりあっと言う間に一家で帰国してしまったからです。どうやら彼女はそれを事前に知っていて帰国前に日本での思い出として僕を選んでくれたようでした。

 その後にしばらくして「マディソン郡の橋」という小説が大ヒットしてクリント・イーストウッド主演の映画つくられました。それを見たときに僕は、その晩のことがあの話しのようだったなと思いました。携帯で話しながら歩くキャメロン・ディアスのCMを見ると少し胸がキュンとしてしまいますやっちゃったぁ
日記 | 投稿者 coach365 01:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

雨上がりのレインボーサービス

昨日は晩秋から初冬へ向かいつつある気配を、感じさせるような肌寒さでしたがテニスの猛練習にはベストコンディッションですね。というわけで僕も老骨にむち打ってサービスを特打しました。なぜかというとあるVIP相手のプライベートレッスンで「コーチ、あらゆる種類のサービスを打ち返す練習をしたいのでお願いします」とリクエストされてしまったからです。

 そんなこと言われても最近はもう練習していないので、たぶん打てるのはフラットとスライスとレギュラースピンくらいです。しかしその方は「この前ね試合に出たら相手のサービスがものすごい曲がるんでびっくりしました、全然返せなくて悔しかった、跳ねてから横に曲がるんですよ、ありゃなんですかね?」と仰っていたのでツイストサービスのことでしょうね。

 ということでレッスン前にツイストサービスの調整というわけで打ってみましたよ、きついけど。跳ねるのはオーケーでしたが、横に曲がるのがいまいちなんですね。それで少し打ち込んでみたけど、なかなか曲がらない。

 やっぱり禁断のエビ反りフォームを復活させないとダメかと思い、腰がヤバイなと思いつつ20代の頃のように思い切りエビ反りました。結果は、いやーまだまだ打てるじゃん、アドサイドのサービスエリアのサイドラインの1/3くらいに落ちてはっきりとこちらから見て右へ曲がっているのが確認できましたピース

 そして次の日にレッスンして、各種サービスを存分に堪能していただきVIPは満面の笑みを浮かべて「コーチ、7色のレインボーサービスですね、これだけ打てたら楽しいでしょうね、私は2種類くらいがやっとです、今度はもう一つくらい増やしたいのでサービスの練習おねがいします」と言いました。

 なるほど、7色のレインボーサービスか上手いことを仰るなと思いサービスの種類を数えました。フラット、スライス、レギュラースピン、トップスライス、ハーフスピン、ツイスト、リバース、と確かに7種類でした。

 でもこんなに打ち分けられるのに肝心の試合になると、自分のその技に溺れて自滅するんです。フラットとスピンで調子よく勝っているのに、他のを打ちたくなっていろいろと試し出してやがてプレイに一貫性がなくなってきて崩れる。いわゆる器用貧乏という奴でしょうか。

 サービスに限らず、ストロークやボレーでも同じことをしてポイントを取るという目的にフォーカスできなくてあらゆるテクニックを繰り出すことに固執しだしてプレイに破綻をきたして負ける困った

 そう言えば僕の人生そのものが、あらゆることに興味を持って中途半端に取り組んで挫折するという繰り返しでした。上手くいかないことに耐えられないのは当たり前ですが、上手くいっていることを長く続けるのにも耐えられない。「継続は力なり」ということわざは僕の辞書にはないようですやっちゃったぁ

 結婚も長続きしないし・・・、えっ、それは7色でなくて好色すぎるから!ですか。うーん、そうかも知れない冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 10:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

フルコースランチ、ナイフとフォークは外から?内から?

今日はせっかくシャネラーネェさんの初プライベートレッスンのはずだったのに生憎の雨でした。しかし、午前中に彼女から電話があり、ランチを一緒に食べることになりました。とても美味しい一軒家のレストランがあるのでぜひご馳走させてくださいということでした。

 一軒家のレストランてどういうのかよくわからなかったんですが、つまり住宅地にある普通の民家を改造したレストランと言うことでした。まぁ、普通と言ってもそれはなかり立派な作りで、庭も広くて自分ではなかなか行かれそうもない雰囲気の店でした。

 でもシャネラーネェさんはよくそういうところを利用されているみたいでした。ランチだというのに大層な食器が用意されていて、どれから使うんだ?みたいな感じで少々戸惑いました。あまり高級レストランなどは利用しませんから、あまりどころか誰かの結婚式でもないかぎりそういう料理を食べることはないかも知れません。

 まぁ、店と料理についてはあまり僕の趣味ではないので詳細は語れません。ただ、たまにはこういうところでゆっくりとした食事の時間を過ごすのも悪くはないなと思いました。
相手がまたそういう場所によく似合う女性なので、よけいに堪能できました。

 食事をしながらテニスの話しをしました。それで彼女は10年近く前まではよく試合に出ていたことや、プライベートレッスンを受けていたことを話しました。でもその相手コーチと深い仲だったことはもちろん秘密にしていました。

 途中で彼女は僕にどこかで会った気がすると言いました。思い出すかなと少し気になりましたが、結局おもいだせないようでした。そしてレッスンではとにかく最近になってテニスを再開したばかりだから少しゆっくりと基本的な練習からお願いしたいと頼まれました。

 そして食事を終えてレストランを出て彼女の車で家の近くまで送ってもらいました。さすがは某大手デパートの重役夫人だけあって、セカンドカーとして真っ白なベンツのクーペタイプに乗っていました。そしてその帰りの車のなかで彼女は「コーチはお酒をお飲みになるのかしら?」と尋ねました。「えぇ、まぁ人並みには飲みますけど、Mさんはお好きなんですか?」と僕が聞き返すと「私も普通程度に飲みますけど、やはり雰囲気の良いお店で飲むのが好きなんですの」と応えました。

 そして、この次はレッスンのあとにぜひ良い店があるからそこでご一緒にお酒を飲みましょうと約束して別れました。
どう考えても彼女は、かつての同僚Oと結んだ関係を今度は僕と早急に結ぶつもりであることが感じ取れます。
あまりにも積極的で少し不安な気もしますが、彼女のことはもう10年越しに憧れてきた存在なのでこのまま身を任せてしまおうかと思います。

 この次の次くらいにはもしかしたら、生々しいレポートがお届け出来るかも知れません。裸で縛られて目隠しされて○○○○オですよ好き、えっ、はじめの1回目からそんなことするわけないだろうって?そりゃそうですねよね、でも頼んだらしてくれるかも照れちゃう

 あっ、だけど彼女は今いったい何歳になったんだろ?あの頃に確か○○歳だったから10年後のいまは・・・○○歳!いやーでも自分もこんなトシだからいいや冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 03:15 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコーチに純愛は危険です

気持ちの良い毎日がこれからもずっと続いて欲しいと願う今日この頃です。このくらい気候が良いとほんとに仕事している気がしなくて、なんだか遊びで楽しくテニスしている気分です。えっ、なんですって「元々お前は仕事していないからいつだって天気にかかわらず遊び気分だろうが」ですか、まさにその通りです。でも特に今日みたいな日は仕事した気がしないな。

 さて、キャンプでやられちゃってその後に振られそうになりながらもなんとか勝負ウェアーと気合いの入った化粧で見事に返り咲きしたC子さんが土曜日の今日のレッスンにやってきました。

 先週は僕にも愛想良く挨拶してくれたのですが、後輩のKコーチがしばらく逃げていた言い訳に「○○さんが相手にするなと言ったから」と嘘をついたおかげでひどい扱いを受けそうです。と思っているところに今朝も彼女は磨き上げて輝くようなオーラを振りまきながらやってきました。

 そして僕の顔をみるなり、キッと睨むような視線を投げかけたかと思うと「おはようございますプチ怒りモード」って恐い顔して冷たく言うのです。僕は恐る恐る「おはようございます、C子さん今朝もまた素敵ですね」と愛想を振りまいたんですが、彼女に「そうですか?○○コーチは私のこと悪い女で近づかない方が良いと思ってるんでしょ」と面と向かって言われてしまいました。

 僕は「そんなこと絶対に思っていませんよ、それにKが言ったことは嘘ですから僕は何もあいつに言ってませんよ冷や汗」と必死に訴えました。でも彼女は「もういいんです。Kコーチは考え直してくれましたから、それに先輩に言われて少しの間バカなことして悪かったって謝ってくれましたから」と完全に奴を信じて僕は悪者のまま困った

 (くそー、Kの奴めなんで俺がこんなに彼女に嫌われなきゃならないんだよ、よーし、このままで済むと思うなよ、こうなったら目には目をだな悪だくみ

 僕「あのさ、今日の昼頃に少し時間くれませんか?」
C子「はぁー、なんで私が○○コーチのために時間つくるんですか?」
僕「実はねKのことであなたにどうしても教えておきたいことがあるんだ、あいつのスクールでの女性関係なんだけどね」
C子「えー、彼って他に誰かこのスクールの人と付き合ってるんですか?」
僕「それは今ここでは言えないよ時間もないし、だから聞きたいなら昼休みに時間をつくって」
C子「わかりました、昼休みにどこで待てば良いですか?」
僕「スクールから少し離れた場所から僕に電話して、そうしたら車で迎えにいくからどこかのファミレスに行ってランチを食べながら話すよ、このことは絶対にKには内緒にしてね」

 そして昼休みにC子さんから電話がかかってきて近くのコンビニで待つ彼女を迎えに行って、そのまま強引にモーテルに連れ込んでやっちゃいました。嘘です、ファミレスに行ってKのスクール内女遍歴をあることないこと洗いざらいバラしました。

 これで少しはC子さんも目を覚ますだろうと思い、内心では(へっへっへっえっへんKの奴め俺を言い訳のネタになんかするからこういうことになるんだザマァみろ)と少しにやけていました。

 しかし、彼女は僕に向かって「私べつに気にしません、過去に何があろうと彼が今だれか別の人ともつき合っていてもいいんです、私と会ってくれればそれで満足ですからそれ以上は彼を縛ろうと思いませんから、いろいろと話しを聞かせていただいてありがとうございました、もう帰りますので失礼します」と行ってさっさと立ち上がって出て行ってしまいました。

 うそー、これって純愛じゃないのー、あんないい加減な男にマジで惚れちゃダメだって!女心はわからないとこんなトシになっても驚かされてしまいました怖~い


日記 | 投稿者 coach365 18:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

2度目の再会は恋の始まり

来週からいよいよ寒くなるらしいですが、このところ出かけるときに来ていたウォームアップが昼間はまったく不要で、それを脱いでコートに置き忘れるという繰り返しです。
ひどいときは移動した各コートにジャケット、パンツ、ロングTシャツをそれぞれ置き忘れてしまい、持ってきてくれた各コーチに「ハイ、おじいちゃん、物忘れが多くて困りますね」といって渡される屈辱を味わっています。

 そんな物忘れがひどい僕ですが、一度お会いした美しくて魅力ある女性のことは決して忘れません。そんな部分的な記憶力のおかげで先日、ある女性と再会しました。そしてかつては何事もなくどうすることも出来なかったその方ともしかしたらこれから恋の炎が燃え上がるかも知れません照れちゃう

 僕はいくつかのテニススクールをかけ持ちしていることはお話ししたと思いますが、最近また一つあらたに別のスクールに行き始めました。そこではジュニアクラスも担当することになり小学生の可愛い子供達あいてにレッスンするのが週に1度の楽しみになりました。

 その小学生のクラスに4年生のとても可愛らしい女の子がいます。その娘は可愛いというかまだ9歳か10歳だというのに妙に色気があって、時々みせる大人っぽい女性の仕草や態度はもうりっぱなレディです。髪の毛なんかもすごく奇麗でシャンプーのコマーシャルのチャン・ツィーみたいですし、顔はさすがにまだ化粧はしていませんがこれまた資生堂のコマーシャルに出てきそうな美しさです。

 あれ、だからって僕がその子にどうのこうのというわけではありませんからお間違いなく、いくらなんでもティーンにも足りない娘を相手にするようなロリコンではありません。
 
 2度目のレッスンのとき、その子のおかあさんがコートまで来て練習をみていました。僕がいるコートからそのフェンス越しの母親までは少し離れていて、その方が誰なのかに気づきませんでしたが、そこから娘に向かって何か話しかけたのでその子の親なのだとわかりました。

 そして練習が終わってコートから外に出るとき、その小悪魔ちゃんとならんで歩いていくとそのお母さんが「Eちゃん、楽しかった?」と声をかけてきました。僕はその派手な装いが目立つ美しいお母さんの顔をみて驚きました。

 かつても、そうやってその女性とコートから出るときに再会したことがありました。そのときにコートから一緒に出た相手はその人のご主人でしたが、今回は娘でした。そうです、僕の駄ブログを読み続けている方ならお気づきのことと思いますが、なんとあのシャネラーネェさんなのですびっくり

 ネェさんは僕のことをみても覚えていないようでした。「コーチ、どうも有り難うございました、この子の母のMと申します」と初対面での自己紹介をしてきましたから。
僕はかつて会ったことがあると言おうか迷いましたが、その頃に彼女とつき合っていた友達のことを考慮して言いませんでした。

 それで僕も「○○です、お嬢さんはとてもテニスが楽しそうで教えている僕も楽しいです」と社交辞令。そのあとクラブハウスまで歩きながら、「私もテニスは以前にかなりやっていたのですが娘が生まれてからはやらなくなってしまいました、娘が始めたのでまた私もやろうと思っています」とシャネラーネェさんは話しました。

 そして、僕はいつの時間の何クラスをやっているのか聞かれましたがそこではその日のナイターしかやっていないというと残念そうでした。そして、お友達3人くらいでコートを借りてそこで僕のレッスンを受けることは出来るかと尋ねました。僕はそれがメインの仕事なのでもちろん喜んでお受けしますとこたえました。彼女はそれに乗り気で数日後にお友達と相談して連絡しますから携帯番号を教えてくださいと言いました。

 数日後、彼女から電話があって彼女の友達の都合がつかないのでグループレッスンはしばらく保留にして、自分が一人だけでレッスン受けたいと言ってきました。もちろん僕は喜んでその仕事を引き受けました。そしてその恋の予感のするプライベートレッスンは来週におこないますへへへ

 なんでそんなすぐに「恋の予感のする」なんて言うのかって?それはですね、かつて僕の友達が彼女とつき合うきっかけになったのが実はテニススクール外でのマンツーマンでのプライベートレッスンだったからです。そしてそれだけではありません。つき合いだしてからまもなくして彼女から友達は「プライベートレッスンを頼んだのはテニス目的じゃなくて、あなたと親密になりたかったから」と告白されたのです。

 だからこの前、僕は彼女から電話で一人で受けたいという申し出を聞いたときに心臓の鼓動が高まりました。そしてベッドの上に裸で両手を縛られた自分が、シャネラーネェさんに○○○○オをされている姿を想像して思わずこんな照れちゃうしちゃいました。イシシ
 
日記 | 投稿者 coach365 16:23 | コメント(0)| トラックバック(0)

濡れ衣のセクハラ大魔王

夜になるとかなり涼しくなってきたというか、少し肌寒いといってもよいほどですね。それくらいが思い切り動くのにはちょうど良いのですが、動いたあとはぐったりしてしまうのはトシだから?

 そんな年寄りコーチの僕は若いコーチ仲間からオヤジと呼ばれて親しまれているんだか、バカにされているんだかよくわかりませんがどちらでも相手にしてくれるうちはまあ良いかなと思っています。

 しかし、この前から話している年齢差を超越した一番の悪友であるKコーチはほんとにひどい奴だとあらためて思い知りました。

 この前キャンプで関係を結んでその後に肉体的な不満から避けようとしたC子さんを、ふたたび性懲りもなく誘ってまたしても関係を持ってしまったKなんですが。キャンプから帰ってしばらく彼女のメールも電話も無視したことを詰られて返答に窮したKはあろうことかその理由を僕のせいにしたというのです。

 K「○○さん、彼女から何で連絡しないで逃げてたかとしつこく聞かれたから、実は○○コーチにそうしろと言われたからって言っちゃいましたよ、へへへスマイル
 僕「ナニー?なんで俺の所為にするんだよ、そんなことしたら彼女は俺に対して怒ってるだろが冷や汗
 K「うん、すごく怒ってた、もう二度と○○コーチのクラスには振り替え行かないし、挨拶もしないって言ってた」

  僕「ふざけんなー!プチ怒りモードそれじゃ彼女の友達を紹介してもらえないし、なんか俺がものすごく悪者じゃないか、取り消せ!絶対に取り消せ」
 K「ダメですよ、せっかくそれで上手く納得して仲直りできたんだから、なんか彼女どうやら彼氏とはもう別れる方向で考えてくれるみたいだしピース
  
 僕「バーカ、そんなのはじめから計画的なんだよ、彼氏がいるなんて作り話なんだよ、それでお前の嫉妬心に火をつけて自分に振り向かせる作戦だよ、単純なお前はまんまと引っかかったんだよ」
 K「えー、そんなことないでしょ?うーん、でもあり得なくないな、だってあまりにも簡単にまた僕になびいてきたものな」

 僕「そうだろ、だから絶対に俺の見立てに間違いはないって、しかし、お前さー、またヤッチャッて今度は平気なの?」
 K「うん、彼女の美しさと魅力に気づいたから、もう少しくらい胸が小さいなんて気にしないし、わりと体の相性が良いみたいでこの前は最高だったから目がハート

 僕「あーあ、いいなお前はそうやって美味しいことばかりしてさ、よし俺もスクールの素敵な女を見つけてアタックしよう」
 K「あー、たぶん無理!」
 僕「無理って何が?」

 K「だってC子さん、今度のことで○○さんに仕返しするって、スクールのHPの掲示板に(○○コーチはセクハラ大魔王だからスクール生の若い女性は気をつけて!)って書くって言ってましたから」
 僕「ほんとにお前、殺すぞ!俺もうスクールにいられなくなるかも・・・びっくり校長に読まれたらどうすんだよ怖~い
日記 | 投稿者 coach365 01:40 | コメント(0)| トラックバック(0)

恋のアドバイス、お礼は○P?

このままずっと良い天気が続いて、気温も下がらないでくれたら良いのにと思う今日この頃です。でも、夕暮れはとても早くあっと言う間に暗くなってしまいます。まさに「秋の夜はつるべ落とし」という感じです。えっ、なんだそれって?秋になると夕暮れにまるでつり下げた瓶がストンと落ちるように、暗くなってしまうという古い比喩表現ですよ。

 さて、オチャラケコーチKが一度は逃げようとしたのに相手の粉飾作戦に、見事ひっかかって惚れ直してしまうという意外で呆れた局面を迎えた話しの続きです。

 土曜日のレッスンで輝くように磨き上げてきたC子さんの姿に、思わず引き込まれてしまったKは予想通りにその晩またしても飲みに行ったのでした。

 そして居酒屋で二人きりで話しをしたところ、彼女から予想外の告白をされて事態は急展開を迎えました。それは彼女には彼氏がいて、キャンプとそのあとにしたことは良い思い出として忘れないけれどもう二度とそういうことはしないからと言われてしまったというのです。

 そうなると一度は逃げようなどと考えたKなのに、いまや彼女がとても魅力的でなんとしても失いたくない気持ちが強く芽生えてしまったのでした。でも、その晩は「彼がこの前から疑い始めていてまずいから早く帰るね」という彼女の言葉にやむなくその場は引き下がるしかなくて帰ったそうです。

 そして日曜日の夜にレッスンが終わったあとに僕に相談しにきたのです。
K「○○さん、彼女があんなに奇麗で魅力的なのになんで俺、逃げたりしちゃったんですかね」
僕「そりゃ、お前が要するにさオッパイフェチだからじゃないの、それと女性が化粧を落とした時のギャップに慣れていなかったことだろうな」
K「いや、胸はやっぱり大きくないと困るけど化粧はねぇー、あれだけ奇麗になるなら落としたときのことなんかいいかって気になりましたよ」
僕「そうだろう、胸だってまったくないわけじゃないんだからいいじゃん、期待していた分だけ失望してショックが大きかったんだよ」

 僕「でもさ、どっちにしたって彼氏がいてもう思い出にしましょって言うんだから諦めるしかないだろ」
K「いやだー絶対にいやだー、なんか彼氏がいると聞いたら余計に惜しくなってきた、こうなったらなんとかして奪いとりますよ」

 僕は内心で(あーあ、こいつはほんとにおめでたい奴だな、彼氏がいるなんて作り話に決まってんじゃん、女が自分の商品価値を高めるための常套手段だろが、まあこれも良い経験だし彼女も必死なんだろうから見守るとしよう)と考えていました。

 だからKに「それならさ、彼女に真剣に話してみなよ、彼と別れて俺とつき合って欲しいって」とアドバイスしました。
Kは「でも、そんなことできないって言われそうですよ、俺、あんまりフラレたことないからへこみますよ、ダメだったら」

 僕「何いってんだよ、大丈夫だって、お前のことフルような女は滅多にいないよ、もしはっきり言って断られるのが恐いならさアクションでいけばいいじゃん」
K「アクションってどういうことすか?」
僕「つまり、また飲みにでも誘ってメークラブモードに突入してヤッちゃうんだよ、それで拒否されたらもう諦めな」

 K「なるほど、まだ僕とつき合うつもりがあればそこで彼女は受け入れるということですね、でもそのまま二股かけられたらどうすんすか?」
僕「それはお前の男としての魅力の真価が問われるんじゃないの、その彼氏よりも魅力があればやがてそっちからは離れていくはずだよ」

 K「さすが○○さん、テニス歴より充実した長年の恋愛遍歴は伊達じゃありませんね!」
僕「お前へんなほめ方はよせ、それよりさ彼女とうまくいったらお礼に俺も混ぜて3Pやらせろよ」へへへ
K「○○さんバカでしょ、そんなことするわけないから絶対!」プチ怒りモード

 僕「冗談だよ、でも実はちょっと期待したけど、それならさ彼女の友達を紹介してもらうってのはどうだ?」
K「良い子がいたらね、でも大体は女って絶対に自分よりいい女は紹介しないですよね」
僕「そうなんだよな、でも(類は友を呼ぶ)って言うからな彼女の友達や同僚なんかに綺麗どころがたくさんいそうだよな」

 なんて話しをしているうちに、さっそくKはC子さんにまた会って飲みたい旨のメールを出してみました。しばらくして返事が来ました。結果は僕の予想通り(彼が海外出張に明日からいくのでその間だけならオーケーよ)という見え見えの返事でした。でもKはすっかり騙されていて「会って飲むだけのつもりなんだろうな、拒否されたらやっぱりへこむなぁー」なんて弱気です。

 もう少しこの顛末はリポートしていきます、彼女は果たして僕の思惑通りにKを虜にするのか、それともほんとに彼氏がいてそっちが本命なのか、いったいどっちなんだろう?ビミョー
 
日記 | 投稿者 coach365 18:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

ベテランコーチはプラトニック・ラブがお好き?

ほんとに毎日々良い天気が続いて一年中こんな感じだったら仕事も楽しくなるのにと思いますが、あっと言う間に寒くなるんですよね。でももしかしたら暖冬でこのまま寒くならないかも知れないですね。それはそれで地球環境的にはあまり良くないことですけど、個人的には寒くならないのは有り難いです。

 さて、オチャラケ後輩コーチKくんがキャンプで関係を持ってしまったC子さんをシカトしてから初めてのレッスンに彼女が来たときの話しです。

 バイトコーチがコートに出て体操を始めたときにはまだC子さんは来ていませんでした。僕「彼女、やっぱり怒っていて来ないんじゃないの?もしかしたらこの先もずっとこないかもよ」K「そんなはずありませんよ、だってメールだって電話だって昨日の夜もまだガンガン来てましたから」と二人で話しているところに彼女はやってきました。

 その姿から僕はすぐに「ああ、今朝は2時間くらいかけて髪型を決めてメークも念入りに仕上げてきたな、それにウェアーはアディダスで新調しておまけにシューズもおニューだ」と気づきました。それは当然、Kの気を惹くために一生懸命にやってきたことなのです。

 そして彼女は我々を見つけるととても爽やかで明るい笑顔で「おはようございます、よろしくお願いします」と何事もなかったように挨拶しました。それに対してKがどういう態度をとるかと興味深くみていると、奴は「おはようございます!いやーC子さん、今日はものすごく素敵ですね!」とニタニタして応えています。困った

 明らかににさっきまでの逃避行動を忘れて、彼女の思うつぼにはまっています。その眼は完全に強力なフェロモンにやられて陶酔していました目がハート。自分がなぜ彼女から逃げようとしたかなんてもはや全く微塵も思い出せないようですやっちゃったぁ

 そしてそのあと隣コートでレッスンするKのクラスを時々みると、やたらにC子さんの体に触れるようにべったりと貼り付いている鼻の下が伸びきったオチャラケた奴を何度も目にしましたびっくり。僕はそれを見る度に内心で「あーあ、あれでまた今夜はどこかへ飲みに行って彼女の部屋に行って・・・、あいつあれほどもう二度とヤラナイとか言っていたのにバカなんじゃないか?」とあきれてため息がでてしまいました。

 しかし、確かにそのときのC子さんはとても輝いていました。いくらKが言っていたことが真実だとしても、僕は彼女はとても魅力的で素敵だと思いました。もしまたしても奴がその夜にこの前と同じ思いで逃げるのなら、僕がなんとかして彼女を受け止めようと考えました。

 だって僕は別にもう脱がさなくても良いからです、化粧して服を着て美しいならばそれで十分だからです。素敵な彼女と話したり、食事したり、ドライブにでかけたりするだけで満足ですから。あれっ、僕はもはやそんなプラトニックな恋愛を求める初老の紳士と化してしまったんでしょうか?

 いやいや、実はいつもつき合う前にはそう思うだけで実際に女性を目の前にすると、体の奥底でくすぶっていた種火がメラメラと燃えさかってきて結局は野獣じゃなかった野生の本能が目を覚ましてしまうのでした失礼しました
日記 | 投稿者 coach365 00:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

キャンプの一夜の後始末

天気が良くて爽やかな毎日ですね。テニスするのにこれほど最適な時期はありませんね。でもこんなに良いときはすぐに終わってしまって木枯らしが吹きすさぶまであと少しです。

 さて、この前から話している、キャンプでいけないことをしてしまったオチャラケコーチくんの続きです。今日はそのキャンプで一戦を越えてしまった当の相手がやってくるレッスンの日でした。 

 朝からとても憂鬱そうな顔したオチャラケコーチのOくんでした。O「○○さん、今日のレッスンにC子さん来たらどうしましょう?」僕「どうしますかって、そりゃ普通にレッスンすればいいんじゃないの」O「いや、だってあんなにししつこくメールと電話してきたのに完全無視しちゃったんですよ、なんかレッスン中に言われそうですよ」

 僕「いくらなんでもレッスン中に[私のことヤリ逃げするつもりでしょ、そうはいかないわよ]なんて言わないだろう」O「そんな露骨には言わないけど、そう言う内容のことは言うと思うな」僕「ならさ、いまのうちにメール出してこう書けよ[携帯が壊れていてメールも電話もダメだった、ご免なさい]って、そうしたら今日のところは落ち着くだろ」

 O「でもそれでまたマジにつき合うつもりがあると思われたらヤバイすよ」僕「なんで?、いいじゃんつき合っちゃえば、だいたいそんなにいやがるなら何でキャンプで危ない橋を渡ってヤッチャッタわけ?おまけに帰ってきてからもう一度ヤッてんじゃん」O「あのね、最初は酔っていたのと外で服も脱がずにしたからよくわからなかったんですけど、2度目に彼女の部屋で本腰いれてしたときにわかったんですよ」

 僕「わかったって何が?」O「あれですよ、ああいうのって相性があるじゃないですか、なんていうか体が合う合わないっていうんですか?」僕「ははぁ、わかったつまり脱がせてみたらあまり好みのタイプじゃなかったというわけだ」

 O「そう言うことになりますかね、まず僕は胸が小さいのは絶対にダメなんですよ」僕「えっ、でもC子さんはけっこう胸があるじゃん、こないだ俺のレッスンに振り替え来たときに谷間がよく見えるウェアー着て俺の前でわざと屈んで挑発してたぜ」O「それはねガセですよ、ガセ、彼女ねー特殊なブラジャーして胸があるように見せかけてたんですよ」

 僕「マジ?じゃああの谷間は脇から集めた脂肪を寄せて上げて作ったってわけか」O「そうですよ、騙されましたよね、それに化粧もかなりのテクニシャンですよ、終わってから一緒に風呂に入ったときに驚きましたよ」僕「どうしたの?」O「僕が湯船に浸かっているときに彼女は顔を洗っていたんです、それで洗い終わって、目をつぶって寛いでいた僕の向かい側に入ってきたんです」僕「なんか聞くのが恐い気がする冷や汗

 O「目を開けたら目の前に知らないおばさんがいるんですよ、一瞬ほんとにそう思ってマジであわてましたよ、ヤバイ彼女のお袋がいつの間にか入ってきたのか?って感じで怖~い

 僕「そうか、そういうわけで逃避行動に出たわけか、でも彼女の秘密を知ってしまったからにはもう逃げられないかもな、やっぱり結婚するしかないだろうな、おめでとう!」
O「ほんとにやめてください、そういうの、シャレになんないですから、なんとか切り抜ける手を考えてくださいよ」

 僕「わかったわかった教えてやる、北海道に校長の知り合いのスクールがあって人手が足りなくて困っているらしいよ」O「はあー?それがどうしたんですか」僕「だからお前がそこのスクールに行けばいいんだよ、まさか北海道まではさすがに彼女も追っていかないだろう」O「絶対にイヤですぷんぷん

 そんなこと言っているうちに朝一のレッスンが始まりました。問題の彼女が来るのはそのあとのレッスンですが、さあ、どうなるんでしょうか? つづく

 
日記 | 投稿者 coach365 01:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

若手とベテランの論争?

先週は連休が終わって通常の仕事モードに戻るのに3日かかりました。でも3日目の昨日はとてつもなく忙しくて、逆に連休ののんびりした感覚をすっかり忘れさせてくれました。朝から深夜まで仕事しっぱなしで最後のレッスンではなんか気分が昂揚して、自分でもヘンだと思いながらもやたらにゲラゲラと笑いしながらテニスしてましたビミョー

 そしてレッスンが終わると後輩のお気楽コーチが、いつになくマジな顔して話しかけてきたんです。「○○さん、ストーカーにつきまとわれたことあります?」と聞いてきます。「えっ、何だよいきなり、ストーカーってしつこくつきまとわれるってこと?それほどひどくないけどあるな」と答えると「その相手はどんな人、スクールの人ですか?」と更に尋ねます。

 そこで僕はピーンときました。「お前、ストーカーってキャンプでやっちゃったあの人だろ!」と言うと「そうなんですよー、もうヤバイすよ、朝から晩までメールがすごいし、合間に電話もかかってくるし・・・どうしたらいいですかね?」と言うのです。

 「あー、そりゃもう結婚するしかないだろうな、しないとお前はたぶん刺されるか、もしかしたら相手がリストカットだな」と嚇かすと「マジッすかー!怖~いいや、ほんとにシャレになんないすよあの人」とかなり参ってます。

 「それで、キャンプのあとはどうしたの?」と聞くと「帰りはあっちはバスで僕は自分の車でみんなで帰ったんです、でも解散場所のクラブに戻ったらそこから一緒に帰る約束したんです」僕「それでその日の夜もまた飲んでから、ヤッチャッタわけだ」と冗談のつもりで言うと「そうなんですよ、キャンプの時には外だったんでいまいちだったんですよ、だからもう一度ちゃんとしたところでやり直そうと約束したんです」

 僕「お前なあ、キャンプのときは酔っていましたでまだ言い訳ができるけどさ、そのあとにまた素面でヤッチャッたらもう逃げらんないだろ」後輩「えー、でもあの人は遊んでいそうでそんなしつこくマジにつきまとうとは思わなかったんですよ」僕「いやいや、あの人は一見すこし派手で奇麗だけどわりに身持ちが堅いんだよ、前にナイターに振り替えきたときに飲みに誘ったけどやんわりと断られたからな」

 後輩「やっぱりね、○○さんも狙っていると思ったんだ、じゃー、今度メールが来たら彼女に○○さんがどうしても会いたいと言っていると伝えますから」僕「なんで俺が会うんだよ、彼女はお前に会いたいんだろが」後輩「僕のことで相談があるからと言って会うんです、それで上手く○○さんの手練手管で彼女を落として僕への思いを断ち切るんですよ」
僕「なるほど、それでお前はつきまとわれずに済むし、俺は思いが遂げられるというわけか」後輩「そうそう!」

 僕「バカヤロー、そうそうじゃないよ、それじゃ今度は俺がつきまとわれちゃうじゃないか、第一お前に夢中になった彼女がそんな簡単に俺に鞍替えするはずないじゃん」後輩「やっぱりそうか、そうですよねー僕と○○さんじゃキムタクと渡哲也くらい違うもんね、彼女がキムタクあきらめて渡哲也を選ぶはずないもんな」

 僕「ふざけんな!渡哲也は俺より15歳は上だぞ、それにお前もキムタクよりずっと年上じゃないか」後輩「そうですか?じゃー伊右衛門の本木と三国廉太郎かな」僕「もっと離してどうすんだよ、お前はキムタクっつうより仲居くんだなオチャラケてっから、それで俺は三国廉太郎の息子の佐藤浩市だな」後輩「はぁー、どこがですか?○○さんあの渋さとはほど遠いでしょ」

 もう疲れているのに果てしなく、くだらないトークが深夜まで続いて結局、奴のストーカー対策はなにも進まないのでした。
日記 | 投稿者 coach365 14:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

山寺に隠りたい

この連休中にテニスキャンプや合宿に行かれた方も多いのではないでしょうか。テニスにパーティーにカラオケに大盛り上がりで楽しまれたことでしょう。僕はもうずいぶんそう言うキャンプなどには行っていません。たぶん僕を連れて行くとものすごいトラブルの元になる危険を考慮して、校長が参加させてくれないのだと思います。

 なにせ自分で言うのも何ですが、酒癖は悪いし女癖は悪いしどうしようもないですから・・・やっちゃったぁ。しかし、そんな僕などまだまだかわいいじゃないかという程の、大それた後輩が先日のキャンプで大暴れしたそうです。

 そいつはまだ新人でこの春に入社したばかりで、23歳ですよ。僕のあとを継ごうというだけあって、見かけはモロジャニーズ系です。女性が放っておかないタイプですね。あまりよくわからないんですけど、最近でいうと亀梨なんとかっていうのに「超似てないー?」てジュニアクラスの女子高生が言っていました。

 その亀くんはキャンプに行くとさすがにはじめは新人なので雑用を黙々とこなして真面目に働いていたらしいんです。それが二日目の懇親パーティーでもうしこたま飲まされてしまい、ついに本性を現したようです。

 参加していた20代から30代前半の綺麗どころのオネェさん達はほとんどディープキスされて、なかにはブラウスのなかに手を入れられて胸を揉まれた!?なんていう訴えもありました。でもそんなことをされても彼女たちはちっとも怒るどころか、口では「もうヤメテー、どこ触ってんのよコーチ」なんていいながら実はなんども自ら抱きついていたらしいびっくり

 なにせ、そのキャンプにいったコーチングスタッフ全員があまりモラルなどないタイプで誰もストッパーがいない状況です。若いモテモテコーチに煽らせておいて、うまくおこぼれを頂戴しようなどと甘く不謹慎な妄想を抱きつつ芋焼酎をあおるように飲みまくっていたのでした。

 匿名での投稿ではありますが、一応は我がテニススクールの信用もありますので詳細は書けません。しかし、そんなたわけ者コーチのうち約2名は大事な生徒さんを夜中に外に連れ出してナイトゲームを1セットマッチ(もしかしたら2~3セット)をプレイしてしまったといいますごめんなさい

 いやー、こんなことなら僕もこっそり内緒でボランティアで良いから参加すれば良かったなぁ。と若手の彼らに言うと「あー無理無理、飲みながらね○○さんの話で盛り上がっちゃいましたから」というのです。「何々、どんな話だよ」と尋ねると「あのね、CAの○○さんが○○コーチってちょい悪オヤジって感じよねって言ってた」らしいのです。

 キャビンアテンダント、つまりスッチーの○○さんと言ったらスクールナンバーワンの美女。それを聞いてにわかに期待した僕は次の話しを聞いて撃沈。それはスッチー○○さんがそのあとこう言ったというのです「でもちょい悪オヤジとか言ってるけど、いい年してあんなこと言ってんのは頭がちょい悪オヤジよね」怖~い

 それって、僕のことを指して言っているのか、それとも巷のほんとにそれっぽい人たちのことを言っているのか、果たしてどっちなんだー悩んじゃう
僕は一度も自分のことちょい悪オヤジだなんて思ったことないし意識もしていないんだけど・・・。第一さ、口ではもうトシだなんて言うけれど、ほんとは自分のことまだオヤジとかオジンだなんて思っていないもの。えー、なのにあの憧れのCA嬢にはもはやオヤジにしか見えないのか困った

 なんだか山寺に隠って座禅でも組みたい心境だな・・・まいったぁ
日記 | 投稿者 coach365 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

天気は良いけど秋はやっぱりメランコリック

連休中すごく良い天気が続いて、気持ちの良い毎日でした。世田谷にあるとても広くて草木が豊富な公園にいたら、まるでハワイにでもいるかのような爽快な気持ち良さでした。思わず「明日から仕事するのイヤだなぁー」といつもの怠け病を発症してしまいました。

 しかし、日頃から別にイヤな仕事をしているわけでもなく、むしろその逆の好きなことを仕事にしているのも係わらず「何故なんだろう?」って思います。ストレスもまるでないし、残業も全くないし、こんなに素晴らしい仕事は他にないのにね。

 でも、考えてみるとやはり原因は体が衰えてきている所為だと思います。だから若い頃のようにテニスを思い切りしていることが、いまでは肉体的なストレスなのかも知れません。以前にも書いたけれど僕はあまり自分が動かずにボール出しと口出しだけでレッスンするなんてことは正直いって嫌いです。

 だから疲れていても出来る限り打ち合いに応じているし、練習にも自分が入っていわば生きたボールのやり取りをするようにしています。それが出来なくなったら自分はもう引退するしかないと思ってきました。もしかしたらその時期になりつつあるかも知れませんね。
 
 いや、おそらく心の奥ではもうとっくにそれに気づいているのに自分自身でそのことから目を背けているのかも・・・。
長年やってきたこの素敵な仕事を、潔く辞める覚悟などすぐには決められませんからね。もう少し能力があるコーチならばボール出し口出しレッスンで十分やっていけるのでしょうが、自分は本気でボールを打ち合ってこそのガテンコーチですから。

 なんとかやれるところまでやりますが、テニスコーチを引退する日はそう遠くないでしょうね。テニスも○ックスも引退したらきっとどんどん老化が進んで、アルツハイマーまっしぐらかも?そうなったら忘れん坊将軍と一緒にクラブに入ってのんびりとテニスして暮らしますよ。

 あーあ、なんだかほんとにこの頃、急激に衰えを感じますね。夜遅くなってもあまりエロい気分にもならなくなってしまいましたから。すいませんね、そっちの路線を支持していただいいる方にはこのところすっかりご無沙汰で。冷や汗

 でも秋はねいつも少しメランコリックな状態で低迷するんですよ。もう少し寒くなってきたら逆にまた元気になるから大丈夫です。エッチな話しはもう少し待っていてください。
そのうちにまたあなたのキンセン(琴線)に触れるようなエロい話しを書きますからイシシ
日記 | 投稿者 coach365 02:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

24時間しっかり眼を鍛えよう

テニスするときに、特に速いボールを打つ相手と対戦するとまず真っ先に練習不足を感じるところがあります。それはどこかというと「眼」です。これだけ眼の能力を必要とされるスポーツはテニスをおいて他にはないと思います。

 それだけ眼が重要なんですが、あまりそのトレーニング方法などは知られていないですよね。でも伊達公子選手は鉄道の枕木を眼で追うトレーニングをして、ついには高速で走る電車のなかから1本ずつの枕木を視認できたといいます。それがあってこその世界ランキング第3位の輝かしい成果なのだと思います。

 でもテニスに必要な視力はそうした動態視力だけでなく、深視力だとか、広域周辺視野とかあらゆる眼の能力が要求されるものです。こうしたトレーニングを専門的におこなうところがあるようで、10月9日の読売新聞の朝刊に載っています。

 秋はじっくりと練習するのに良い時期ですからね、少し視力も鍛えながらテニスすると面白いと思います。えっ、フジテレビでこの頃「24」を真夜中にやっていてそれを見てるから眼が真っ赤で昼間が辛いですって?わかります、あれはほんとに見始めたらやめられないですよね。僕もいま眼が真っ赤っかですからやっちゃったぁ
日記 | 投稿者 coach365 23:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

達人への道は「張りたて、開けたて」

昨日の大雨はいったい何だったんでしょうね?天気予報で今日は晴れ間も見られるとは知っていましたが、いやーこんなどピーカン晴れになるとは驚きでした。

 でも、群馬県方面のリゾートへ出かけた友達からは「朝からずっと雨でテニス出来なかった、くそー」というメールが来てました。東京はこんな楽園みたいな晴天だったのにね、わざわざそんな遠いところまででかけなきゃ良かったのにね。

 ところで皆さんはテニスボールをどういう風に使っていますか?缶を開けたらその日だけ使ってもう捨てる?それともフェルトがなくなって坊主みたいになるまで使う?

 ほとんどの人がその中間くらいで、何回か使ってエアが抜けてきた感じになったら捨てる、というところでしょうか。
試合に良く出る達人レベルの人は試合球で練習してその日に使ったら練習後に捨てるようです。テニスコーチも試合に良く出る人はそういう風にする人もいるでしょうが、意外にボールはテニススクールのボールでいつも練習していてわりに無頓着な人が多いようです。

 かくいう僕も以前はスクールのへたったボールばかり打つのでそれに慣れてしまって、たまにニューボールを打つとものすごくすっ飛んでしまうことがありました。でも試合に良く出るようになるととても使い古したボールで練習する気にはならなくなりました。

 張り上げから時間が経過したストリングと、使い古したボールで練習したら試合に出たときに困ります。出来るだけ張り立てのストリングでニューボールを使って練習しておけば、たとえば深さのコントロールなどはとても楽だし安定します。

 ストロークやボレーを打つときに、スクールの古いボールだとかなり余分な力を必要とする場合があります。そのうえストリングも古いとなるともう最悪です。それで調子が掴めてうまく打てるようになっても、それは試合の時とまるで違う状態です。

 コストはかかりますが、やはり良いショットを打って良いプレーをしようと思ったらストリングはこまめに張り替えてボールも常に開けたてのものを使うべきでしょう。こんな単純なことをきちんと実行するだけでも、試合でのパフォーマンスは確実に上がるはずです。次の試合に備えてぜひ「張りたて開けたて」作戦を決行してみましょう。

 達人への道の第一歩はやはりこうした方法で道具を使いこなすことからです。ほらほらそこのあなた、せっかくフェデラーの魔法の杖を使っているのにストリングは半年前からそのままで練習ボールはへこへこじゃないですか。そんなことではいくらフェデラーばりにボール&ラケットのコンタクトポイントを見据えてみても安定性ゼロでしょう?

 明日すぐに張り替えて、古いボールは捨ててニューボールを使いましょうね。ほーらすごく安定して良いポールが打てるでしょう。えっ、フェデラーみたいにテニスが少し簡単に感じてきた!ですか。そうですよ、単純だけど細かいことの積み重ねをきちんとやれば、世界チャンピオンは無理でもいまよりはずっと良くなること請け合いですよ。
日記 | 投稿者 coach365 23:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

魔法の杖に変えます

こんなに雨が降り続くととても心配になります。というのは僕の家のあたりは昔いちどだけ床下浸水して、区役所から救援ボートが来たことがあるからです。そのときは本来は開けておくべき水門を、その前日に浚渫工事した業者が閉めたままにしておいたのが原因でそれがなければ浸水することは無かったと言われました。

 それでその後は一度も浸水事件は起きていません。それでもそのときの恐怖があるので大雨が降るととても不安になります。一方でテニスコーチとしては仕事が休みになるので好きなことができる良い機会でもあります。大雨は浸水が恐いけれど、休みになるのはありがたい、複雑な気持ちの一日増えた連休です。

 フェデラーの魔法の杖をついに買う決意を固めました。でも90は少し辛そうなので、ツアーは断念して95を買うことにしました。打ってみてストリングやテンションのセッティングをしていくつもりですが、はじめはアルパワーを張ってみて試していこうと思います。

 以前にもやはり、P社が1インチロングを出し始めたときにとてもなじめなくてプロスタッフの95を買って使いました。もうそのあとしばらくテニスが楽しくて楽しくて仕方ないという調子の良さでした。今回もそうなってくれるのではなないかと期待しています。

 とにかくこの前ジュニアトーナメントクラスの生徒が放つサービスを、振り遅れて受けた屈辱が忘れられません。ラケットの所為にしたくはないのですが、どう考えてもあれはラケットの所為だと結論に達しました。95の競技ラケットが使えるのもあと数年かもしれないという気持ちもあって思い切って変えてみます。

 感触が良かったら来年はベテラントーナメントに出来るだけ出ます。僕が誰だかわかりませんでしょうが、試合で当たったらどうぞよろしくお願いしますガハハ
日記 | 投稿者 coach365 00:09 | コメント(0)| トラックバック(0)

第6番目の指

 金曜日はたいへんな大雨だそうですよ、10月の一ヶ月間の平均降水量が150mlなのに明日一日で300mlも降るというのですから大変です。しかし、それが過ぎれば連休は天気が急回復するそうですから、大雨で何事もなければ楽しい休みが過ごせそうです。

 ところで話しは突然にかわりますが、皆さんは第六の指を使ってフォアハンドストロークを打っていますか?えっ、何のこと?指は5本だからあり得ない・・・ですか。

 第六の指というのは手のひらの、右利きならば左下に出来るグリップエンドの角が当たってできる硬い豆のことです。
いまのようにレングスが長いラケットがない頃、少しでも遠心力を利かせて打とうとするとグリップエンドを手のひらのなかに入れて持つようになります。それで手のひらの下の方にグリップの角を当ててできるだけ打球点から遠いところを支点にして打つようにすると、やがてそこに硬い豆が出来るというわけです。

 だから、そういう打ち方の人がいまの長いラケットを使うともともと0.25インチロングくらいの状態で打っていたので少し前に流行った1インチロング近い長ラケと同じで使いにくくなってしまうのです。僕もそういうタイプなので、だいぶ慣れてきたのですがいざとなると持て余してしまいます。

 しかし、ことオーバーヘッドに関しては長い方がとても有利で明らかにサービスのスピードは上がります。その半面にリターンでスピードのあるボールをストレートに狙ったりするとほぼ長い分だけ振り遅れてしまいます。それはなんどか打っているうちに少しは改善できるのですが、長年にわたって染みついたレギュラーサイズの長さの感覚を完全に捨て去ることは無理なようです。

 いまの長いラケットを使うジュニアの子供達がどうやってグリップを握っているかちょっと観察してみようと思います。でもその感覚というかセンスは、体をどう使ったらより効果的なボールの打ち方ができるかということに繋がると思います。特にサービスなんかは絶対にグリップエンドを包むように握った方がスピードがでます。大雨がやんだらテニスコートにでかけてぜひ試してみてください。
日記 | 投稿者 coach365 01:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

痛恨!至近距離の生フェデラーを逃す

なんだか最近やたらに忙しくてもう疲労困憊でぐったりです。それで夜は早く寝ようと思いそれなりに睡眠時間は取れているはずなのに、昼間またとても耐え難い眠気に襲われてしまうんです。これって老化現象なんでしょうか?

 そして忘れ物も多くてほぼ3日に一回ずつくらいの頻度で携帯電話を家に置き忘れます。そういうときに限って重要な用件での連絡があるのはお約束のようです。マーフィーの法則というやつでしょうかね。

 というわけで、この前お話ししたフェデラーの練習コート来訪についての情報を置き忘れた携帯電話のメールで確認したのはその練習が終わった日の夜でした。

 「極秘情報!○○さん、フェデラーが来ます!2時間たっぷりと生で近くで見られますよ」って言うメールを見たときの虚しさといったら・・・まいったぁ

 でもまた明日も雨だからもしかしたらやってきてくれるかも知れない。明日は絶対に携帯を忘れないぞ、っていうか大丈夫だ明日の仕事はその当の第2練習会場だから。うっ、あまりその辺を書くと素性がバレル。まずいまずい・・・。
えっ、「誰もお前の素性なんか知りたくないよ」って、そうですよね。
日記 | 投稿者 coach365 01:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコーチの脅威はオゾン層破壊とテニスボール?

雨が降るんだか降らないんだか、よくわからない空模様です。でも今日のニュースで見た「オゾン層の状態が最悪」という記事を考えると、あまり晴れて欲しくはないですね。だけど紫外線は曇っていても地上に降り注いでいるらしいから、晴天でなくても有害な紫外線量には変わりないのでしょうか?

 テニスコーチを長年アウトドアで続けている人が皮膚癌にかかる率が高い、という話しはまだ聞きませんね。もしかしたら真夏の暑い太陽の下でテニスコーチするような人はメラニン色素がめちゃくちゃ多くて大丈夫なのかもしれません。

 しかし、紫外線の害には強くてもインドアコートに浮遊する有害物質には勝てないようです。とくにテニスボールのフェルトが良くないようです。インドアのコーチはあのフェルトの毛クズを大量に吸い込んでいるために気管支に障害を受けている人が多いと言います。

 そして最近、長くインドアに勤務した中年のコーチたちが肺ガンで亡くなるという症例がいくつか見られます。あのフェルトにはどうやら発ガン性物質が含まれているようです。そういえばスクールのボールを交換するときに大量の新品ボール缶を開けるとものすごく揮発性の気分が悪くなる匂いがします

 そして自分の車にレッスン用に大量の新しいボールを積んでいるときにも長く運転しているとひどい頭痛がしてきます。おそらくかなり人体に悪影響な物質が含有されているのだと思います。食品でないし、本来は通気性のよいアウトドアで使用することを前提に作られているのであまりそういう人体への影響などは考慮せずに製造されているのでしょう。

 でもこれだけインドアのコートが増えてきた現在、一度あのボールのフェルトについてきちんと調査してもらいたいと思います。そしてもしも有害な物質が検知されたなら速やかに改善してもらうべきです。

 あれっ、珍しくこんなにくそまじめな提言風な話しでまとまってしまったびっくり。まぁたまにはいいですよねにっこり
日記 | 投稿者 coach365 14:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

オジサンは長いのが苦手!

この前は虎の穴と呼ばれる大人の男子トーナメントクラスの代行レッスンして、なんとか打ち合いに応じることができて「まだまだいけるじゃん」なんて気をよくしていました。
しかし、昨日ジュニアのトーナメントクラスの生徒と練習する機会がありこのときはもう散々でした。

 いつもというかここ何年もホームコートはオムニコートなんですが、そのときのコートサーフェースが球足が速いハードコートだったのもあってもうひどかった。それと自分ではもうかなり使いこなせてきたと思ったラケットがまだなじめていないのか、それとももしかしたらあっていない気がしました。

 速いボールを打つと、少し長いラケットだとどうしてもセンターで捉えられないのですよ。ひどいときはフレームショットしたり、それにほんの少し長いだけなのに完全にもてあましているのが自分でわかります。最近は調子が良くて気に入っていたのにまたまた苦悩の日々です。

 これはやはりレギュラーレングスのフェデラーの魔法の杖を使うしかないですね。でもまだメーカーに在庫あるかな?
日記 | 投稿者 coach365 00:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

フェデラーの魔法の杖が欲しいよね

フェデラーの練習風景を少し見ましたが、すごいオーラが全身を包んでいますね。そしてあのいとも簡単に打つグラウンドストロークのスピン、安定性、そしてコントロールの素晴らしさ!思わず、「やっぱりn six-one Tourは買っておくべかな?」と真剣に考えてしまいました。

 たぶんこのジャパンオープンのせいで、NSoneツアーがまた大いに売れ出すことでしょう。なくなる前に早めに買っておこうかな、でも僕は一応はPの契約コーチだからな・・・。買っても大きな試合には使えないよな、メーカーの営業が見てるかも知れないし、でも欲しいなぁ。

 そうだ、この際だから契約を変えれば良いんじゃないか?
でもウィルソンはウェアが別会社でもらえないのと、シューズがいまいちだからな。えっ何、ウィルソンもウエアーを扱い始めたって、それにシューズもかなり良くなってきただって!

 そうか、それならば問題ないな。でもそんなに簡単に契約変えることができるかな?女性遍歴は頻繁でもラケット遍歴はとても貞淑にやってきたからな。なんだかドキドキするな他のメーカーのラケットに切り替えるなんて考えると。でも楽しみだな、NSOツアーを使ったら僕もベテラン選手権でどんどん優勝しちゃうかも?

 ジャパンオープンを見に行くと、たぶん皆がこんな風に考えてしまうんだろうなきっとビミョー
日記 | 投稿者 coach365 01:13 | コメント(0)| トラックバック(1)

やっぱ生がいいよね、フェデラーは!

ジャパンオープンにフェデラーがほんとに来てくれましたね。会場の有明で間近に見たコーチが「超かっこよかったですよ、あれは絶対に見に行かなきゃ損です!」といいました。そりゃ見に行きたいけど、もう良い席はチケットは完売だし当日券の自由席じゃよく見えないだろうし。でも少し遠くからでも生フェデラーをこの目で見ておくかとも思います。

 しかし、今日からしばらく雨が続くようなのでもしかしたら室内の練習コートでフェデラーが見られるかも?数年前にやはりジャパンオープン開催中に雨が続いたときに、シャラポワを初めとして蒼々たる選手たちが都内某コートで練習してるのに遭遇したことがあります。シャラポワがあまりにも大きくて奇麗だったことにとても衝撃を受けました。

 だから今回も、もしかしたらそのコートにフェデラーが来るかも知れません。「来る」という情報が入ったらすぐに連絡するように現地のスパイコーチに言い含めてあるので抜かりはありません。えっ、「そうしたら教えて欲しい」ですか?イヤーすいません僕のこんなブログを読んでくださる方のために教えて差し上げたいのですが、万が一そのせいで現地にて何かトラブルが起きるといけないのでご勘弁ください。

 あれっ、早速スパイから連絡メールが携帯に入ってきた。何々?「フェデラー来場情報、○日午○○○時より2時間練習予定!?」ほんとかぁー?えっなにー「極秘情報配信メールのデモンストレーションです、こんな感じで出しますからよろしくです」だとプチ怒りモード
そんな練習してないで、新米コーチは未熟なボール出しの練習でもしてろぷんぷんまったく最近の若い奴ときたらもう・・・、あっついオヤジの素が出てしまいました。

 しかし、ほんとにフェデラーに会えるかなぁー、シャラポワのときに握手してボーとしてしまって写真撮り忘れたからこんどこそ並んで記念写真をとるぞ!必ず。
日記 | 投稿者 coach365 18:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニススクールでは喜怒哀楽をはっきりしてね!

長いことテニスコーチをしているとたくさんの人々に出会います。他にも多くの人々と接する仕事はあるでしょうが、テニスコートでボールを打ったり走り回ったりする、素顔の一面をみられるのは我々だけではないでしょうか?

 会社や役所ではかなりのお偉いさんで、少し堅くて恐い表情の方でもテニスコートに来てボールを打つうちにリラックスして楽しそうな笑顔になります。そして僕はレッスンしていて最後までまるで笑顔を見せないような方が、いちばん苦手です。

 でもどんなに無表情や恐い顔した方でも、何かのきっかけで思いがけず笑顔を見せてくれることが必ずあります。そして一度でもそういう素晴らしい笑顔を見せてくれたならば、それからしばらくはまた元の恐い顔に戻っても大丈夫です。「よし、またテニスの楽しさを思い切り味わってもらって笑顔をみせてもらうぞ」という気になります。

 高齢者の方で軽い認知症が始まっているような場合、ほんとにこちらが泣きたくなるほど無表情で無反応なことがあります。しかし、そのような方でもなんとかテニスを楽しんでもらおうと努力すると、それが伝わって少しずつ笑顔をみせてくれるようになることも最近わかりました。

 しかし、その一方では低学年のジュニアの頃はとても明るくて素直だった子が、思春期を迎えるとまるで別人のように無表情で愛想も何もなくなってしまうことがよくあります。
そして、そういう子の笑顔を取り戻す方が認知症の高齢者の場合よりも難しかったりするのです。

 最近、中高生の無軌道な行動が目立ちます。そしてそんな子供達に共通しているのはなぜか「以前は明るくて素直で良い子だった」と言うものです。もしかしたら、子供の頃に大人に気に入られような好ましい態度は元々つくられたものだったのかも知れません。何らかの理由でそういう風にしないと無事に暮らせないような事情があったのかも知れないのです。

 親が過度に厳しすぎたり、冷酷で無表情な態度で子供に接しているから子供は何とかして優しくしてもらいたくて精一杯の笑顔と愛想の良さを身につける。それがやがて親の保護を必要としない年齢になると一変してしまう。そしてそれまで一生懸命に作り笑いや愛想良くしてきた反動でその逆の行動に突き進む。

 幼い子供って本来は警戒心が強くてあまり社交性などは持ち合わせていないのが当たり前です。だから普通の子供達は徐々にうち解けていくようになり、思春期になるとかなり大人としての社会性のある友好的な態度で人と接するようになるものです。

 まあ、だけど人間にはいろいろとありますからね。なかにはほんとに子供の時からずっと社交性抜群の子もいればその逆もいます。テニスコーチとしては社交性のある人の方が大人でも子供でも教えやすいし、一生懸命に面倒を見てあげようという気になるのは間違いないですね。認知症の高齢者は仕方ありませんが、そうでない方でニコリともしないような方には正直な気持ちとして「あんた!なんでテニススクールに入ったんだ?人間ならばもう少し喜怒哀楽をはっきりしろ!」と言いたいところです失礼しました
日記 | 投稿者 coach365 01:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

我、敢えて苦ラケの道をいく

午前中の最初だけレッスンできてそのあとはひどい雷雨でした。かと思うと午後2時過ぎにはすっかり上がって晴れ間も少し見えていて、妙な天気です。もしかしたら、今日から本格的にスタートする安倍内閣のこれからを暗示しているのでしょうか?新総理は少しテニスをされるようなので、何かテニス界に福音をもたらすようなことがあればよいですね。

 今日の午前のわずかな間にボールを打っていて思いました「このごろほんとに久しぶりにボールを打つのが楽しいし、とても安定して打てるなぁー」と。ではなぜそう思うようになったのかと考えると、少し前まで使っていたラケットもいまのもメーカーからいただいたモノです。この前まで使っていたハリアーというのも気に入ってはいたのですが、いま考えてみるとラケットにあわせてスィングを調整して打っていたと思います。

 それがいま使っているOスリーツアーだと、調整する必要はなく思い切り振っていけます。調整というのは、つまり飛びすぎないように振りの大きさやスイングスピードを抑えて打つと言うことです。当然そんな状態ではベストショットは望めません。いわば楽に飛んでいってしまうので工夫しようがないという状態です。だからあまり面白くなくなってしまうんでしょうね。

 それがいまのモデルにしてからは、しっかりとした打ち方、肩を入れるとか、後ろから前への大きな振り抜きとかをしないとボールに勢いが付かないことがはっきりとわかります。ストロークの打ち方のどこかが足りないとか、違っているとその通りにしかボールが飛びません。いってみれば僕が打つときにおこなったことを正確に結果として表してくれるバロメーターのようなラケットと言えます。
 
 メーカーからいただいているのであまり悪くは言えませんが、この前までもらっていたラケットはどうも合わないモノばかりでした。ずいぶん長いことそういう「すっ飛んでしまう」モデルばかりを使わされてきたので合っていないことがよくわからなくなっていたと思います。

 ジュニアの子供達にはラケットを選ぶときに「最初から簡単にボールが飛ぶようなモデルは使わないで、飛ばすのに苦労して努力が必要なものを選びなさい」と言っています。でもそれはジュニアに限らず、まだまだ練習してストロークの技術や威力のレベルアップを望むプレーヤーならば共通のことなのではないかと思います。
 
日記 | 投稿者 coach365 15:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

将軍様のお気に入りはエージレスマダム

久しぶりに忘れん坊将軍登場です。しかし、最近テニスの練習がテニス上達だけでなくアルツハイマー治療にも効果を発揮してきたようです。そのためにもう以前ほど爆笑ものの呆けをかますことがなくなってしまい、嬉しい半面すこしだけ淋しい気がします。

 それでもまだまだ時々はすごいボケを披露してくれる将軍様でした。それは先週のレッスンのことでした。秋だというのにまたまた少し暑くなってきて、レッスン中にかなり汗をかきました。ゲーム形式で練習していた将軍吉宗公は、途中で「コーチ、飲み物を買ってきていいですか?」と言いました。「ついでにトイレにも行ってくるので少し時間かかるるから私の順番は飛ばしといてください」と言い残して、クラブハウスへ走って行きました。

 そしてそのあとゲーム形式の練習で2回ほど将軍の順番を飛ばして、もう3回目になってしまいました。それでも戻らないので少し心配になり、その練習は終えて皆さんがボールを拾っている間に将軍様の様子を見に行きました。

 すると吉宗公はクラブハウスの休憩室に座って、テレビをみているのです。僕はそばに駆け寄り「Hさん、何しているんですか?まだレッスン終わってませんよ!」と声をかけました。すると将軍は驚いたような顔で僕を見て「あっ、そうだったそうだった、テニスしていたんだった、トイレに入ったら忘れちゃったな」と言って立ち上がりました。

 「えっ、Hさん、テニスしていたこと忘れちゃったんですか?」冷や汗と思わず僕が言うと、将軍は「トイレ行って出てきたらね、テレビに久美子ちゃんが出ていたからつい見ちゃったんだね、それですっかりテニスのことは忘れちゃったよ、ハッハッハッハァーワハハ」だそうです。

 ちなみに久美子ちゃんというのは若いアイドルとかではありませんよ、TBSのはなまる司会者の岡江久美子のことです。将軍様はその久美子ちゃんがことのほかお気に入りのようで、彼女がテレビにでているともうテニスなんか忘れてしまうほど夢中で見入ってしまうのでしたびっくり

 しかし、トイレ行く前のHさんはとても楽しそうにテニスしていて、どう考えてもわずか3分くらいコート離れただけで忘れるとは信じられないんですけどね。でも少し前のHさんだったらそういうことがあっても驚かなかったかも知れません。だってなんてったって忘れん坊将軍ですからね!そのあとにコートへ戻ってまた大騒ぎ!将軍様のラケットがなくなってしまったからです。

 でもそういえばHさんはトイレに走っていくときにラケットを握りしめていたような気がしたので、僕はトイレへ見に行ってみました。そうすると・・・、小便器の前にある窓枠にちゃんとHさんのラケットが横にして置かれていましたまいったぁ

 
日記 | 投稿者 coach365 02:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

たまには、ちょっと飛躍しちゃう話

 僕は所属しているテニススクール以外でも貸しコートでレッスンしたりしています。そんな時々借りている中学校のテニスコートの後ろに、最近になって壁打ち施設が作られました。そこのテニス部の学生が練習するためだと思います。

 壁打ちといえば僕がテニスを始めた頃にはとても盛んにおこなわれていました。駒沢公園の球技場横の壁打ちがとくに人気で僕もそこで朝から晩まで飽きるほどやりました。そしてそのときにグラウンドストロークの基礎が出来上がったと思います。いまでもロングラリーよりもボレーヤーあいての打ち合いのほうが打ちやすいのは、その頃の壁打ち練習の名残だと思います。

 石黒修さんや神和住純さんの教本を頼りにグリップや打ち方を試行錯誤しながら毎日、何時間も壁に向かってボールを打ち続けました。初めはまったく打てなくて何十回やっても2球目の跳ね返ってきたボールを打てなかったバックハンド。でもやがて2回続き、3回続き、4回続きとほんとに牛歩のようでしたがバカのように毎日々、朝から暗くなるまで打ち続けていたらいつの間にかフォアハンドよりも得意なショットになってしまいました。

 スクールの生徒さんやテニス関連の掲示板でよくバックハンドが苦手でどうすれば良いですかという質問があります。
どうすれば良いですかって?とにかくひたすら打つしかないでしょう!ほんとに何千球も何万球も打ってみてそれでもダメだったという上での話しならば別ですが、人に聞いてそれで上手くなるほどテニスは簡単では無いと思います。テニスコーチがそんなこと言ってどうするんだ?と言う気もしますが、コーチはテニスが上手くなる魔法や虎の巻を知っているわけではありません。

 「何千球も何万球も打っているのに少しだけグリップが違うとか、振り方がどうしても少し違う」という方ならば、時にはたった一言のアドバイスでたちまち打てるようになることもあります。でもまだ大した数も打っていないのに、すぐに人に聞いてなんとかしようとするような人はたとえその場で一時は良くなることもあるかも知れませんが長続きはしないでしょう。

 テニスに限らず物事は自分で努力してこそモノになるのだと思います。安易に得たものはすぐに失われます。だからコーチとしては、できるだけ生徒さん自身で考えて努力して身につけられるような練習環境を提供するのが一番の仕事ではないかと考えます。試合に出て戦いながら考えなければいけないのはその本人なのですから、練習で言葉責めするようなことはどうかなと思います。

 壁打ちコートに向かって黙々とボールを打ち続ける生徒。そしてそれを黙って見守るコーチ。生徒が一生懸命に試行錯誤しながら打ち続けていながらどうしても上手くいかないとき、そしてそれを放っておくと好ましくない形に向かいそうなとき。そういうときのみ必要最低限ながら的確なアドバイスを与える。それが僕の理想のテニスコーチというものです。

 でも理想は理想で、現実とは必ずしも一致しないのが世の常です。だから僕はテニススクールでやたらに大きな声出してしまいます。「○○さーん、もっと速くラケット準備して」とか「○○くん、振り抜きをもっと上に大きくして!」なんて感じで。言わないとテニススクールらしくないと思っちゃうし、生徒さんも「あのコーチは何も言ってくれないし、なんだか無口で暗いわ」ってことになりそうですからね。

 どうも最近はテレビの芸人といわれる人々の影響なのか、やたらに賑やかで騒々しいのが主流ですね。貸しコートに来ている大学のサークルの声出しの異常さには、ほとほと迷惑しています。なんだかあれを見ているとタチの悪い宗教団体に近い薄気味悪さを感じます。宗教団体に限らず、人間て上下関係がはっきりした集団に所属すると総じて悪しき一団と化してしまうようです。

 より数の多い集団の意見が尊重される民主主義はほんとに最良かつ唯一無二のシステムなのでしょうか?あれっ、なんでこんな話しになったのかな?ほんとに飛躍しすぎた冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 01:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

トレーニング前はエアロビで心拍数をあげよう

昨日の「テニスの日」にはテニスをしましたか?僕はいつもと変わらずにレッスンしたのですが、テニスの日だというのになんだが体調が悪くてミスが多かったです。そして今日は信じられないことに太脚あたりに筋肉痛を感じます。

 毎日テニスしているのにどうして?と思いますが、理由を考えるとひとつだけ思い当たることがあります。それは午前中にテニスの日のイベントがあり、そのなかでエアロビをやったことです。いつもは普通のストレッチや回旋運動の準備体操なんですが、イベントということで特別に音楽に合わせてエアロビをやったんです。

 女性インストラクターの動きをまねてだんだんとハードになっていくエアロビをたっぷり10分くらいやると汗びっしょりでした。あまり普段つかわないような筋肉をそのときに使ったので筋肉痛になってしまったのでしょうね。しかし、あのエアロビを本当はもっと長く30分以上はやるものらしいです。よく我々が真夏にレッスンすることに対して「いやー、ほんとによくこの暑さのなかで数時間もテニスできますよね」と感心されますが、エアロビのインストラクターさんにはそれと同じ気持ちを抱きました。

 ところで、そのインストラクターの女性が素敵なオネェさんでそれがハードなエアロビ体操に参加した理由なんですね。イシシとても美人でスタイル抜群、そして性格も明るくてもう一目惚れしてしまいました。目がハート

 それで支配人にこう進言しました、「これからは普段の準備体操にもエアロビを取り入れましょうよ」と。すると「なんで?わかった、あのキレイなオネェさんに教わりたいからそんなこと言ってるんだろう」とこちらの心のなかがまるで読めるかのような鋭い指摘冷や汗

 「いや、そんなことじゃないですよ、エアロビで心拍数を高めてからテニスしたほうがトレーニング効果が高いからですよ」なんてわけのわからんこといったら、「そうか、じゃー体操あとのランニングをもっと周回数を増やすか?」と言われてしまいました。

 と言うわけで、とんだやぶ蛇で僕のせいで体操担当のコーチは、いままで2周だったのがこれからは体操後に4周ランニングを課せられることになってしまいましたあれー?
日記 | 投稿者 coach365 16:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

加齢なる空射ち!

久しぶりにナイターで虎の穴に入りました、虎の穴と言うのは男子トーナメントクラスのことです。5年くらい前までは僕も担当していたのですが、もうトシで体もきついしナイターではボールがよく見えなくなったので撤退しました。

 今日は今の担当コーチが用事があって休みで他に誰もいなくて仕方なくこの老いぼれが急遽ピンチヒッターということになったわけです。まあ、たまにはいいかなと思って入ってみたらすごい人がたくさんいるんですよ。それに以前よりもまたラケットが良くなっていてスピードもアップしているし。

 それでもストロークの打ち合いは問題なし、というかそれだけは一応はコーチの面目を保てました。なにせ最近やっと巡り会ったラケットとストリング、そして進化した打法のおかげで体育会テニス部出身者が何人もいるそのクラスでもうち負けずに通せましたから。イヤ、もしかしたらみんな気を遣ってくれたのでしょうか?冷や汗

 問題はボレーなんですよ、昼間だったらそのレベルの人たち相手ならむしろボレーは楽なんですよ。打ち返すパワーは相手のボールがくれるわけですからね。でもそれはボールがよく見えている状態での話しですから、ナイター照明の下で彼らの高速ボールをしっかり捉えるのは衰えた視力ではもはや難しい。

 それにナイターのレッスン自体いまはとてもやることが少ないので、目が慣れていないんでしょうね。少し横に遠くて速いボールを打たれるとほんとにバウンドするまでほとんど見えないんですからびっくり

 というわけで、ボレーVSストローク練習のときなんかストロークでは生き生きしているのにそこで下手に勝ってネット側に行くとボロボロやっちゃったぁ。そして同じ理由でサービスでは虎のようなのに、レシーブにまわるとウサギ男に変身です。テニスは脚が大切だと言いますが、もしかしたらそれ以上に目が大切かも知れないと思いました。だって脚力があったって肝心のボールがよく見えなきゃどうしようもないものね。

 肉体の衰えは少しでも遅らせることは出来るかも知れませが、視力の衰えはどうしようもないなと思います。もっと未来になったらきっとこれも解決する手だてが見つかるんでしょうけど今のところ無理でしょうね。

 この前は心臓発作の恐怖で年齢のことを強く意識させられ、今晩はナイターでの目の見えにくさでまた強く意識しました。ああ、いやだな~年を取るのはやっぱり悲しくて辛いことなんでしょうかねまいったぁ

 でももう一つのナイターではまだまだ大活躍していますから、そっちでは相手も衰えている場合があるから視力はよくない方がかえってよいかも知れません。えっ、なんの話しかって?○ッ○スですよ、目がよく見えない方がそろそろ目立ち始めた相手のシワやたるんだオ○○○が見えなくて好都合だというわけです。

 しかし、コーチ仲間の間でもボレーの名手と呼ばれた僕もいまやナイターでは空振り寸前、するといまにあっちのナイターでも空射ちしちゃうんでしょうか?うわっ、空射ちってもうセイ子ちゃんが一滴も出ないってこと?怖~いでもそうすると避妊する必要がなくなるからいいかも・・・なわきゃないよ失礼しましたう~んあれってセイ子が出なくなってもちゃんと勃つのかな?

 
日記 | 投稿者 coach365 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスの日にはテニスをしましょう

数日前にバーベキューでしこたま飲んだあとにテニスして心臓麻痺をおこしそうになった話しをしましたね。あのときはアルコールが影響して鼓動が激しくなっただけだと思っていました。でも最近そういえばなんとなく息切れとか動悸を感じることが多くなったことに気づきました。

 ついさっきも少し離れたところにあるコートでのレッスンに遅れそうになって、あわてて走って行ったらそのあとの体操中に息苦しくて声がだせなくなりました。そしてレッスン中にゲーム形式で練習していて、しつこく何度もロブを左右に打たれて走り回るハメになりました。するとそのあとにもやはりひどい動悸でしばらく声が出ない冷や汗

 これはどうしてしまったんだ?もう僕は年齢的にこういう走り回るようなレッスンは無理なのか。と考えてしまいました。疲れるからもっとボール出し練習を多くして、ゲーム形式も自分は入らずに生徒さん同士で打ち合ってもらう形をとれば負担は減ります。実際にベテランコーチの多くはそう言う形でのレッスンが多いでしょう。

でも僕は体が動く間はこうしてコートを一緒に走り回ってレッスンしたいのです。もしそれが出来なくなったら・・・。
いっそやめてしまった方が良いだろうな、と思う気持ちとこんなに長くつづけて来たんだ死ぬまでコートに立っているぞ、と言う気持ちも大いにあります。

 明日は「テニスの日」ですね、出来るだけひとりでも多くの方にテニスをしてもらいたいとの趣旨でこの日を創立されたことと思います。あまり勝ったの負けたのと騒がずにアマチュアプレイヤーとして思う存分にテニスを楽しみましょう。テニスの日万歳!
日記 | 投稿者 coach365 13:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

雄叫びオジサン現る

週末の午前のクラスに、ものすごく大声で叫びながらボールを打つおじさんがいます。僕はその人の癖なのだろうと思っていましたがどうやら違いました。以前にその人が僕のクラスに振り替えで来たときにあまりにも大きな声で叫ぶので我慢できずに一言、注意しました。それからはそのおじさんは僕のクラスには振り替えに来なくなりました。

 ところが最近なぜかよく振り替えに来るようになりました。そしてあれほど僕が注意して禁じたはずの大声で叫びながらボールを打つのです。いったいどうしてなのか?その答えは同じく僕のそのクラスにレギュラーとして新しく入った若い女性の存在があったのです。

 そうなんですよ、そのおじさんは若い女性が大好きで(嫌いな人は少ないと思うけど)、そういう女性がいるクラスを見つけると振り替えに入るのです。そしてなんとかかっこいいところを見せようというつもりなのか、その大声を出してボールを打つのです。困った

 この前その若い女性から「コーチ、○○さん(そのオジサン)から良くメールが来るんですよ、あの人はどういう人なんですか?」と相談されました。「えっ、何でアドレスを教えちゃったんですか」と言うと最初は普通の人だと思ったので教えてくれと言われて断りづらくてつい教えてしまったというのです。まいったぁ

 で、メールの内容はというと大したことは書いていないそうですがあまり気持ちの良いものではないとのこと。そりゃそうですよね、そのオジサンはもう60歳近いと思うんですよ、そんなオジサンから20代半ばの女性がメールもらっても嬉しくもなんともないどころかキモイだけだそうです。

 そしてそのオジサンはその女性だけでなくスクールの他のめぼしい若い女の子をつかまえてはアドレスを聞き出してメールを出しまくっているというではありませんか失礼しました

 まったくしょうがないとしか言いようがありませんが、いまのところ何も害があるわけではないので放っておくしかありません。しかし、あの大声は横でレッスンしていて隣にいるときでもすごく耳障りで不快の極みです。

 そういえばそのオジサンの顔が誰かに似ているなと思い考えてみました。するとそれは、子供の頃に近くの商店街を練り歩くチンドン屋の先頭で太鼓を叩いていたオジサンだと気づきました。

 僕はそのチンドン屋があまり、というか大嫌いでした。だって時代錯誤的な音色がとても不快で耳障りでしたから。あれっ、あのイヤなチンドン屋の騒音とスクールのオジサンの叫び声、そしてその二人の顔はとてもそっくり?

 もしかしてあの子供の頃のチンドン屋のオジサンがこのオジサン?それともその息子だったりしてびっくり

 
日記 | 投稿者 coach365 00:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

酔っぱらいテニス選手権

 何でまたこんなに暑くなっちゃうんでしょうね。台風の影響なんでしょうか、もう暑くはならないと思っていたのでちょっと不意打ちって感じで疲れちゃいました。

 昨日はもっとひどい雨が一日中、降るのかと思ったら全然オーケーでしたね。おかげでバーベキューを楽しめましたが、もう雨が降るものだと思っていたので河原ではやらずに友人の家のバルコニーでやりました。ビールは350ml缶を7本くらい飲んで、そのあとにワインスクールまで通ったその友人ご自慢のワインを4~5本飲みました。

 そして18kgの牛肉、900gの鶏肉、ソーセージ40本、野菜が推定で2kg、そして焼きそば食べて豚汁もつくって食べました。恐るべきテニスコーチ達の胃袋って感じですね。
僕はもうトシなんで牛肉を400gと鶏肉200gにあとは焼きそばを2人前とトン汁を3杯くらいしか食べられませんでしたが、若い連中はその1.5倍から2倍は食べてそれでも足りずにコンビニへおにぎりを買いにいきましたよまいったぁ

 こりゃ、テニススクールのコーチ仲間というよりどこかの相撲部屋の集まりか?って勢いでした。そして極めつけはこのバーベキューの合間に雨上がりのテニスコートに出かけていって酔っぱらいプレイヤー選手権をしたことです。

 もう一番ひどい奴なんかは呂律がまわってませんよ。たとえばカウントをコールするときに「ヒホテェー・サンテェー(15-30)」とか「ラビィ・フォンディー(0-40)」なんて言っちゃってるんです。そしてサービスはフレームショットのオンパレードで、ある中堅コーチはツイストサービスを打とうとしてフレームに引っかけて、右方向のコートまわりのフェンスをはるかに飛び越えてその向こう側の民家の屋根を直撃しました失礼しました

 そして初めはダブルスをしていたのですがそのうちに脱落者が続出して、残っていた比較的まともな、つまりあまり酔ってはいないと自己主張するもの達が3人でシングルスをしました。僕もそのうちのひとりで、まず最初にやりました。

 3ゲームマッチのノーアドでやったのですが、情け無いことに途中で異常な動悸と息切れを感じて中止しました。いやーほんとにちょっと恐かったですよ。あんなに息苦しくて心臓がどきどきしたことはかつて無かったですからね。心房細動になったかと思ったくらいで、「おい、ここにあの除細動の機械って備えてあったか?」なんて真剣に聞いちゃいました怖~い

 しばらくベンチで安静にして深呼吸を繰り返していたら治まったのでほっとしました。しかし、僕がこんなに苦しんでいてもしかしたら心臓麻痺でそのまま往っちゃうかもって時にですよ。僕より20歳近く若いけどとても仲の良いコーチが「○○さん、やめてよ、ここで死なないでね頼むから、休日に勝手にコート使ってさ、酔っぱらってテニスして死人だしたなんてシャレになんないから!」と、さらに「もし死んじゃったら、河原に運んで河に投げ込むからね、それから警察に連絡して酔ってふざけて河に入って溺れたことにするから」とのたまうのですまいったぁ

 それを聞いて僕は深い憤りを感じて息苦しいのも忘れて「おまえなぁー、そんなこと言ってほんとに俺が死んだらどうすんの?一生お前のこと呪って化けてでるぞ!」と言い返しましたよ。でもたしかにあの悪態のおかけで心臓発作を免れたかも知れません。ってそんなわけないよね、まったく今時の若い奴と来たら・・・、あれ、こんな台詞が口をついて出るとはほんとにオッサンですね。
日記 | 投稿者 coach365 18:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

雨男ときどき晴れ男

今日はこの時間まででレッスンが終わりです。外を見るとなんと僕がレッスン終わるのを待っていたかのように雨が降り出しました。そうなんですよ、僕はなぜかとてもそういうことが多いのです。こういうのは晴れ男というんでしょうか?

 朝方に雨の音が聞こえるとつい「ああ、今日は休めるな」と思ってゆっくりと寝る態勢に入ります。しかし、気になって一応はスクールの受付に電話して中止かどうか確認します。そういう、まだ寝ていられると思っているときに限って大抵は「やりますよ、ダメですよ寝てたりしちゃ!」なんと言われてあわてて飛び起きて出かけます。

 それなのに休みの日に晴れて欲しいときには、前日の予報でわずか20%くらいのチャンス・トゥー・レインだったのに起きてみると土砂降りびっくり
この前も久しぶりの試合に備えてきちんと練習して、栄養も考えて食事して大好きな焼酎も控えて望んだのに、試合当日はバケツをひっくり返したような雨。

 そんなわけで明日はテニスの試合ではないのですが、とても楽しみにしている野外活動があります。えっ、外でヤルのかって?やめてくださいよ、まだ夕方の4時ですよ、そういう話しは夜中の12時過ぎないと書きませんから。
友達と集まって河原でバーベキューをする予定なんです。でも予報では80%雨だそうです、仕事では晴れ男、遊びでは雨男、自分の性格とは正反対なのはとても皮肉ですまいったぁ
日記 | 投稿者 coach365 16:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

これこそベストセッティングだ!

天気予報でここ1週間くらいずっと雨模様だったので週末もレッスンないかなと思っていたら期待?はずれ。それでも涼しくなったから良いかと思ったのにまだまだ暑いじゃないですか、セミまで未だに鳴いているし。

 そんな少々暑いなかで、フォアハンドストロークでいままでにない快心の当たりを体験しましたピース。それは肩よりも少し高い打点でボールを捉えるのですが、強く前方にジャンプして踏み込みながら上体のひねり戻しを利かせて打つという感じです。

 以前から打つことがあり、それなりに良いボールだとは思っていたのですが、今日のは打球感も飛び方も1段階上がったものでした。上級トーナメントの生徒さんとクロス半面で打ち合っていたのですが、わりに反応が良いその方がまったく一歩も動けずにノータッチエースでした。その反応からこれは自分の感触だけでなく実際にスピードがあがっていることがはっきりとわかりました。

 昨日ラケットの進化がエッグボールのようなフラットな伸びと急激な落下を生むスピンのコラボレーションを実現したことを話しました。今日は正にそのラケットとストリングの進化が生み出すスーパーショットを体験できました。

 この前まで使っていたのは27インチでやや厚みのあるオーソドックスな古いタイプのラケットでした。そして今使っているのは27.25インチで厚さは22mmくらいのO3ツアーMPです。これにしてから振り抜きがとても気持ちよくなってはいましたが、ストリングはプリンスのナイロンだったので飛びはいまいちでした。

 それが最近話題のポリプラズマを60ポンドくらいで張ってからはなんだか「これこそいままで求めて来たものだ!」って感じがしています。そしてこの組み合わせが今日の快心の当たりを生んでくれたのは間違いないと思います。
人にも因るでしょうが、僕はこのセッティングならばいわゆるつぶし掛けというあたりのフォアハンドストロークが打てることを発見できました。

 この当たりがゲーム中にコンスタントに打てればかなり有利な展開にもちこめるのは確実です。でもこの年だとそれを何ゲームにも渡って打ち続けるのは無理だと悟りました。

 なぜって、さっき快心の当たりに気をよくして調子に乗ってガンガン打っていたら突然に激しい疲労感に襲われてしまいましたまいったぁ。全身を使って文字通りフルスィングするこの打法は中年オジサンの武器として使うには、たぶん1セットにつき3~4回が限度って感じです冷や汗。 

 あともう一つありました、それはサービスです。午前中に若い女の子がいるクラスがあり、その子はテニスの王子様ファンらしくてサービス練習の時に「コーチ、ツイストサービス打って見せて」というのです。最近あまり打っていないので曲がるかな?と思いながらチャレンジ!

 どうだったのか?女子高生も驚いていましたが一番おどろいたのは打った本人のこの僕でした。アドサイドのサイドラインぎりぎりから放った僕のツイストサービスは、向こう側のサービスエリアのサイドラインの真ん中より少し奥に落下して右へ向かって急角度にバウンドしてサイドのフェンスにダイレクトで当たりましたびっくり

 僕のツイストは30代の半ば頃までは、こちらから見て右側に向かって強くキックしているのがはっきとわかりました。でも40過ぎてからはちっともサイドにキックしなくなっていたのです。それがかつてエビ蔵と呼ばれていたツイストの名手復活を可能にしてくれたのも、このラケットとストリングのおかげであることは間違いないでしょう。

 
 「この道具がせめて10年前にあったらな」と思います。そうしたらJOP100位以内には入れていたかも知れない・・・かも?
日記 | 投稿者 coach365 22:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

ジャパンオープンを観に行きましょう!

もうすぐAIGジャパンオープンが始まりますね。今年はなんとフェデラーが来るということですが、どうなんでしょうか?ほんとに来るのかなと少々、心配ですね、いままで大物プレイヤーが来るということでチケットを手に入れていざ出かけてみると、ドタキャンで来日すらしていない。

 でもヒューイットはさすがに来てくれましたね、スポンサーがヨネックスだからなのかなと思います。フェデラーはウィルソンですからね、どうなんでしょうか。またドタキャンになったりしたらせっかく盛り上がりつつあるジャパンオーブンがまた萎んじゃいますよね。

 でもフェデラーばかりがテニス選手ではありませんから、現在は世界ランクがあまり上位でない選手もシャラポワみたいに大化けする可能性だってありますから。やっぱりみんでジャパンオープンは見に行きましょう。少なくてもこのブログを見ているテニス好きな方々にはぜひとも見に行ってテニス業界活性化の象徴となるこの大会を大いに盛り立てていただきたいです。

 僕も会場のどこかにいますから、えっ目印ですか?そうですね色黒でどこかイヤらしい雰囲気の中年男がいたらそれがそうです。あっ、そんなのどこにでもいるからわかんないですか、残念ですねでもそれ以上の特徴を申し上げるわけにはいかないのですいません。ではもしかしたら会場ですれ違えるかもしれませんのでその節はよろしくどうぞ・・・っていってもお互いにわかんないですね。

 
日記 | 投稿者 coach365 23:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

進めテニス業界!

この前、フォアハンドストロークで高い軌道を直線的に飛ばしながら相手コートベースライン手前で急激に落とす、エッグボールについてリストの使い方に鍵があると書きました。実際にどう使うのかというと厚めのセミウェスタングリップで下から上の動きと、後ろから前の動きをうまくミックスしてボールを捉えるということです。

 まあ言ってみれば、リストワークのハイブリッドというとろこでしょうか。今までは厚めの握り方の振り抜きはほとんどが上方へ高く持って行くか、ワイパースィングを大きくして利き腕反対側の腰あたりへもっていくというものでした。

 一方、フラットにボールを捉えるタイプは薄めのイースタンかコンチネンタルで後ろから前への動きが主体で上に振り抜きはしますがとてもなだらかなカーブの上昇でした。

 この二つの動きをうまくハイブリッドすることで、下から上の動きによる強いトップスピンがかかりながら後ろから前へのフラットな軌道を飛ぶショットになるというわけです。

 もともとボールはフラットに打ったとしても空気抵抗によってやがて順回転が自然に生まれます。ループ軌道で飛ぶ従来のトップスピンは射出角度が初めから上方へ向いていたために横から見ると山なりの形を描きます。したがってトップスピンをかけながら射出角度をもっと真っ直ぐ前方にすれば飛び出し直後はフラットな軌道て飛びあとでスピンが利いて落ちるボールとなるわけです。

 ではいままではどうしてそういうタイプが少なかったのかと言うと、おそらく従来のラケットでは強いスピンをかけると下から上へのしなりにエネルギーがほぼすべて費やされてしまい前方へ飛ばす余力がなくなるために真っ直ぐに打つとネットしてしまうからです。

 それが最近のハイテクノロジーが生んだ、高反発でありながら一方向だけでなく多方向へのしなりが可能な柔軟性を備えたラケットの登場がそうしたエッグボールを可能にしたのだと思います。それとストリングが進化していることも大きな要因であることは間違いないですね。

 長くテニスしてきて今まではどう頑張っても打てなかったようなボールがこの年になって、いとも簡単に打ててしまう。昔は膝曲げて、体を捻って、肩を廻して、そのタイミングのために高くトスアップしていたサービスが今はその労力の30%オフくらいでも昔以上のパワフルなサービスが打てます。

 だから我々テニスコーチはそうしたラケットやストリングの進化に応じた新しい打球メソッドを身につけないといけないと思います。そうしたときにプロの打球フォームの研究ももちろん必要ですが、体の使い方を知る良い見本は良いボールを打つ10歳前後のジュニアを観察するととても参考になります。

 あの小さくてまだ非力なジュニアが、どうにかして強く速いボールを打つために全身総動員の動きを見ているとなるほどと思うことが良くあります。

 しかし、最近の子供達の打つボールにはほんとに目を見張らされてしまいます。毎年のように新しい機能を持つラケットが出てくるとつい「またか、もう少しモデルチェンジをゆっくりしてもらいたいな」と思います。でもいままでテニスの用品業界はのんびりし過ぎだったのだと思います。ゴルフをはじめてとする他のスポーツ業界ではどんどん開発が進んできました。

 テニス業界ももうしばらくはこの目まぐるしさに耐えて、最新テクノロジーの粋を凝らしたラケットやシューズの完成を目指してもらいたいと願います。それが実現すればいまほどの新機能製品ラッシュは収まると思います。そうでないとなかなかマイベストラケットが定まらなくて困りますからね。
日記 | 投稿者 coach365 16:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

シャネラーネェさんの正体は?

 なんだかここのところ体が妙にだるくて今日はおまけに頭も軽くいたくて不調でした。夏の疲れが出ているのか、それとも夜のハードワークがたたっているのか。えっ、なんのワークかって?そりゃ決まっているでしょう○○ッ○でんがな。あれっ、もしかしてセッ○スだと思ったでしょう、違いますますよ、スワ○プでした。

 バカな話しでいきなりスタートしちゃいましたね、でも今日はもう遅いのでこの線でいきましょう。

 僕が以前に勤めていたテニススクールはあるデパートの子会社でした。その関係で会社には親会社のデパートから出向している人もいて、ある日そんな出向社員の部長から百貨店組合の試合があるから出ろと言われました。

 それで親会社のテニス部チームの一員として参加することになりました。郊外のどこかの大きなテニスクラブでその大会はありました。百貨店組合の大会なのでいろいろなデパートの精鋭?たちが集まって熱い試合を繰り広げました。僕は少しだけ知っているデパートのテニス部の人と組んでダブルスに出ました。

 最初の試合は某大手老舗チームでしたが、相手ペアは完全に名前負けしていてこれは楽勝でした。「いやー、一応ほかのチームはみんなほんとの普段はデパート勤めの堅気の人たちなんだろね、プロコーチなんか連れて来ちゃったらもう優勝まちがいなしかもな」なんてそのデパートマンは言いました。僕も内心すこしだけ(ほんとだよな、毎日背広着て革靴履いている人たちに年に一度か二度しかネクタイしない僕がテニスで負けるわけ無いよな)なんてちょっと強気でした。

 しかし、次の試合に当たる相手について、応援に来ていた親会社の副部長からこんなコメントがありました。それは「お疲れ様、次の試合は絶対に負けられんぞ、○○のMたちが相手だからな、あいつらにだけは死んでも負けるな!」と檄を飛ばされました冷や汗

 どうやら副部長はその相手チームのひとりM氏に、営業先との取引に絡む競争で負けてしまった苦い思い出があるようでした。だから、できればその仕返しをテニスで僕らにさせたかったのです。それは僕らにはとてもプレッシャーでした、特に直属の上司からの命令となるペアにとっては大変な重圧です。

 そしてその試合が始まりました。僕もたしかに緊張して動きが硬くていまいちでした。でもパートナーに至ってはもう完全に戦線離脱状態!びっくり
僕のサービスで何本もセンターに浮いたリターンが返ったのにことごとく見逃し、っていうか逃げてしまってましたやっちゃったぁ

 そして相手のチームも最初の試合相手から較べたらずっとレベルが高くて、特に副部長の仇Mさんがとても上手くてこちらのお人形君を目掛けて情け容赦なく打ち込んできます。僕がなんとか二回だけサービスキープして団子は免れましたが完敗でした。ネット越しに握手してベンチに戻りバッグを持って4人揃ってコート外に出ました。

 すると、ゲーム中にずっと気になっていたおそらく相手チームの応援のために観戦していた女性がMさんに声をかけました。「お疲れ様、ボレーが調子いいじゃない」と言う大きなCのロゴデザインのサングラスをかけた女性を間近に見た僕は思わず「あっ、こんにちは」と挨拶してしまいました。

 そうです、そこにいたのはあのシャネラーネェさんでした。「あれ知っているのこの人?」とMさんは怪訝そうに女性に尋ねました。「テニススクールのコーチの友達なの、一度どこかの試合でお会いしたのよ」と答えている様子から、この二人が夫婦であることは間違いないなと確信しました。
 
 そして、「どうもその節は家内がお世話になりました、こちらはとてもお上手でさ、勝てると思わなかったよ」とMさんは僕と奥さんに話しかけながらクラブハウスまで行きました。そして、そのあとも何試合かして最後の懇親パーティーがあり、そのときにもM夫妻と飲みながら談笑する機会がありました。

 僕は内心(Mさんは奥さんとTのこと知らないだろうな、奥さんもTが僕に全部はなしていること知らないんだな、知っていたらこんな平気な顔して旦那の横でニコニコしていられないよな、この奥さんがTの両手縛って、目隠しして○○ラ○○へへへしているなんてMさんが知ったらどうなるかな?冷や汗)なんて思っていました。

 その後に副部長からそのMさんはとてもやり手でデパート業界でも一目置かれる存在であることを聞かされました。
そして数年後のある日に日経新聞に載っていた記事で、Mさんがその大手デパートの専務取締役に就任したことを知りました。そのとき僕は思いました、異例の大出世の代償は美しい奥さんとTとのソフトSMプレイなのか、って。

 さらに衝撃の話しがあります。それはその後にMさん夫妻には待望のお子さんが誕生したんですが、その父親はTなのだと言うのです。そんなこと誰が言ったのかって?それはTがシャネラーネェさんに、例のごとく縛られて目隠しされたときに伝えられたそうです怖~い
 
 
日記 | 投稿者 coach365 02:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

忘れん坊将軍シングルスにチャレンジ!

夏があっと言う間に終わってしまったらすぐに秋の長雨。日本は季節の移ろいが激しくてそれが我々の脳や体にいろいろと良くも悪くも影響を及ぼしているらしいです。しかし、テニスコーチにとって雨は体を休める良い機会なので悪くは無いと思うのですが、気分的には一年中ま夏だったら楽しいのにと思う自分としてはNGですね。

 若い頃に少しの間ホームステイして過ごした、アメリカのカリフォルニアでは、ほんとに雨が滅多に降りませんでした。よくこんなに降らないのに水不足にならないなと不思議に思いましたが、要するに水瓶のダムがあるところにはちゃんとたくさん降るからオーケーらしいです。

 日本でも遠く離れたダムにだけ雨が降って町には降らないでくれればいつも快適なのにね。でも雨の日は臨時のお休みが突然にもらえるテニスコーチの醍醐味がなくなってしまうけどね。

 さて、昨日せっかく書いたのにどこかに飛んでしまった話をもう一度書きますね。徳川八代将軍と同じ名を持つ忘れん坊将軍日記です。

 忘れん坊将軍の吉宗さんがいるクラスはもともと全員で3名しかいません。だからあとの2人が休むと将軍様がひとりということがよくあります。そのおかげで上様はものすごく上達されました。初めてのときには手出しのボールを1バウンドで打てないほどだったのに、いまやラリーはなんとか続くしボレーもスマッシュもそしてサービスだって上からちゃんと打てます。

 それで先日のこと、またまたひとりだけとなった吉宗公(Hさん)のためにレッスンとなりました。いつも練習して残り3分の1くらいの時間をゲームします。やり方はダブルスコート半面を将軍さまが守り、僕はシングルコートを守るというルールです。

 その日もそうやってゲームをやろうとしたら「コーチ、いつも私の方だけ狭くてつまんないから、今日はこっちも広くしてやりましょう」と上様が言うのです。「えー、でもHさん大丈夫ですかいつもの倍も走ることになりますよ」と僕が言うと「構わんですよ、少し走らんとね、運動した気がせんから」と強気です。

 そして忘れん坊将軍のシングルス初挑戦となりました。サービスをHさんからやることになり、構えたところでNG。コートの右サイドぎりぎりのアレーの後ろから打とうとしているのです。ルール的にもそこはシングルスサイドライン仮想延長線より外に出てしまっているのでフットフォルトですし、第一そんなに右側から打ったらレシーブを反対の左サイドに打たれたら取れません。

 そのことをネットまで言って大声で教えてあげました。そして最初のサービスはセンター寄りから打って開始して、僕は真ん中にレシーブを返してあげてなんどかラリーが続きましたがHさんのボールがアウト。次のサービスを今度はやや左側から打とうとしていますがそれはオーケーなのでそのままにして上様が今度はネット。次のサービスになると、そろそろ忘れん坊ぶりを発揮してまた右サイドアレーの後ろから打とうとしています。「Hさん違いますよ、もっと真ん中よりから」と言うと「おーおーそうでした、そうでした」とあわてて真ん中に寄ってサービス。

 その後も忘れん坊将軍はデュースサイドからサービスを打つときに、ついに一度も自らセンター寄りに立つことなく合計で8回ほどその(右サイドに立つ→僕に怒鳴られる→センター寄りに頭をかきながら戻る)を繰り返しました冷や汗

 そして僕の6-0でまるまる1セットやってしまいましたが、なんとか上様にポイントを献上して差し上げようと懸命に努力したにもかかわらず吉宗公のお取りになったポイントはわずかに2ポイントでした。一つはネットに当たってポトって落ちたやつ、もう一つは余興としてやろうとした僕の背面ボレーのミスでした。何度もネットに出てもらって目をつぶっても決められそうな状況をことごとく上様は空振りや必要以上の強打でネットするかアウトするかのどちらかしかありませんでした。これほど相手にポイントを取らせるのが難しく感じたのは珍しいです。

 終わってから将軍は「いやー、シングルスもなかなか楽しいな、コーチから何本もエース取ったし」って取ってないからエースはびっくり
日記 | 投稿者 coach365 18:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

フォアハンドストローク最新スタイルへバージョンアップ

 さっきせっかく書いた話がまたどこかに飛んでしまいました。また下ネタを書いていたのなら「もしかして強制削除か?でも書いているそばから削除するかなぁー」なんて思うんですが、先ほどのはエロイ部分は皆無でしたからね。ときどきこういうせっかく書いたのがどこかに行ってしまうことがあるんですよ。

 ということで今日はもう一度、書き直す元気がないのでこれで失礼します。と思ったんですがそれではあまりにも味気ないので少しだけ軽いのを一つ。

 僕はコーチをするようになってから25年近く、テニスを始めてからは30年以上が経ちます。フォアハンドストロークはその間に打ち方がとても変わってきて握り方も何度も変えてきました。最近まではかなり厚めに握ってスピンを強めにかけて深く打つスタイルでした。

 それが最近のトレンドを少しずつ取り入れていわゆるエッグボールを打つように練習してきました。でもどうしてもループ状の軌道でエッグボールとは違うんですね。コーチとしていろいろと研究した結果、問題はリストの使い方にあることが判明しました。なんて書くと正しいように聞こえますがまだ確定ではありません。しかし、振り抜きが利き腕と反対側の肩の上方へ持っていっていたのをもっと低く振り抜くようなリストワークを使うと軌道は低く飛びなおかつスピンが利いて相手コートにストンと落ちてくれます。もう少し練習していけばまた最新のフォアのグラウンドストロークスタイルへとバージョンアップできそうです。

 
日記 | 投稿者 coach365 01:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

シャネラーネェさんはソフトSMな子猫ちゃん

この頃なんだか夕食時にビールを飲むとそのあとにものすごく眠くなって耐えられずに寝てしまうんです。それでそのまま朝まで寝られるならば良いのですが、こんな(今3:00AM)時間に目が覚めてもうしばらく眠れないんですよ。
それでこの前もダブル不倫の話しとか書いちゃって、あとで自分で読んで人ごとのように「こんなことしているコーチもいるんだなぁー、ってこれ昔の僕のことか」なんてことになるんですよ。

 だから今日はなるべくプログには関わらないようにしようと思ったんですけどね、書いちゃいましたよ。とくに昼間は健康ネタの話しでものすごく品行方正風にしてあったので、それがこの時間なると下ネタ書きまくり・・・、なんてちょっとギャップがひどい。ジキルとハイドがブログ書いているみたいですよね。でも、せっかく書いたのでちょっといっときますね、下いのを。

 この前、ものすごい奇麗なのに試合でなにかあって一旦キレルと豹変する恐いお姉様の話しを書きましたね。あのオネェサマにはその後またお会いする機会があったんです。と言っても僕が彼女をどうこうして、つまりヤッちゃったと言う話しではありません。いや初めて見たときにはぜひともそう言うチャンスが訪れたら良いな、なんて考えましたけどね。

 それから数ヶ月後に仲間の女コーチ(ヤッてませんから)と出場したミックスダブルスの試合でそのシャネラーおねぇさまに再会しました。そしてなんとその組んでいるパートナーの男性は僕がコーチを最初に始めたときにいたテニススクールの同僚でした。年は彼の方が少し下でしたがとても仲良くつき合っていた良い友達です。

 そんな相手だったのと、相手のオネェサマが恐かったせいなのかコーチ同士で優勝狙いだったのに我々は負けちゃいました。まぁ、その友達には僕の弱点を完全に把握されていたし、僕は相手の女性に対して一切の攻撃が出来ませんでしたから冷や汗。もっとも何か仕掛けても彼が「気をつけて、○○○を狙ってくるよ」とか「アングルケアー!」なんて打つ寸前に全部よまれて教えられてしまうので効き目は半減以下です。

 試合が終わってからしばらくぶりに会ったので仲良く話をしてその日は会場をあとにしました。別れ際に近いうちにまた会って飲みに行く約束をしました。そして2~3日くらいして電話があって次の休みの前に飲もうと言うことになりました。

 その飲んだときに彼から聞いた話はとても興味深いものでした。思った通り、彼とシャネラーさんは出来ていました。なんでも彼女は彼のスクールの元生徒さんだったそうで、いまはよくミックスに一緒に参加しているというのです。

 それで僕は半年くらい前の女ダブで彼女が豹変した話しをしてみました。すると「そうなんだよ、普段はとても温厚で明るいけど怒ると虎かライオンみたいに吠えちゃうんだよ」と言いました。「でもさ、ベッドのなかでは子猫ちゃんなんだけどね好き」なんて惚気てます。

 「へぇー、てっきり彼女はそう言うときにもライオンみたいに吠えながら、お前のお尻とかピシピシ叩いてるのかと思ったのに意外だね」と僕が言うと。「えっ、やっぱりわかる、そうなんだよこの頃さ俺すこしそういうのが好きになったよ
」と言うのです。

 「じゃあ何?SMプレイってわけか」と言うと「いや、そこまではいかないけどね、かるく縛られて目隠しされながら○○ラ○オしてもらうとか、その程度なんだけどさ」と少しうつむいて言いました。それを聞いて僕は、あのシャネラーさんに縛られて目隠しされて○○ラ○オされるところを想像したらもう少しで鼻血が出そうでしたまいったぁ

 そんな話を聞いた僕は、つい自分でも試してみたくなる誘惑に勝てず、つき合っていた彼女にそれと同じことをしてくれるように頼みましたやっちゃったぁ。するとそれから3ヶ月ものあいだ僕は、お嬢様育ちの彼女に指一本ふれさせてもらえずこんどこそほんとに鼻血が出ちゃいました怖~い
日記 | 投稿者 coach365 03:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

健康テストを受けましょう!

日曜日は残暑が厳しくて午前のスタート時点から汗びっしょり。終わってシャツを着替えたり水分補給をしてたら休憩時間を過ぎてしまい、二つめのレッスンのために少し離れた場所まで走って行ったんですよ。それですぐにコートに入ってクラスの皆さんに挨拶して体操を始めたんです。

 ところがイッチッ、ニィー、サンッ、と声出しながらやろうとしたらものすごく息苦しいんです。でも我慢してそのままなんとかちょっと途切れがちながら続けていると、もす少しで失神しそうな感じになってしまい倒れるかと思いました。1年に一回くらいそう言うことがあるので、まぁ、大したことはないだろうと気にしませんでした。

 そしてそのあとはまったく何も問題なくポールだしして打ち合いして、無事にレッスンは終えられました。でもちょっと疲れ気味でその場で横になれと言われればすぐに眠れるような倦怠感が重くのしかかっています。

 家に帰って少し休んでいると、やはりすぐに簡単に眠りに落ちてしまいました。家族に起こされて目が覚めて買い物に出かけました。品川にある大きなスーパーへ行くと健康テストをやってくれるイベント開催中でした。これはちょうど良いと思って参加しました。

 脚のかかとを叩いて骨密度を測る機械からやってもらいました。結果はあまり良くなくて「カルシウムをたっぷり摂って日に当たって良く運動しましょう」なんて信じられないコメントをもらってしまいました。

 そのあとは体脂肪を測る機会で、これは良いデータが得られました。体脂肪率は12%ほどで筋肉量は極めて多く、この状態をできるだけキープしましょうとのことでした。

 次は血管年齢を測りました。右手の人差し指を差し込んで実に簡単に測る機械でした。結果は実年齢より2歳くらい若い程度で少し期待はずれです。でもその機械はほんとは座って安静にして測るものなのに、そこでは立ったままで安静になるのを待たずに測ったので少し実際に高く出るようなのであと3つくらいは少なくても若いはずでまずまずかと思います。

 最後はストレス度を測るもので、頭にバンドを巻いて鉄の棒を握りしめとテストしました。結果は毎日のボール出しとテニスで使いすぎている右腕の疲労度は極めて高く、左腕もやや疲れ気味、脳の疲労度とストレス度は極限一歩手前というものでした。

 でも、昼間のことで心配した心臓の状態はとても良いということで安心しました。たまにこういうテストを受けてみるとのはとても面白くて、参考になります。皆さんも受けてみたらどうですか?場所は品川のジャスコシーサイド店の3階で、今週の木曜日までやっています。健康食品の試飲や試食もやっていて、アンケートに答えると試供品ももらえます。

 あれ、なんだか今日はジャスコの回し者みたいになっちゃいましたね。でもああいう健康に関する催しはどんどんやってもらいたいので協力しちゃいます。どうぞよろしく。
日記 | 投稿者 coach365 23:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

奇麗な女ダブ選手には棘がある

 最新のネタは読み返すとちょっとどうかなーと言うものですね、真夜中に少し飲んで書くとああいうものになってしまうので今日は飲んでませんよ・・・、少ししか冷や汗

 ということで話しを進めます。でもエッチな話しは無しですので眠いのを我慢してエロイのを期待している方はどうぞお休みください。

 10年くらい前に女子トーナメントクラス(目指せ草トー準優勝程度)というのを担当していました。それでそのクラスの方がある大会にエントリーしたので当日に試合を観に出かけました。日頃の練習の甲斐あって2回戦まで勝ち上がって3回戦めだったと思います。

 対戦相手ペアはとても派手な出で立ちの片方がブィトン系でもう一方がシャネラーという感じのペアでした。そしてシャネラーの方が僕好みのとても魅力的な女性でした。いけないことに僕は心の中で自分のクラスのペアを差し置いてその女性を応援してしまいました失礼しました

 なんてったってそのシャネラーは顔つきはカトリーヌ・ドヌーブ(古くてゴメン)でスタイルはラクウェル・ウェルチ(誰だそれ?って)、その上とても上品で洗練された気品あふれるレディーなのです。

 もうその女性に目が釘付けで、あとで担当クラスペアからその試合中での動きとか配球について尋ねられて四苦八苦しちゃいました冷や汗。結局その試合はそのセレブペアの圧倒的勝利に終わりました。僕のクラスのペアから、試合を見に来てくれたお礼にご馳走したいからと誘われましたが僕は決勝まで観ていくのでと断りました。

 「さすがはコーチ、研究熱心ね、私たちのために良く観ておいてね」と言われ、「ええ、よーく観ておくので任せておいて」と内心は(オイオイ、俺はいったいナニをよーくみるつもりなんだ)と自問しつつもすでに休憩中のシャネラーに熱い視線を送っていました失礼しました

 そして午後の決勝戦はそのセレブペアとみるからに女○連丸出しの首にバンダナ巻いたショートカットのおばさん連合ペアでした。おもわずひとり胸の中で「頑張れー、ブィトンシャネラー連合!賞味期限切れペアなんかに絶対に負けるな」と叫んでいました。

 そして試合が始まるとお互いに一歩も譲らずにサービスキープが続きましたが、なんと7ゲームめくらいにブィトンさんのサービスがブレークされてしまいましたやっちゃったぁ

 ゲームカウントはそこで期限切れペアの4-3です。続く8ゲームも女を捨てた強みなのか?女○連ペアが圧倒していました。そして40-15でゲームポイントを迎えたときでした。
ファーストサービスがセンターに放たれてブィトンがかろうじて振り遅れ気味にバックで逆クロスに返しました。

 するとサービスライン少し後ろのややセンターよりに構えていたジャガイモっぽいおばちゃん選手が、そのサイドに抜かれたボールのバウンドを見届けると「アウト」と指を横に指してコールしました。

 そのコールを聞くやいなや「えー、今の絶対に入っているわ、オンラインよ!かかっているのはっきり見えたわよ許せない」とシャネラーのオネェサマが猛然と抗議したのです。おもわずお互いに顔を見合わすジャガイモペアに向かってさらに「ボールの跡が残っているはずだからチェックさせてもらっていいかしら?」ぷんぷんと女王様口調で言うやいなや相手コートに走って行きました。

 そして「ほら、ちゃんとここに跡が残っているじゃないの!あなたどこ見ているのよ?不満」と言い、ポテトペアはもう何も言えず黙り込んでしまいました。

 そして40-30と強引にスコアを相手にコールさせたセレブペアはそれまでと打って変わったように牙を剥いた野獣のように激しいプレイの末にデュースに持ち込みました。そしてなんどかデュースとアゲインを繰り返した挙げ句にとうとうセレブペアがそのゲームを奪いました。

 そのあとにも何か微妙なジャッジが絡む場面がありましたが、ことごとく美貌のタフネゴシエーターのシャネラーが
自陣に有利な判定に覆してしまいました。結果、そのセレブペアが優勝しました。

 観ているうちに僕は、シャネラーの魅力には相変わらず惹きつけられていましたが頭の中にはタイトル通り「奇麗な花には棘がある」ということわざが何度も浮かびました。SMの趣味はまったくない僕ですが、どちらがよいかと言われればSです。しかし、あのシャネラーさんのお相手をしたらおそらく「女王様とお呼び!」ピシッ怖~い(鞭の音)という感じでしょうね。

 あの美しい人にならちょっとそんなことされても良いかななんて思わなくもないけど、いやー、思い出してみるとその頃はまったくダメだったかも知れないけれど今は逆にそれは魅力だなーあれー?。あれー、いつの間にか年取ってM系に傾きつつあるのかなぁー?
日記 | 投稿者 coach365 01:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダーティーオールドマンは再び宇宙を感じられるのか?

真夜中にひとりで起きてこのブログを書いているとろくなことを書かないので、注意ですね。でも徒然なるままに書き連ねているだけなのでどうぞご容赦ねがいます。

 さて、せっかく持ち出したダブル不倫ネタなのでもう少し書いておきます。

  お互いに結婚していると、それぞれの旦那や妻についてかならず不満を持っているものです。そして不倫に限らず恋いというものは「恋は盲目」ということわざがあるくらいですから、相手の欠陥や悪いところなど目に入りません。
だから自分の結婚した相手よりもすごく良く思えるものなのでしょうね。

 この人と結婚していれば最高に幸せになれたのに・・・。と言う気持ちで一杯にになるんです。比較するものがあるだけにただの純粋な恋愛よりもさらに思いこみが強くなり、相手に対する執着心がものすごいことになるんですよ。

 そういう強く惹かれあったもの同士が求め合うともうほんとにすごいんですね。男は常に相手のなかに入り続けたい、女は常に相手を自分のなかに入れ続けたい、そんないわば究極の愛欲ともいえる強い激情にかられてしまうんです。

 ぼくもそんな激しい営みのなかで、一度だけ宇宙を感じ取るような○○クスを経験しました。それがあってからというものこうして○○クスについて臆面もなく語ってしまうようになったのかも知れません。それだけあの体験はなにか人生観を変えてしまうものであったかも知れません。

 テニスによっても僕はかなり人生観を変えられて、その結果こうしてテニスを職業とするようになりテニスは人生そのものになりました。でもその宇宙を感じるほどの強烈な○○クスはまたしても僕の人生観を変えてしまいました。

 残念ながらテニスをしていてそういうゾーンに入るという究極の体験をしたことはありません。それを知った人は人生のすべてをかけてテニスの試合に取り組むらしいです。僕の場合はテニスではなく○○クスでゾーンに入る体験をしてしまったのです。それが幸いなのかそうでないのか考えてみると少々複雑です。

 恋愛でとても良い相手に巡り会うとそういう素晴らしさを知ることが出来るように、もしかしたらテニスでも好敵手という最高のライバルに巡り会えたときにあのゾーンに入るという境地にたどり着けるのかも知れません。

 もうあまり若くない自分は最近とても疑問に思います。それは、この先そんな素晴らしい好敵手に出会うことができるかどうか、そしていまふたたび宇宙が見えるような素晴らしい時を分かち合える女性にも。

 夏の終わりにサザンオールスターズがまたもトップ100の頂点を獲得した曲を聴いていると、ふとそんなことを考えてしまいます。
日記 | 投稿者 coach365 00:29 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダブルオーケーでダブル不倫

昨日は雨でレッスンがなくて、昼間にかなり寝てしまいました。そのおかけでこんな(今午前3時頃)時間に目が冴えてしまい仕方ないのでブログを書きます。

 忘れん坊将軍の話しの続きにしようかと思いましたが、こんな真夜中なんでちょっとエロい話しを書くかも知れません。

 僕がテニススクールの生徒さんである人妻と不倫関係を結んだことは、以前からこのブログを読んでいる方なら周知のことだと思います。でも今までは相手は人妻だけど自分は独身という頃の話しでした。実は今日の話しは自分も結婚していた時の不倫についてです。相手も人妻で自分も妻帯者の場合はダブル不倫というらしいですが、テニスコーチにはそう言う話しも多いと思います。

 なんて書くとまた真面目なコーチから顰蹙ものですが、では少なくても僕のまわりではと言うことにしておきましょう。30代の半ば頃でしたが、僕は結婚して5年弱くらいだったと思います。

 その頃に勤務していたテニススクールは郊外にありました。住民は比較的に若い夫婦、いわゆる核家族の住むエリアです。新しい町でしたが、高級住宅地と呼ばれていたので住民も高額所得者が多いところでした。

 そしてある日、そんな住民のひとりであるYさんが体験レッスンにやってきました。そのときのことは良く覚えていて、お互いに目があったときにその後の二人の熱い関係を予測させるなにかを感じました。

 彼女は吸い込まれそうな瞳を持ち、小柄ながらとてもスタイルが良くて特にその脚の美しさは100万人に一人(ちょっと大げさ?)いるかいないという女の魅力を凝縮したような人でした照れちゃう

 そんな彼女を僕がほおって置くはずもなく、レッスンのある度に密かにその美脚に目を奪われながら「いつか必ずあの脚に触れてみせる」と自分に誓いましたスマイル

 そしてレッスン中の話しの様子から、彼女にも僕と前向きな関わりを持ちたいと願っていることを確信した僕は思いきって誘いをかけました。「こんどランチを食べに行きませんか?」と「えっ、いいのコーチわたしなんかさそっちゃって?」と彼女は遠慮がちにいいまたが結局オーケーでした。

 そのランチから始まって、夜の食事とお酒、そしてカラオケと少しずつ時間をかけて仲を深めていきました。そして奥の手の草トーミックスダブルス作戦を決行して、何度目かの試合あとに二人だけの反省会を持つ機会がついに訪れました。もちろん、その場所は街道沿いにある○ブホテルです。
いや、その頃はおしゃれになっていてブティックホテルなんていう呼び方に変わっていました。

 どんな感じかそれをお伝えして今日は終わりにします、以下がそのライブ中継風のやり取りです。

 僕「さっきのクラブでやはりシャワーを浴びてくれば良かった、汗でべとべとで気持ち悪いや」
彼女「タオル濡らして体を拭く?」
僕「いや、そんなんじゃさっぱりしないしちょっと疲れちゃったから少し休みたいよ」
彼女「じゃぁ、どっかファミレスでもいこうか?」
僕「うん、だけどあまりお腹は空いていないよね・・・、あのさぁ・・・」
彼女「なぁに?」
僕「横になって休めるところに入ってもいい?冷や汗
彼女「・・・うん、いいわよ」

 高鳴る心臓の鼓動が隣の助手席の彼女に聞こえるかも、と思いながら僕はそのあとに予定通りに現れたブティックホテルへとハンドルを切りました。

 おしゃれだけどやはり入ってみるとラブホテルのままです、入り口にプラスチック製の部屋の写真が並んでいました。空いている部屋は電気がついていて使用中のは消えているというもの。写真の下に部屋の値段も書いてあり、僕は上から3番目くらいの部屋の鍵をそこから取りました。
そしていつの間にか僕の腕に自分の腕をしっかりと絡ませた彼女と二人でその部屋に入っていきました。

 結婚してから妻以外の女性とそう言うことするのは初めてでした。でもそのときの僕の頭の中にはそんなことはまったく思い出しもせずに、ただその魅力的な目の前の女性を雄の本能が求めることに微塵も抵抗できませんでした。

 そのあとのことまで詳細に書くと長くなるのと、第一これ以上はNGだと思うので書けませんが、一言くわえておくならば「そのときの○○クスは僕の生涯で5本の指の一つの最高クラスだった」ということです。それが禁断のダブル不倫の所為なのかと問われれば、違うとは言えない気がします冷や汗

 人にもよるのでしょうが、もしかしたらいけない関係を結ばないと最高の○○クスは味わえないのかも知れない怖~い

日記 | 投稿者 coach365 03:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

忘れん坊将軍が行く!

雨の合間に久しぶりに若いコーチ相手に思い切り打ちまくったら、そのあと午後はぐったりして寝てしまいました。なんとも情け無いですが、どうしようもないですね。いままであまり考えなかったことだけど、「年は取りたくないね」という気持ちです。

 さて、そんな僕なんかまだまだハナタレ小僧だという気持ちにさせてくれる八代将軍吉宗と同じ名を持つ、Hさんの話しです。体験レッスンで1時間以上も一生懸命に相手した僕の顔を、3日で忘れてしまうHさんでしたがその後も眼が点になるような出来事の連続です。

 普段から僕はレッスン中の説明は出来るだけ少なくして、必要最低限のことしか言わずに少しでも多くのボールを打ってもらう方針でやっています。でもHさんのように初めての人がいるときにはいつもよりも少し時間をかけてします。

 それでHさんの最初のフォアハンドの練習でコンタクトポイントにラケットを構えてもらってただ当てるだけというのをやりました。でもHさんはほんとに簡単なボールなのに2バウンドでしかラケットに当てられません。

 Hさんは僕が「行きますよ」と声をかけても眼はうつろに前方のあらぬ方を見ているんです。そしてボールを投げるとそのまま前を向いたままでラケットを少し動かしてしまうので当たらないんです。で、あわてて後ろに下がりながら2バウンドしたボールをなんとか当てます。

 なんで最初から良くボールを見て打たないのかと思うのですが、何度そう言っても構えた直後しばらく眼は虚空を見つめたままです。試しに投げるタイミングを遅らせてみました。

 行きますよと声をかけてボールを投げるふりをして少し待ちます、すると何秒かしてHさんは自分のラケットのあたりに視線を移しました。「今だ」と思って僕がそのラケットを狙ってボールを投げると見事に1バウンドできちんと当てましたワハハ

 僕は思わず「やった!Hさん上手く当たりましたね」と言うと、Hさんは破顔一笑と言う感じの満面の笑みでした。それをみたときに僕は「この人のレッスンは大変だけど、なんとかゲームができるようになるまで頑張ろう」と決意しましたにっこり

 以前は、ほんのまだ4歳くらいの子供達を教えることの大変だけどやりがいのあるレッスンに情熱を燃やしていました。いまはそういうキッズのレッスンはもっと若いコーチが担当していて僕は代わりでも頼まれないとやる機会がありません。

 Hさんが現れて、僕はまた新たなテニスコーチとしてのやりがいを感じています。これから高齢社会に突入していくなかでこういう方々のレッスンをすることが増えていくと思います。そのために少しでもそういう中高年者の方に効果的で無理のないレッスンを模索していくつもりです。

 しかし、2度目のレッスンで約90分間たっぷりとおつきあいいただいたHさんでしたが、帰り際に「先生はなんておっしゃるんですか?」とまた名前を聞かれたときには思わずその場でへたり込みそうになりましたまいったぁ

 だってそれまでにもう5~6回は聞かれていましたし、その帰り際の少し前に尋ねられたのは、つい15分前くらいでしたから冷や汗

 でも、負けないぞ、Hさんもアルツハイマーなんかテニスして吹き飛ばしてもらいたいです。頑張れ、忘れん坊将軍!
日記 | 投稿者 coach365 18:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

忘れん坊将軍

 来るべき高齢化社会を反映して、かつてはとても珍しかった70歳代以上の初心者の入会が少しずつ増えています。
そう言う方の場合、まったくテニスの経験がないこともさることながら、スポーツの経験そのものがなかったり、いわゆる習い事というものがまったく初めてだったりします。

 今日は、そういうトリプル初心者でおまけに軽いアルツハイマー症気味のHさんを中心にその他にもいらっしゃるご年配グループの大変だけど、笑ってしまうエピソードのいくつかをお届けします。

 平日の午前クラスで二つめのクラスには最近、年配の方が増えていてHさんも今年で76歳になる男性で半年くらい前に入会しました。お名前がH○吉宗という方で、たぶん徳川八代将軍から取ったのだと思います。

 入会にあたり僕がお試しコースというのでレベルチェックを最初にしたときのことです。自己申告でHさんは「試合にでたことがある」という欄にチェックがありました。だから僕は「ああ、わりと打てるのだろうな」と思い、準備体操のあとにその旨を話しました。以下はそのやりとりです。

 僕「こんにちは、試合にお出になっていらっしゃるんですね」Hさん「えっ、試合ってなんの試合?」僕「・・・、テ、テニスの試合ですけどビミョー」Hさん「そんなもの出たことありゃせんよ!私はテニスなんかしたことないからね」僕「あれー?それじゃー、ここに印つけたのはお間違えになったんですね?」Hさん「イヤ、試合には出たことあるよ、碁とか将棋とかは得意だから」僕「・・・、あのこれはテニスについてのことなので、碁とか将棋じゃないんですけど」
Hさん「あー、テニスのことなのか、そりゃ失礼しましたね」

 そんな感じで聞いていくと結局はHさんは「まったくテニスの経験などない」と胸を張って断言するのでした。それでしかたなく急遽、初心者レッスンとなってしまいました。
まずフォアハンドの握り方から説明したんでですが、ラケットの打球面に利き腕の手のひらをあわせてと言うやり方です。それを説明するとそのときには一応、Hさんもきちんと握れていたのでそのグリップでボールをついてもらうことにしました。

 僕がボールつきを見せて「ゆっくりとこうしてついてみてください」と言って促しました。するとHさんはまず初めの段階でラケットの真ん中にボールが当たりません。だらか2打めを打とうとしてもボールはあらぬ方向にいくか、弾みが弱すぎてダメです。なんどかやってみてダメになると突然にHさんはベンチに向かって歩き出し、そして座り込みました。 

 僕「Hさん、どうしたんですか?」Hさん「えっ、ああ疲れたので休んでるんですわ」僕「でもまだ始めたばかりですよ、これくらいで疲れちゃったらテニスできませんよ」Hさん「いやいや、もう年だからね、先生、あなたは何歳ですか?」僕「今年で4○歳ですけど」Hさん「えー、ほんとですか、もっと若いと思うたよ、20歳くらいに見えなさるね」僕「えー、そうですかそりゃちょっと嬉しいですね」Hさんマジ顔で「冗談ですよ、そないに喜ばれたら困るがね」僕「くっ・・・」と言って顔を引きつらせて絶句!ぷんぷん
 
 そんなこんなで結局そのときはボールを2回つくのに15分くらいかかって、手出しのボールは何度やっても2バウンドめにしか打てなくてもう時間切れ。

 そしてそのときはまだどのクラスに入るか未定だったので僕は「あーあ、この人を担当するコーチは大変だな」と他人ごとのように思いました。でもその3日あとから僕のクラスに入ることになったのでした。そしてその入会初日のレッスンにいらしたHさんに僕は「おはようございますHさん、どうぞよろしくお願いします」と挨拶しました。すると僕の顔を3日ぶりで見たHさんはこう挨拶を返して来ました。

 「どうも初めまして、年寄りなんでお手柔らかにお願いします 」

 それからのことはもうどれほど苦労があったか、涙なくしては書けません冷や汗。それは冗談ですが、でも笑いすぎて涙が出てくることは何度がありました。それはまた次の機会に書きます。
日記 | 投稿者 coach365 02:27 | コメント(0)| トラックバック(0)

爽やかな秋空は逆セクハラの思い出

 真夏の暑さが次第に弱まってきて確実に秋が訪れつつありますが、湿度も低くてとてもさわやかな気候ですね。こんなさわやかな日々は一年のあいだのほんのごくわずかでしかないのが残念です。

 こんなさわやかで穏やかな日々が少しでも長く続いてくれることを願いつつ、雑事に追われてあっと言う間に時間が過ぎてしまうのがもの悲しい気がします。

 今日はそんなさわやかで穏やかだったある秋の懐かしくも、少し悲しみの記憶がある話しです。

 コーチ歴がまだ2年くらいだったころの夏の終わりです。セミが最後の力を振り絞って懸命に鳴く声がとどろく昼過ぎのレッスンでした。初中級クラスというところで、午後にいらっしゃるテニスクラブ会員の年配のご婦人が多い時間でした。

 そのなかにかなり強烈なキャラクターの方がいて、どういう感じかというと顔は最近の美輪明宏にそっくりで声はドラえもんの大山のぶ代という50代後半くらいのおば様です冷や汗

 そのおば様、Nさんは見かけだけでなく中身も強烈なんです。それはサラリーマンのオジサンが若いOLに対してするようなことをこのおば様は僕にするのでした困った

 たとえば、ボールを拾っていると隣に来て「コーチは彼女いるの?」「えっ、なんですかいきなり、そりゃいますよ」「へー、スクールで知り合った人?」「違います、友達の紹介です」「もうやっちゃったの?イシシ」「・・・やっちゃったぁ」なんて感じは序の口。

 コートサイドでレッスンが終わって休んでいると、たまにお菓子なんかを持ってきてくれることがありました。他のクラスメートの方達もクラブ会員でお互いに仲が良く、そんなときは一緒にお茶の時間でくつろぎます。でも僕はちょっと緊張ですね、だってまた何かイヤらしいこと言われてからかわれる恐れが大ですから。

 そしてその日はNさんが「きのこの山」を持ってきていました。ぼくが別の方からコーヒーもらって飲んでいるとNさんはきのこの山を口にイヤらしくくわえながら「コーチのはこのくらいで可愛いんじゃないの?」と言ってぺろぺろと小さいきのこ菓子をなめています。おもわずコーヒーが気管支に入りそうになって咳き込んでいると「あらあら、ほんとにこんな小っちゃかったのね、動揺してるわ、でもコーチ、男はサイズじゃないから、愛とテクニックよ、こんど私が教えてあげようか?」と言うのです。「イヤ、考えただけで恐れ多くて失神しそうなんで結構です」ってようやく言い返しますまいったぁ

 そんなNさんでしたが、決して僕は本気でイヤだとは思っていませんでした。どこか暖かみがあって憎めないというか、なんか引き込められてしまう楽しい人だったからです。

 でも、そんな明るくてちょっと困ったNさんだったのにその年の冬に突然、この世を去ってしまいました。悪性の内臓腫瘍だったそうですが、発見されたときにはもう末期で手の施しようがなかったらしいのです。

 あまりにも突然のことでお見舞いにも行けずにお別れとなってしまいました。こんなさわやかな夏の終わりになるとそのときの逆セクハラに苦笑したことと、そのあとの突然の出来事が懐かしくも悲しい思いでとなってしまいました。

 
日記 | 投稿者 coach365 12:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

スマッシュミス後のリアクションは面白い

 9月になったとたんにもう秋の長雨か?と思うような鬱陶しい天気です。おかげでこうして昼間からブログ書いていられるからたまには良いかと思います。

 今日の話しは、初心者クラスなどでスマッシュの練習をするときに生徒さん達がミスしたあとに見せるいろいろな様子についてです。

 初心者なのでほとんどの方は、とても簡単なボール出しでもミスします。ごく希に以前に書いた「新婚初夜にスマッシュヒッツ」みたいなこともありますが、まあほんとに例外と言って良いと思います。

 まずミスしたあとに見せる反応として、恥ずかしそうに照れ笑いするのが一番多いですよね。逆に空振りしてしまうほどひどいミスしたのに、まったく無表情に何事もなかったように交替する人も意外に多い。あとは、これ以上は簡単なボール出しは無理って言う状況なのに「コーチ!初心者なんだからもっと優しいボール出して、今のは難しすぎるわ」って抗議する方。

 いや、実にいろいろと反応があって面白いものです。大抵の方は何度かそんな失敗を繰り返して徐々に上達していくものです。でもなかにはほんとに根本的に苦手で、他のショットはかなり上達しているのにスマッシュだけはいつまでたっても初心者という人もいます。

 そんなスマッシュが大の苦手なN子さんは、僕のクラスにかれこれ4年くらい通っています。こんなに長くレッスン受けてくれているのにスマッシュが上手くならないのは担当コーチが悪い所為?という責任を少しは感じますが彼女の場合はほんとに他の先輩ベテランコーチでもサジ投げなんです。

 でもN子さんはまだ30代なりたてのキレイでとても明るい素敵な方で、スマッシュ以外は普通に打てるので別に問題はないのでした。ただ、ゲーム中にロブがあがるともうお約束の空振りするか、ラケットに当たってもネットかアウトする確率はほぼ95%くらいでした。

 さらに、彼女はウィルソンのハイパーハンマー5.6ローラーからn3に買い換えてから新たなスマッシュミスのバージョンアップを果たしました。それはn3の大きく空いたスロートの部分に、スマッシュミスしたボールをすっぽりとはめ込んでしまうという荒技ですガハハ

 長さやバランスもかなり違うせいか、n3にしてからそのスロートでキャッチする確率はイチローの打率より高いです。そして彼女はそれをやってしまった直後にいつも、ボールがどこに行ってしまったかとあたりをきょろきょろと見回すのです。その仕草がとても可愛くて、つい何度も「ドンマイ、ドンマイ」とオヤジっぽく言ってしまいます。

 この前もゲーム中心のレッスンのときに、N子さんはそのミスを連発しました。それでさすがに4回目くらいにまたしてもすっぽりとスロートでキャッチしたとき「N子さん、ハメ過ぎだよ、そんなにハメまくると子供出来ちゃうよ」とオヤジエロギャグをうっかりと言ってしまいました冷や汗

 それを聞いたN子さんは見る間に顔が真っ赤っかになっちゃいました。そこでやめておけば良いのにさらに「この次にハメちゃったら、すぐに外に出してね中出しはダメだよ」なんて言ってしまいましたやっちゃったぁ

 あーあ、これはちょっと過激なこと言い過ぎたと後悔して
いるとなんと彼女は「大丈夫よ、今日は安全日だから!」と言い返して来たのです。そしてそのあとにイージースマッシュをフレームショットでネット際に落として決めるという離れ業をこなしてしまいましたまいったぁ

 
日記 | 投稿者 coach365 15:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

クマゴローは超有名作家?

 涼しくなってきたので調子よく書いていたけど、昨日はさぼっちゃいました。遅くまでレッスンがあってそのあとはデートして夜遅くまで遊んでしまったからです。そして1セットマッチこなしただけでぐったりして寝込んでしまいました。えっ、そんな夜中にテニスするからだろって?違いますよテニスじゃありません、○ニスは使いましたけどね。

 さて、コーチ修行日記です。僕の所属していた会社がいくつかテニススクールをやっていたのですが、なかにはテニスクラブもやっていたところがありました。今日の話しはそのテニスクラブに少しのあいだ配属されていたときのことです。

 郊外にあるそのテニスクラブは、まわりにはまだ畑ばかりで少し離れたところに団地がありその他には住宅がまばらにあるだけでした。はじめてそこに行かされたときに「なんでこんな田舎のテニスクラブで働かされるんだ」と少し憤りを感じるほどでした。

 しかし、「住めば都(みやこ)」ならぬ「勤めれば都」という感じで少しなれてくるとなかなか快適なところでした。
だってそんなへんぴなところにあるクラブなのであまり会員も多くなくてコートはいつも空いていて練習し放題。

 それに数少ない会員さんたちやスクール生のなかにはその頃、話題になっていた「金曜日の妻たち」という新興住宅地を舞台にした不倫ドラマの主人公さながらのキレイな若奥様たちが何人かいましたから。

 午前中はそんな若妻達のためにスクールレッスンをして、午後はやはりもう少し年増の人妻会員さんたちとダブルスゲームの相手をして過ごし、夕方まではコーチ同士で思い切り練習するというもう夢のようなテニス三昧暮らしです。

 そんなある日、平日午後のクラブ会員さん相手の時間に数少ないオジサンがやってきました。プチ肥満気味で特にお顔がふくらみ気味で僕は密かにクマゴローというあだ名をすぐにつけて差し上げました。

 そのクマゴローさんが新顔コーチの僕を指名して30分ばかりヒッティングパートナーをしてくれといいました。コートに出て彼と1対1で打ち合いました。熊っぽい体つきのわりにはなかなか良く動いて良いボールを打ち返して、ときには浅い僕のボールを打ち込んできてエースを取ったりもします。

 僕は「へー、見かけのわりにはなかなかやるなこのクマゴロー」などと思っていました。そしてそのあとに女性の会員が二人やってきてミックスダブルスをやりました。するとその熊さんは組んだ相手の女性にやたらにくだくだとアドバイスしています。かなりテニスに関してはうるさそうで、マニアックな人のようでした。

 僕は一応はコーチなのであまり派手に打ってはいけないことになっていましたので、控えめにプレーしていました。しかし、そのクマゴローさんが「○○ちゃん(思いっきり間違えてました)、本気でやってよ本気で」と言うのです。

 ようし、それならばちょっとばかり頑張ってみましょうと本気になって打ち始めました。すると初めは「そうだよ、そのくらい打ってくれないとつまんないよ」なんて言ってニコニコしていた熊ちゃんでしたが、やがて顔つきが変わってきました。そして彼がサービスを打ってネットに走りファーストボレーを気持ちよく打ち、さらに前に詰めたその頭上へトップスピンロブをお見舞いしたとき熊さんの顔から血の気が引いてしまいました。

 そして僕たちが勝って終わったあとに、ネット際で握手した際にちょっと恐い顔して睨みながら怖~い「○○ちゃん(また間違ってる)、シングルハンドのバックハンドでトップスピンロブなんてやるじゃん」と言ってくれたのでほっとしました。

 そのあとしばらくしてから、そのクマゴローさんが有名な作家であることを知りました。僕もそのころちょうど読んでいた「○○○ボーイの○○」というやたらにオ○ン○ということばが頻出する本の著者だったのです。それとその頃はかなりテニスに夢中だったようでいろいろと他にもテニスに関する記事やテレビ出演などもあり驚きました。

 あのクマゴローさんがあの超有名な作家先生だったとは!びっくり。でも確かにそういえばまわりの人たちはみんな彼のことをリュウさんと呼んでいて、なにやらVIP待遇だったなと思いました。

 だけど、ぼくにはどうみても「限りなく肥満に近いブリュウ」にしか見えなかったけどな冷や汗
 
日記 | 投稿者 coach365 02:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

爽快な青空と胸の谷間とTバック!

 土日の涼しさにはもうこのまま秋になってしまうのか?と寂しさを感じていましたが、まだまだ夏は終わっていませんでしたね。

 夏の青空のもとでレッスンが出来て気持ちの良い一日でした。そして最新のテニスウエアーを着た若作りな人妻さんの出で立ちに感動しました。なんだかすごい胸の谷間を強調したもので、ちょっと目のやり場に困ってしまいましたね。だって谷間が見えるというか、バストのほぼ半分以上が見えているんですから。

 あまり、見慣れていないとほとんどセミヌードでテニスコートに立っているかのような存在ですよ。そして、そういうウエアーをわざわざ着てくるのは見せたいからであって事実やたらと僕の真正面に近づいて挑戦するように見せてくるんです。冷や汗

 それはどう受け取って良いものかちょっと迷いますよ。もう少し若いときならば「これは誘いの印だな、それでは受けて立ちましょう!」という感じですぐに行動開始出来たんですがね。いまは「これは僕を試しているのか?このコーチはどのくらいスケベな人か?そう言うテストのつもりか」なんて疑心暗鬼な気持ちになっちゃいます。

 それとヒップハングと言うんですか?背中からお尻が半分くらい見えるウエアー。なかには真っ黒いとてもエロい感じの飾りがついたTバックを穿いていてそれが丸見えだったり。もうそんなの僕にみせてどうしようと言うんだ!?びっくり

 いやー、初めはほんとに驚いていましたけれどね。この頃はこう思いますよ。彼女たちはこちらが思っているほどそのコスチュームに特別な意味を感じてもこめてもいないのです。いまや、繁華街をいけば胸やお尻が半分見えるような人もたくさいいるし、背中からみると風呂上がりにタオルを引っかけただけみたいな服装の人もいます。

 だから、テニスコートにそういう装いの人がいてもそれはなにも意味などないのだとようやく気づきました。だから夏の青空を楽しむような気持ちで、そのセクシーな出で立ちを眺めて爽快な気分を味わっています。

 でもどうしても理解できないのは入れ墨!あれはシールのものがかなり進歩してまるで本物のようですが良くないですね。
せっかくキレイに盛り上がったバストの片方の丘の上に蝶の刺青なんかがあると台無しです。あれはやはりまともな人のやることではないと思うのですが、中年男の偏見でしょうか。悩んじゃう
日記 | 投稿者 coach365 01:32 | コメント(0)| トラックバック(1)

テニスプレイヤーは年上の女が好き?

 前回は少々、生々しい描写が一部にあり失礼しました。あまり調子に乗ってこのブログ全体の品位が下がるようなことの内容に気をつけます。あれ、誤変換だけど使えるな、無いようにと内容にと二通りの意味で通るものね。

 というわけで少し真面目に何故にテニスコーチやテニスプレイヤーが年上の人妻にかくも惹かれてしまうのかということを考察してみましょう。それはですね、まず生物学的に考えてみると年齢の若い者は男でも女でも、ある程度の長生きをすることを証明できている年長の者を好むという研究結果があるのです。

 生物が自分の遺伝子を託す際、若い者がまず最初に本能的に選ぶ相手は、繁殖年齢の上限近くまで生きられることを実際に長生きして証明していることだそうです。つまり、若い女性ならば中年近くの男を、若い男ならばその逆に年増の女性を好むということです。ただ、女性が相手の場合には出産に耐えられる年齢がいままではあまり高くないため、その点からいくと若い方が有利であったためにどちらかというと女性が年上を選ぶ方がその逆よりも多かったのです。

 しかし、いまやかつては丸高マークを母子手帳に押されていた30代後半が40過ぎてもまだまだ大丈夫というように変わってきました。それに伴って年上の女性を好む若い男性の数も急増しているのです。ではなぜテニスプレイヤーやスポーツアスリートにその傾向が顕著なのか?

 これは私の推測ですが、スポーツアスリートになるような人々はスポーツに限らずあらゆる面で優れていることが多いです。イチロー選手みたいな人を考えてみるとわかりますよね。そしてあのような優れた遺伝子を持ち合わせた人がそのパートナーとして選ぶ相手に求めるものは何か?あらゆる優れた才能なかでどうしてもまだ証明できていない能力は何か?

 そうです、もうおわかりですね。長生きして十分に繁殖することが出来る年齢まで生きることの出来る能力です。こればかりはいくら優れた天才選手といえども実際にある程度までの年齢まで生きて見ないことには証明できません。だからそういう人が相手に求めるものは、そうした年齢まで生きていられることを実際に証明している年上の女性なのです。

 もちろん、長生きしていれば誰でも言いというわけではありません。それだけの年齢まで生きられて、なおかつ若々しく健康で美しくて聡明であることが求められるのは言うまでもありません。日本ではとかく若いことがもてはやされていますが、それは自分が年をとってもう長生き遺伝子は必要ないオジサンたちが作ったものなんですね。

 アメリカやヨーロッパでは40代くらいになって、キレイで聡明で健康な女性の方が若いだけの女性よりもはるかに評価が高いです。自分の子孫をより多く繁殖させたいという願望をもつ若い優れたアスリートたちはそういうことを潜在的に理解しているから、年上で美しくて聡明な女性を好むのですね。

 ただ、困ったことにそういう女性は日本ではほとんどの場合、すでに結婚して他人の妻であることが多いのです。だから本気で自分の求める理想に忠実になると、不倫するしかないということになってしまうのです。

 いや、ほんとに私のまわりでもこの話しを証明するかのような事例が山ほどありますからね。

 でも、私はもう自分がある程度の長生きをしてしまいましたからね。いまは正直に言うと若い女性が好きです。なにせこの年で年上を選んだら、相手は数年後には還暦ですからね。それはちょっとね、かつては年上の女にしか興味がなかった私でもはっきり言って無理ですね。冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 01:58 | コメント(0)| トラックバック(0)

雨の降る日はあぶないテニスコーチ!?

 新しいテニススクールのヘッドコーチになってすぐに禁断の人妻と激しい恋いに落ちた僕が、その後に5年近くもそんないけない関係を続けたことは以前に話しましたね。

 今日はそんないけない日々の一こまをお伝えしましょうね。何々「ああ、やっとお前本来のエロ話を書いてくれるのか」ですって? そうですね少しはエロいかな、いや場合によってはものすごいかも知れませんあれー?

 僕のいたその頃のスクールはアウトドアだったので、雨の降る日はレッスンがありませんでした。テニススクールなんてレッスンがなかったら仕事がないも同然ですから、支配人に断って「本屋でテニスの雑誌と本を見てきます」なんて言えば2~3時間は外出してこられます。

 彼女とつき合い初めて1年くらい経った頃の6月だったと思います、長梅雨で毎日のように雨が降っていました。それでいろいろと用事をつくって外出しては彼女と密会していたわけです。でも初めはファミレスとか喫茶店でお茶を飲んで話しているだけでしたよ。それが何日目かに「ねぇ、いまから家に来ない?」と大胆なことを彼女が言うのですびっくり

 「えっ、それはいくら何でもまずいでしょ」と一応は拒否のポーズを見せましたが、頭の中はもうくらくらする思いで一杯々。「じゃあ、少しだけね、お茶飲んだらすぐに帰るから」なんて心にも無いことを言いながら、「なにかお茶菓子でも買ってくるからちょっと待っていて」と言い残し彼女を喫茶店に待たせて僕が走った先は薬局です照れちゃう

 そうです、ラブホテルに行くわけではないのですからああいうものが備え付けてあるはずはありませんからね。ああいうものって何?って、それは遺伝子伝達遮断具のことですよ。えっ、余計にわからないですか?仕方ないですね、でもこんなこと書いたら僕のブログは365から閉め出されちゃうかも。
 
 というわけで、それを買って喫茶店に戻って彼女の車でお宅までついに行ってしまいました。もう1年もつき合っていましたが情熱は衰えるどころか、益々はげしく燃えさかっていました。家に入るなり、危険な情事のマイケル・ダグラスみたいにズボンを半分脱いで、彼女にのしかかりリビングのソファで1セット。セットブレークのあとに寝室に移ってからまたしても激しいラリーの応酬の末に2セットめを終了好き

 さらに雨がまだまだひどく降っているのを確認すると、少しプレースタイルを変えて3セットもデッドヒート目がハート

 いまでも雨が強く降る日にはその頃の熱い情熱の感覚が蘇ります。ただ、それだけでなく少しばかりの腰の痛みも思い出して思わず腰をさすってしまいますけどね冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 01:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

ポリプラズマはやっぱり良いよ!

 今日は久しぶりにレッスン中に思い切り打ち合いしてみました。なぜかってそりゃ涼しくなったからですよ。この前みたいに暑い日にそんなこしたらすぐバテてしまいますからね。というか、暑いときは思い切り打ち合いをしようなんて思わないけど。

 それで、あらためてポリプラズマが良いなと思ったわけです。打球感もボールがそこんとこだけ喰いついている感じがナチュラル以上だし、飛び出しもシャープで思い通りのラインに向かって飛んでいくし、スピンのかかりもグッドと言うことなし!ただし、60ポンドで張っているのでたまにオフヒットすると衝撃がかなりあるので、手首あたりに痛みを感じることもありますね。しかし、落とすと思い切り振り切れないしその辺は少し慣れていくしか無いのかなと思います。

 でも僕は結構リストを柔らかく使って打ちすぎるので、そんなことしないで打つ人には問題ないでしょうね。明日も涼しかったらまた少し打ち合いをして楽しみたいと思います。

 いやー、久しぶりに打つのが楽しみなストリングに出会えてほんとに良かったですよ。まだ試していない人にはぜひお薦めですね。

日記 | 投稿者 coach365 01:48 | コメント(0)| トラックバック(0)

ミックスダブルス優勝請負人

ミックスダブルスの草トーナメント、それもあまりレベルの高くない試合に男の方だけものすごく上手くて強いペア。
そういうケースの約78%の場合、そのカップルは出来ているという調査結果があるそうです。(そんなものあるはずないよ冷や汗

 しかし、僕の知っている元インカレ選手の超実力派のコーチはもっとレベルの高いトーナメントに出ては、次から次へと組んだ女性を優勝賞金がわりにせしめているという噂です。その相手ペアはテニスを一応は知っているという程度のレベルでオーケーなんですあれー?

 どこかでたまたま見つけたこれぞと思うお目当ての女性がいると彼は「○○トーナメントに一緒に出て優勝してみたくない?」と言うのです。女性は初め大抵は遠慮しますと断るのですが、その後に彼のテニスを目の当たりにすると一転「ぜひ一緒に試合に出させてください、お願いします!」となるカンタン

 なぜなら、彼と組めばほんとに優勝するのは夢では無さそうと誰しも感じるからです。おそらくその彼女のまわりにいるプレイヤーで彼の暴力的な極真流テニスうるせーにかなう人はまずいないでしょうから怖~い

 たとえば豪華な賞品がもらえることで有名な某トーナメントなんかに誘えば、セレブなCAでも「ぜひ一緒に組んでいただけますか目がハート」って感じですね。それで実際に彼はその魅惑的なキャビンアテンダントと組んで、優勝こそ逃したもののファイナルまで残り、感激した彼女をゲットしたのでした好き

 でも、いくらなんでもそんな大きな大会でペアが初心者じゃ大変じゃないのと思いました。彼が言うには「中途半端にテニスができて動かれるよりも、まったく動かないで手をださないでいてくれる方が良いんですよ」とのこと。それに彼女が美人であるほど相手の男性から攻撃を受ける確率は限りなくゼロに近く、それをパートナーの女性が感じ取ると嫉妬心が芽生えて相手チームはガタガタになるんだとか。

 なるほどねー、と感心した僕は早速にもあるサークルで知り合った若くてキレイなエステティシャン嬢と組んでミックスに出場しました。結果ですか?決まっているでしょう。

 軽く優勝・・・を逃しました、ベストいくつかって?いえいえ2回戦で負けて帰りに街道沿いのモーテルを横目で見ながら、隣のデニーズに入ってランチを食べて帰りましたよ冷や汗
 
  

日記 | 投稿者 coach365 01:32 | コメント(0)| トラックバック(0)

甘く危険な香のミックスダブルス

 皆さんはテニスクラブに入っていますか、入ったことがありますか?あそこはタイトル通りのところです。

 テニスクラブは出会い系サイトとおんなじなんですよ。そりゃ全員がそうではないですが、みるからにイヤらしい感じの男の人。最近なんだかヘンにうけているちょい悪オヤジなんていうタイプの金持ちそうなおじさんあたりがすごいんです。あっ、決してこのブログにもいらっしゃるテニス界の重鎮のあの方のことではありませんのでくれぐれもお間違えなく。

 それと、「その年でそれ着ちゃうの!?」という感じの派手派手おばさま、昔からよく言う有閑マダムという方々。有閑というのはヒマがたくさんあるという意味で、その手の方達はヒマだけでなくマネーもあるわけです。そのマネーで若いコーチやクラブのなかでテニスが上手くてハンサムなお兄さんたちに積極アタックしていくわけですよ。

 そんな甘く危険な香のする人たちを見分けるのは実に簡単、同じペアで3回以上ミックスダブルスの草トーに出ていたら確実にヤッテいる!そうです。
えっ、「私はもう10回以上もお気に入りのクラブ仲間の男性と試合に出ているのに彼は指一本ふれてはいない」ですって?

 ごめんなさい、それはあなたがたぶんテニスが上手くて強いのでしょう。だからそのパートナーの方は純粋に戦略上の必要性からあなたを選んでいるのですよ。もしも彼がハンサムでテニスが上手いのでしたら、もっとレベルの下のミックスの試合に別の女性と出ているはずですよ。そしてその相手とは確実にトーナメント後の反省会を帰りの街道沿いにあるモーテルでみっちりとやっているはず。

 みなさんもテニスクラブに入って大いに楽しみましょう。甘く危険な香のミックスダブルスを!
日記 | 投稿者 coach365 01:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

甘く危険な香りのテニスコーチ!

 あれー、いつのまにやら10日も過ぎてしまいましたね。
もう前回の話しを自分でも忘れてしまいましたが、読み返して続きを書いておきましょうね。

 実は休んでしまったのには少々わけありでして、体調不良と多忙のためなんですね。期待?していた40度越えは無かったですがとにかく今年の夏はちと暑すぎますね。暑さには20数年のキャリアで慣れているはずの僕でもこの灼熱地獄は耐えられませんでした。

 なんだか体がだるくてレッスンを終えると生ビールをぐびぐび飲んで、そして横になって居眠りしてそのままなんにも出来ず仕舞い。そしてそんな時に限ってやたらに代行レッスンが多くて、ほんとにテニスコートでレッスンしている以外は何にもしていませんでしたねこの10日くらいのあいだは。だからこれから書くこともさらっと書いて終わっちゃいますので悪しからず。 

 新しいテニススクールで出会った年上の美しい人妻と恋におちた僕が選んだカードは・・・、2番でした。

 えっ、「2番がなんだったか忘れちゃったよ」ですって。そりゃそうですね、10日も前の話しですものね。じゃー、具体的に書きますね。2番は「情熱に任せて突き進む」ですよ。

 そうなんです、ついに僕も一人前のテニスコーチとしてコーチならば一度は通る「不倫の道」を歩み出してしまったのです。でも人はなんで不倫と呼ばれるような危ない行動をとってしまうのかそのときによーくわかりましたね。

 レギュラーな恋愛では決して味わうことのない、奥深い情熱の炎で身を焼くあの思いは正に禁断の園に迷いこんだアダムとイブなのです。「ナニをわけのわからんこと言っているんだこいつは?」と言われるかも知れませんが、それは経験の無い方の常識的見解でしょう。でも経験のある方ならおそらく大きくうなずいているのではないでしょうか?

 とにかくそんな禁断の果実をむさぼるような日々がそれからなんと5年近くも続きました。しかし、それはとても甘美な夢のようなあっと言う間の出来事のようにも思えます。

 どんな甘く危険な日々を過ごしたかはまた次回に書きます。この暑さがおさまったらどんどん書きますがそれまでは間が空くかも知れませんが、気長に読んでいただけたらと思います。
日記 | 投稿者 coach365 01:04 | コメント(0)| トラックバック(0)

甘く危険な香りのテニスコート

 最近、意に反して?まじめで堅い内容が続いたので本来の軟派でお気楽なテニスコーチ修行日記といきます。
 
 テニスクラブのオープンイベントでこけら落としのエキシビションマッチが組まれて、危うくモノホンのプロの方たちのなかで中村玉緒みたいにコートのなかで右往左往する羽目になるのを免れた僕でした。まだ20代後半でしたが童顔だし責任感が欠如しているためにどうみても二十歳くらいにしか見えないこの僕が、そのオープンしたテニスクラブに新設されるテニススクールのヘッドコーチとして就任することになりました。

 そしてそんな未熟者の僕のスクールでしたが、募集を始めると設定したクラスはほぼすべて申し込みがあり充足率は60%くらいというラッキーなスタートでした。
 
 おかけで僕は親会社から来ていた総支配人にも気に入られて実に快適に暮らしていました。以前とは打って変わって今度は、「良いときには良いことか重なるものです」という感じで30才過ぎのとても魅力あふれるすてきな人妻と恋に落ちました。

 きっかけはスクール生の募集をするときに、はじめなのでとにかく一人だけでも申し込みがあれば受けるということでその彼女が一人だけのクラスがつくられたことからでした。

 確か火曜日の午後1時か2時からのクラスでしたが、はじめてそのクラスのレッスンのためにコートへ行って彼女に会った瞬間に何かただならぬものを感じ取りました。

 そしてそれから一期2ヶ月のあいだは毎週、彼女と一対一のプライベートレッスンを90分間たっぷりです。しかもそのレッスン時間には他にはレッスンがなくてスクールコートはクラブハウスからかなり離れたところでほとんど人目に突きにくい位置にあったのです。

 お互いに惹かれるものを感じていた我々は2週目にはコーヒーを飲みながらうち解けてあらゆる話を3時間もして、次の週にはレッスン前にランチを一緒に食べて、レッスン後にまたお茶を飲みながら2~3時間も夢中で話しをしました。

 そして一月が過ぎる頃には、レッスンとはまったく関係のない曜日、時間帯に会うようになり夜の町で飲みながら楽しく話しをするようにまでなりました。彼女の夫は商社マンで東南アジアに単身赴任中でした。

 僕はこの関係をもっと進めて良いものかどうかとても悩んでいました。彼女の気持ちがどういうものであるかはよく理解できていました、それに僕は不倫が悪いことだと言う気持ちは角砂糖のかけらほどもありませんでした。以前に相手の気持ちがわからなくて失敗していたので、二度と同じ過ちは繰り返したくないと言う思いと、結婚している女性と真剣に深くつきあうことのリスクの狭間でとても揺れていました。

 自分が不器用な男で、うまく気持ちをコントロールして一時のアバンチュールに身を委ねて楽しくやるなんてことが出来ないのはよくわかっていました。ならばそれ以上は深入りせずにそのままプラトニックにお茶飲んで話したりしていればそれで満足できるものだろうか?まいったぁ

 あー、あの頃の深い悩みをいまでも昨日のことのように思い出して切なくなります。果たして僕が引いたカードはどれだったのでしょう? 

①恋愛沙汰は避けて身をひく
②とにかく熱い情熱に心も身も任せる
③そのままプラトニックな関係を続ける

「どう、すんのよー俺!」って感じで、さらにつづく!
また明日に・・・書けたならば書きます、中途半端ですんません。
日記 | 投稿者 coach365 00:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

ダブルフォルトは年の所為?

 僕は自分で言うのも何ですがサービスの名手としてフラット、スライス、スピンとすべてが得意です。なかでもスピンサービスはツイストサービスが大得意で、跳ねるコートだと打った自分が驚きそして受けた相手に気の毒なことしたなと一瞬、思うほどものすごい横へ曲がって跳ねます。

 でもそれは若いときの話で、次第に威力は失われていっているのに自分では気づいていなかったみたいです。かつては推定190km/hのフラットサービスかアメリカンツイストサービスのどちらかでたいていはエースがとれて、特にダブルスは腕の良いペアと組めばまずサービスを落とすことは滅多にありませんでした。そしてシングルスでもダブルフォルトは10試合中で1回くらいしかなくて、ほんとにサービスにはかなりの自信をもてるようななっいました。

 ところがいまはきっちりと入れるためのスピンサービスがかえって負担になってよくダブルフォルトを犯します。以前のようにラケットでしっかりとボールを擦ることが出来なくなっているのが原因です。かつては○○海老蔵と呼ばれるほど屈曲していたサービスモーションがいまでは少し膝を曲げる程度。上腕や肩の筋トレもしていませんし、昔と同じサービスが打てるはずもないのについついあのツイストがまだ打てるつもりになってしまうのです。

 周りにいる同年代の人たちは年を取ったなりにテクニックや頭を使ったテニスで力に頼るプレイは卒業しています。僕もそういう人たちを見習うべきなのでしょうが、まだそれができません。体が動く限り、いまの若い人たちの打ち方を取り込めるうちはまだまだハードヒットして思い切り打っていくテニスがしたいのです。でもそれにはやはりきちんとトレーニングを積まないとだめですね。

 アンチエージングなテニスを目指してこれからも頑張ります。同年代、先輩プレイヤーの皆様、どうぞいつまでも若く元気でプレイし続けて行きましょう。
日記 | 投稿者 coach365 00:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスクラブのオープンイベントが恐い?

 雨でレッスンがなくて少し疲れ気味の肉体を休めることができて良かったですが、ナイターはレッスンありそうですね。それまでにコーチ修行日記を今日はさらっと書いていきます。

 僕が所属していた会社は某大手電鉄会社グループの一つでした。そのためテニススクールの会場はその親会社がオーナーであるテニスクラブなどがメインでした。ある日そんな親会社のテニスクラブが新たにオープンすることになり、そのオープンイベントにプロ選手を招いて試合をしてもらうということになりました。

 一人はその親会社と以前からの関係があった日本プロテニス界の重鎮ともいえる大選手(とっくに引退はしていますが)、もう一人は現役のその親会社所属の女子プロ選手、そして以前にも紹介した僕のテニススクールの先輩で全日本を制したことのある天才プレイヤーの先輩です。それでもう一人も現役プロを予定していたのですが都合がつかなくなり、急遽その代役が1週間前くらいになって必要になりました。

 そうなんです、あろうことかそんな大選手3人のなかにこの僕が入ることになってしまったのです。もちろん僕は頑なに拒みました、というかもう半分は泣き顔で懇願しましたよ。でもヘッドコーチは気楽にも「大丈夫だよ賞金が掛かっているわけじゃないからさ、でもダブルフォルトだけはしないでな○○さんがそれだけは許してくれないと思うから」って言うのです。

 まぁ、ダブルフォルトはしないでしょうが全日本選手権でなんども修羅場をかいくぐってきた3人のなかにちょっとした草トーナメントのベスト8か16で一杯々の僕が入るなんて考えられません。まるで松岡と組んでわけわかんなくてコートのなかをウロウロする中村玉緒とほとんど変わりません冷や汗。ほんとに「とほほ・・・」って感じでそれからの1週間はもう憂鬱な毎日でしたよ。

 しかし、そんな僕の心の底からの願いをなんと天はきちんと叶えてくれたのです。それは「頼むから、当日は土砂降りになってくれー!」ですよ。なんと前日まではかなり晴天で先輩の天才さんと少し練習して「お前、明日の試合だいじょうぶ?」とものすごく不安な顔で訪ねられていたのに、朝おきてみると窓の外は土砂降りです。テニスコーチならわかると思いますが朝から雨がひどいとなんだか嬉しくなっちゃいますがそのときの嬉しさはもう格別でしたピース

 こうしてなんとかサラブレッドのレースに放り込まれたロバか道産子馬みたいな醜態をさらさずに済みました。でもこういう感じの憂鬱な出来事はその後にも数多くありましたね。またいつか機会があったらお話しましょうね。
日記 | 投稿者 coach365 16:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコーチの職業病?テニスエルボー

 毎日々、かなりのボール出しとストロークにボレー、サービスもかなり打つので長くコーチをやっていると一度はテニスエルボーに悩まされます。僕も40代になってすぐくらいにかなりひどいエルボーで一時はまったくボールを打てなくなりました。でも現在ではまったく完治してしまいました。
堅めのラケットにポリエステルのストリングを60ポンドで張って、元気の良い高校生たちとガンガン打ち合っても平気です。

 こんなに完全に治せたのにはいろいろと努力したからだと思います。まずコーチにアドバイスしたいことはボール出し用のラケットは振動吸収性の高い大きいものにできる限り緩くストリングを張って使うことをお薦めします。それと肘が痛む間はドクターエルボーのような肘用のサポーターを必ず装着してプレイすること、そして打ち合いに使うラケットは出来ればナチュラルを40ポンド以下のテンションで張ることです。

 そしてレッスンが終わったら良く冷やしてから、ヒマがあったらストレッチすること。これを半年くらい続けたらたぶんエルボーが嘘のように治ると思います。食べ物はコラーゲンを豊富に含んだ食品が傷んだ腱を修復するのに良いと思います。お金があれば週に2~3回はフカヒレを食べると良いですね。お金がなければエイヒレでも良いですが、それで酒や焼酎を合わせて飲み過ぎるとかえって逆効果なので注意ガハハ

 暑い夏は筋肉にもダメージが起きやすいので、この時期は注意した方がよいですね。テニスエルボーにまだなったことがない人でもこれからなるかも知れないので注意ですよ。初めから肘が痛くなるとは限らないので知らないうちになってしまうかも知れませんよ。利き腕の前腕の筋肉に単なる使いすぎのときに感じる重く鈍い痛みが起き始めたら要注意です。それがだんだんと肘のあたりに向かっていって、気づいたらテニスエルボーになってしまっていたなんてことになるんですよ。

 あと、前回の話しで出てきたお酢もわりに良いようですよ。それからかなり痛みがひどくなってしまったらショウガを食べると良いと言う人もいます。なんでもカール・ルイスがショウガで膝のトラブルから解放されてオリンピックに復帰したという話しがアメリカでは有名らしいです。だからアメリカにはショウガのエキスのサプリもあるらしいんです。ジナキシンとかいうのがそれで、これかなりの効果があるらしいです。

 ではなぜ日本ではあまり知られていないし普及しないのかって?そりゃ、こんなのが売れ出したら既存の消炎湿布材とかクリーム市場が大打撃を受けてパニックになるからでしょうねビミョー
日記 | 投稿者 coach365 00:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロ協錬成会にチャレンジ

 夏はやっぱりこれくらい暑くないとダメですよね。でも昨日は午後のレッスンでボール出ししているだけでクラッとしてしまいましたけど、たぶん光化学スモッグの所為ですけど少し息苦しさも感じました。石原知事のおかけで東京の空もかなりキレイになってきたのですがまだ光化学スモッグはなくならないんですね。

 さて、テニスコーチ修行日記です。なんとかプロテニスコーチの試験に合格することができ、晴れてJPTAのメンバーとなることができた僕が一番はじめに参加した協会の行事は錬成会というプロコーチ同士のトーナメントでした。

 はじめに参加した会場は確か埼玉県のプロ協会員の所属するテニスクラブでした。その頃の錬成会参加者は今よりも多くて1組から7組くらいまであり、そして若壮年組がさらに2組くらいあったと記憶しています。

 初めて参加する者はとくに戦歴がない場合には一番下の組に入ります。そして僕もとくに誇るほどの戦歴無しなので一番下の組でした。一つの組は6人ずつで総当たりです。デビュー戦で当たった相手は太腿にテーピングしていていかにも試合慣れしていそうな人でした。

 さすがプロコーチで試合慣れしたその人からはありがたくさっさと団子をいただいてしまいました。「これで一番したの組なのか?冷や汗こりゃとんでもない試合にきちゃったかもまいったぁ」と思いました。しかし、その相手はその後なんどかの錬成会参加で、あっと言う間に1組まで上り詰めJOPランクも急上昇してついには全日本選手権本戦出場したほどの人でした。僕が団子くらって当たり前だったわけでした。

 なんでそんな実力派が一番下のクラスにいたのかと思ったら、足と肩を痛めていてリハビリのつもりで参加したかららしいです。ということは僕はリハビリ治療中の肩慣らしのプレイヤーから1ゲームも取れなかったというわけでした、情け無いねやっちゃったぁ

 でもそのあとに当たった相手は、当時まだ協会員としては若手だった僕よりもさらに若い感じの人でした。初めの試合でかなりレベルを上げてプレイしていたので、スピードもプレースメントも上々になっていた僕は今度は逆に団子をその相手にごちそうしてあげましたピース

 そのあとまだ3人との対戦が控えていましたが、2人目の相手に楽勝できたことで、「これはもしかしたら4勝1敗で2位になれるかもイシシ」なんて楽観しちゃいました。でも初めの相手は強すぎ、その次の人は悪いけれど経験が浅くて弱すぎで二人とも特別だったんです。
あとに対戦した3人はみんなプロテニスコーチとして、いわばスタンダードな実力を持つ人たちばかりで結局その3人には一人も勝てませんでした。

 正確で深いストローク、滑るように低くバウンドするボレー、マシンのように絶対にミスしてくれないスマッシュ、そして速いフラット、切れのあるスライス、跳ね上がるスピン、と三拍子そろった見事なサービスを3人とも持っていました。これぞプロテニスコーチというような3人には負けてしまいましたが、いつか自分もその先輩達のようなテニスをできるように努力しようという大きな励みになりました。

 そのなかの一人と対戦したとき途中で、不覚にも右足ふくらはぎが痙攣してしまいました。するとその相手の先輩会員は親切にも、僕の足を掴んでストレッチして痙攣が治まるまでそれを続けてくれました。さらに「これを飲むといいよ」と言って自分の特性ドリンクを飲ませてくれました。痙攣予防にはお酢が良いことをその時に教わりました。ちょっと酸っぱくて独特な味のその先輩のドリンクを飲ませてもらったおかけでそのあとはもう痙攣しなくて済みました。

 その優しくも素晴らしいプロテニスコーチの鑑のような先輩会員は、その後いろんなテニス雑誌の技術ページに登場する有名なカリスマコーチになり現在も活躍しています。
そんな姿を雑誌で見る度に、やはり世の中って良い人がちゃんと日の目を浴びるようにできているなと思い、なんだか少しほっとしますにっこり
日記 | 投稿者 coach365 12:08 | コメント(0)| トラックバック(0)

ラケット&ストリングいまだに悩んでます

 今日は暑くて暑くて誰しも書いているので書くのをよそうと思ったけどやっぱり書いちゃいますね。でもまだまだこれから40度越えの日々がやってくるとの予想ですからね、これしきの暑さにひるんでいるわけにはいきませんよ。

 さて、こんな暑さのなかで思ったのですが自分に合ったラケットとストリングとテンションについてです。テニスを始めて30年近く、そしてテニスコーチになって25年近く、使ったり試しに打ったラケットの数はおそらく100種類くらいにはなるでしょう。ストリングについてはそれほど多くないですが、それでも300種類くらいは打っています。そして一年365日ほとんどテニスして、ストリンガーとしても年間に1000張りはこなしています。

 それなのにいまだに僕のラケットとストリング、そしてテンションはこれだという絶対の自信がもてません。この前すこし書いたポリプラズマをいま使っていて、これはものすごく良くてこれこそマイストリングかも・・・、と思いましたが今日は打っていてもう少し鋭い反発力が欲しいと思いました。でもコントロール性と打球感はとても良くて、安心して振り抜ける数少ないストリングです。しかし、もう少しオープンコートに打ち込んだときの高速スピードが欲しいのです。

 たとえばそう言うときにVSタッチを張っていると打つ寸前に、相手からノータッチを奪う瞬間をイメージできて実際にそれが可能です。反発力は同じスイングスピードだったらやはりナチュラルが勝りますよね。だからハイブリッドにしてクロスかメインにナチュラルを張ればそれをカバーできるのかも知れません。でもそうすると今度はフォアハンドのトップスピンを深くできるだけ直線的に飛ばそうとしたときにポリプラズマのみのときより蒸かしやすいのです。

 あちらをとればこちらがダメだし、こちらをとるとあちらがダメ。そんなジレンマに陥りながらなんとか折り合いをつけていくんですよね。しかし、すべてに良いセッティングというのが無理なんでしょうか。

 あと、最近はメーカーがすぐにモデルチェンジしてしまうのでやっと使いこなせてきたラケットを変えざるを得なくなる。それでまた1からやり直しで使いこなしたり、ストリングのセッティングを調整するのに時間がかかる。そしてそれが上手くいった頃にはまた次のモデルに変えさせられる。

 いま使っているO3ツアーはだいぶなじんんできていい感じになりましたが、これもいつまで継続して出してくれるのか不安です。でもいまさらグラファイトもプロスタッフもどうかなと言う気がするし、それだっていい加減あと数年で無くなるのは目に見えているし・・・。最新モデルでこれから10年くらいはモデルチェンジも生産中止にもならないのはどれでしょうか?NXグラファイトにはほんとにまいりました。まさかこんなに速く生産をやめてしまうとは思いませんでしたから、ずいぶん多くの方に長く使うならこれが良いですと薦めてしまいました。

 メーカーも売らないことにはやっていかれないのでしょうが、もう少し慎重に販売計画を練ってもらいたいですね。
もしも、O3ツアーが1~2年で生産中止になるようでしたら長年にわたって親しんできたP社とはもう縁をきる覚悟です。そうしたら日本ではいまいちだけどアメリカでは絶大なるブランド力を誇るV社に変えるつもりです。良いものは良いという姿勢で安易にモデルチェンジしないで頑張るこのメーカーの好感度はとても高いですから。
日記 | 投稿者 coach365 02:30 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロコーチテストにチャレンジ

 やっぱりだいぶ前に読んだ新聞記事「今年は史上最高の暑さになる」というがにわかに信憑性を帯びてきましたね。明日は朝から晩までびっしりとレッスンが入っていて、今日くらいの天候状態かそれ以上だったら・・・。まぁそう言うときはレッスンに来る人も休憩しながらゆっくりとやってもらたいと望んでいるわけだし、コーチが汗びっしょりになって走り回る必要は絶対にないでしょう。

 さて、プロテニスコーチの試験を受けた時の話しですが、テスターによってだいぶ違う内容になることはいいましたね。僕は合宿で懇意にしていただいた方がテスターでしたので気持ちが楽でした。センターマークを中心にして半径1メートルくらいの半円に狙ってボレーつなぎ(相手ストローカーはテスター)をするテストでも、あまりというかまったく意地悪な返球をされることもなく無事に規定回数をクリアして合格。ちなみに別の会場での人から聞いた話しでは、クリア回数ぎりぎりまでは楽なボールで、あと一球と言うときにめちゃくちゃ速くて回転が掛かったボールを正面にぶつけるように打たれて不合格にされた人が何にもいたそうですあれー?

 そして打球テストも見守るのはその慈愛に満ちたテスターで、決められた場所に入っても打ち方が悪いと不合格になるところを何度か「もう一度、誰が見てもわかる打ち方で狙ってください」とやり直しをさせてくれました。おかけでこれもなんとかクリアしましたスマイル

 これも別の会場での話しでは、たとえばフォアハンドグラウンドストロークのトップスピンで狙うテストの場合に、きちんとトップスピンが掛かって狙い通りに入っていても打ち方が個性的にだと不合格だったと言います。それとサービスのテストではスライスで狙ってきちんと目標エリアに入ってもトスの位置がスライスの普遍的な位置に上げられていないとダメ。つまり試合などでは苦労して同じトスの位置からスライスとフラットを打ち分ける方が有利ですが、誰にでもわかりやすく、また誰にでも打ちやすい方法を教えるべきプロコーチはスライスサービスのトスアップをきちんと右寄りに上げなくてはいけないのです。
 
 でも僕はそんなサービスのトスの位置を隠したりは元々していないので難なくクリアできましたが。会場で知り合ったJOPランキングの60位くらいまでいった実力派コーチはトスの位置を変えて打てなくて不合格。もう少し成績が良くて全日本選手権に出ていればすべての打球テストは免除というラインなのに気の毒でしたびっくり

 ようするに初心者や打てない方達にわかりやすく見せて教えられるように、自らが基本どおりの打ち方ができなくてはなないということなのです。非力な人でも、不器用な人でも、運動神経があまり良くない人でも打てる、そんな打ち方を基本としていなくてはいけないと言うことでした。

 少ない力とできる限りシンプルな打ち方を基本として、その上で個性や独創的な要素が加味されていって上達することを目指すのがプロコーチのあり方と言うのです。非力だし独創性のあまりない僕にはとてもこれはありがたいことで、その後のテニスコーチしての指導法の基本を身につけるきっかけでした。
日記 | 投稿者 coach365 23:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

何とか受かったプロテニスコーチテスト

 プロコーチのテストに受かったことはすでにお伝えしましたが、その試験での悪戦苦闘ぶりを少しお話ししましょう。

 1日目のペーパーテストは全問に回答して一番に提出して、その後に結果を渡されたときにみるとほぼ満点に近い得点でしたので、まったく問題ありませんでした。この点に関しては合宿中に学んだことを忘れずにすぐにテストしてもらったおかけでかえって高得点が取れたのかも知れません。

 問題は打球テストとレッスンテストです。打球テストはまず緊張しやすいのが最大のネックだったのですがラッキーでした。なにがというと合宿でお世話になった講師の方がテスターの責任者を務めていたのです。

 合宿ではいろいろと接する機会があり、3泊4日もご一緒させていただくと親しみを感じてもらえたと思います。それでテストの時にその方が見守る前で打つことになったのですがおかげ様でとてもリラックスして打つことができました。
一番よい成績だとプロフェッショナル1と呼ばれる最高位の資格を打球テストではクリアできるのですが、惜しくもプロフェショナル2という真ん中の資格でした。でも自分としては上出来でとても嬉しかったです。
 
 このテストで一番の難関はボレーつなぎなんですが、テスターとの人間関係でかなり結果が違うと思います。テスターと親しい場合や気に入られていると難しい返球を強いられる確率が少ないのです。でもその逆だと・・・、緩く2~3球優しく続いたと思ったら突然体の正面を目がけて思い切り速くて回転の効いたボールが来て決められたゾーンに返せなくてNGになる。それでそのテストで落ちたり、最低ランクのポイントしかもらえない人の嘆きをずいぶん聞きました。

 実技のテストは普段から毎日のようにやっていることを当たり前にやれれば良いのですが、緊張を強いられる怖モテタイプのテスターに当たると最悪なわけです。この点でも僕は親しくなった方にテストしてもらえてラッキーだったわけです。

 そして最大の難関はレッスンテストです。その会場周辺から募集したモニターの生徒さんを相手に実際にレッスンをしてみせるというテストなのです。これがあるおかげでいくらテニスが上手いとか、戦歴がとても素晴らしいとかの実力派プレイヤーでもそのままではプロのコーチとしては認めないというJPTAの資格の正当性があるわけです。

 ごめんなさい、この続きはまた明日にさせてください。ほんとにこの頃レッスンが多くてもう疲れがひどくて意識がもうろうとしてきたのです。ではまた明日・・・、いや明後日かも?
日記 | 投稿者 coach365 00:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

プロテニス協会認定テスト受験の顛末

 JPTAからセミナー合宿参加の許可通知を受け取り、ひとまず書類選考ではプロコーチへの第一歩を踏み出しました。しかし、通知には応募者が多すぎたために当初のスケジュールでは受け付けられなくて急遽、追加の合宿を設定したのでそちらへ参加してくださいと書かれていました。

 その頃、スポーツのインストラクターやコーチの資格が文部大臣認定資格に移項するということが予定されていました。そして商業施設、まぁ普通のテニススクールやクラブのことですが、そういうところでお金を取ってレッスンをする者には文部大臣認定テニス教師資格というものを与えて将来はその資格がないとそれらの仕事には従事できなくなるという噂でした。

 そして、そのスポーツ教師資格はプロテニス協会が取り仕切るので今のうちに既存のプロテニス協会認定資格を取得しておくと短時間で文部大臣資格に移項できるということでした。そのためにプロテニス協会への入会希望者が殺到していたわけです。

 それで変更になった日程での合宿は軽井沢でおこなわれました。ゆうすげ温泉という昔ながらのテニス宿という趣のところでした。そこで3泊4日くらいの合宿でみっちりとプロテニスコーチとしての研修を受けるのです。

 講師はその頃にテニス雑誌などでよく拝見していたベテランコーチばかりで、そんな素晴らしい方々から直接に指導してもらえて僕はとても嬉しいと思いました。

 セミナーでの内容はテニスの歴史やルールなどの座学から、オンコートでのグリップとフォームと打球特性の関係を実際に打って披露してもらったり、個人レッスンとグループレッスンのデモンストレーションなど、実に多岐にわたってこれだけこなしてもそれはプロコーチとしての最低限のものということに驚きました。

 そして最後の日には参加者全員での親睦試合をやって楽しみました。そこで知り合ったコーチのひとりとはそのご数十年してから同じスクールで働くことになりいまも良く顔をあわせます。そのはじめての合宿でもそういう何十年越しの友人ができましたが、その後に参加したいろいろなプロ協会の試合やイベント、セミナーなどで実に多くの知り合い、友人に巡り会うことができそれこそがこのJPTAに入会して良かったと思えることの一つです。

 あれっ、もう入会できたように話してしまいましたね。そうなんです、そんな難しい多くのことを学ばなくてはならないJPTAの認定テストでしかも勉強も練習もする時間がなかった僕ですが奇跡的に試験にパスしました。

 でもその試験会場での様子はまた明日に書きますね。実はこのところレッスンが多くて肩がこってしまってもうとても辛いのです。疲れていて面白いことも書く元気がなくてご免なさい。でもこのプロテニス協会の話しは、テニスコーチの方でJPTA入会を少し検討している方に少しでもその良さをわかってもらいたいと思って少々まじめに書きました。
えっ、「お前みたいのがメンバーだと知ったらみんなが受けるのをやめるぜ」ですか、いや僕は実はとても真面目な男ですから・・・、でもコーチ修行日記を読み返されたらアウトですかね。まぁ、世の中にはいろんな人がいますから、僕みたいなのが一人くらいはいないと万事が堅苦しくてつまらないですよ。ワハハ



日記 | 投稿者 coach365 01:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

コーチの資格を取るならプロテニス協会

 なんだか風が涼しくて夏本番というにはいささかおかしい雰囲気ですが、レッスンするにはちょうど良いかも知れません。
 
 さて、前回は雪が降って試験がなくなると思いこんで飲み過ぎたあげく、テニス協会の今は無き公認指導員資格を取り損ねた話しをしました。その後、テニスコーチとして続けていくならばきちんとした資格を取るべきだと思い先輩に相談しました。

 先輩は元プロプレイヤーで輝かしい戦歴を誇る天才的な人でした。でも、その先輩が持っているコーチの資格はテニス協会の指導員ではなくて日本プロテニス協会公認の資格でした。それは先輩がレッスンで着ていたおしゃれなブルゾン風のウエアーの背中に大きくJPTA(Japan Proffesional Tennis Assosiation)と書かれたロゴでわかりました。

 アマチュアの、例えば学校の部活の先生とか地域のサークルを指導するボランティアのコーチをやる人でも取れる公認指導員と違って、テニスを職業としてお金をもらってレッスンをするプロのテニスコーチを対象としているのがJPTAの公認資格でした。

 僕は先輩が着ていたJPTAのロゴ入りウエアーをどうしても自分でも着たいと思いました。それで思い切って先輩に酒によって歩くのすらおぼつかない状態で受けて落ちた公認指導員試験よりも冷や汗、はるかに難易度が高いJPTA資格にチャレンジするつもりであることを打ち明けました。

 JPTAの資格試験を受けるためにはJPTA会員の推薦がないと受けられないからです。僕の実力を知る先輩が果たして推薦状を書いてくれるかとても不安でした。しかし、僕が心から尊敬しているその先輩は快く推薦状を書くことを引き受けてくれましたナイス!

 そして資格テスト受験のために書類を揃えて申し込みをして、書類選考の結果待ちです。JPTAは書類提出の時点でお金をもらいそれに見合ったレッスンが最低限でもできる者かどうかの判定をするのです。しばらく郵便ポストを気にしていたところ何週間かして通知が来ました悩んじゃう

 結果は書類選考はオーケーでした。そしてテストの前に入会セミナーを受けるように書かれていてスケジュールがいくつかありました。僕はあまり考えもせずに最も近い日付のセミナー合宿とそれに続けて資格認定テストの申し込みを同時にしましたやっちゃったぁ

 あとで合宿に行って、セミナー合宿と認定テスト受験はある程度の期間を空けて申し込みをするべきものだと知りました。それはそのあとのセミナー合宿を受けていくうちに「こんなに難しいことをテストされるのか!合宿が終わってから
最低1ヶ月は練習しないと無理だな」とのんきに思いました。しかし、すぐに自分は合宿が終わってから翌日か翌々日にテスト受験を申し込んでしまったことに気づいて愕然としましたびっくり

 合宿セミナーでものすごく有意義で楽しく充実した研修を受けさせてもらいながら「これをみんなは帰ってから自分のスクールでたっぷり練習したり勉強してからテストを受けるわけだな、それなのに僕はぶっつけ本番とは・・・、また落ちるなきっと怖~い」と憂鬱な気持ちでした。

 さあ、うっかりもので要領が悪い僕がそのあとどうなったかはまた明日・・・に書けたら書きますがどうなるかな?

 
日記 | 投稿者 coach365 01:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

思い出の公認指導員試験は苦い味!

 ついに梅雨が明けたようですね、土日はレッスンがびっしりで二日続けて暑いと少々バテ気味でなんだかさっきまで頭痛がしてました。でも焼肉を食べに行って生ビールを飲んだら治りました。飲めない人には申し訳ないですが、ビールはテニスコーチの必需品ではないでしょうか?

 真夏のこの過酷な仕事を終えて、ビールを飲まなかったら何も食事が喉を通らないと思いますよ。ほんとにビール、(最近はもっぱら発泡酒ですけが)のおかげで長いこと夏の暑さにも負けずにやってこられたなと言う思いがします。これからが夏本番らしいですからテニスコーチ同士の皆様、そして真夏も負けずにプレイされる元気なみなさまビール飲んで頑張って乗り切りましょうね。でも今日の話しはそんなビールと酒好きな僕の大失敗の話しです。 

 では、テニスコーチ修行日記にいきます。テニスコーチとして2年くらい経験を積んだ頃に、ヘッドコーチからテニス協会の公認指導員資格を受けてみたらどうかと言われました。2級と1級があったんですが、もちろんいきなり1級は受けられないので2級指導員試験を受けることにしました。

 本試験の前に地域選考会があって東京テニス協会主催で高井戸あたりでまずその選考会を受けました。本試験とほぼ同じ内容の実技試験で、グラウンドストローク、ボレー、スマッシュ、サービス、それにボール出しもあったと思います。

 毎日テニスをしているので何も問題なくテストをパスしてそれからしばらして本試験を受けに山梨県まで行きました。1日目はテニス理論と何か講義を室内で半日くらい受けました。そして宿舎はその近くの旅館かホテルだったと思いますがそこへ夜に戻りました

 そこで同じように試験を受けに来ているテニスコーチの方と知り合い、夕食後に集まって軽く一杯やりましょうということなったのです。これからコーチの資格試験を受けに来ている仲間同士、普段はいろいろと苦労も多いテニスコーチ同士ということもありものすごく話しが弾みました。

 軽く一杯のつもりが5杯も6杯も飲んでしまい、明日の実技試験であまりにも調子が悪いと落とされちゃうよなんて冗談を言いながら名残惜しいけれどそろそろお開きにとなりました。しかし、誰かがカーテンをあけて窓の外を見るとびっくりしました。外は一面もう真っ白な雪景色なのです。

 そのメンバーのなかで一番に楽しそうにしていた彼女同伴
の年長者が「これはラッキーだよ、明日の実技試験はないからもっと飲んじゃって大丈夫だよ」といいます。別の人が「でも実技試験やらないとなると試験が延期ということですかね」と聞きました。「いや、どこかのインドアコートを借りてやるだろうね」と言い、「でもインドアは狭くてとても全員を審査はできないから、東京の選考会を通っている人たちは免除だね」と言うのです。

 さらに「前に先輩のコーチが関西で受けたときにも雨でインドアに変更になったときに大阪テニス協会の選考会通過者は実技免除だったと言っていたよ」とまで言うので僕らはすっかり信用して「じゃあ、もうこのまま朝まで飲んじゃいましょうか」っていいながらほんとに朝まで飲みまくりました。

 ほんの30分くらい眠ったところで、ズキズキする頭と吐き気でむかつく胃を押さえながら一応は会場へ向かいました。やはり実技試験はインドアコートに変更になり、そこへ集まることになりました。でも僕らは東京での選考会通過者だから免除になるんだからわざわざ行かなくても良いのに面倒だなと勝手なことを思いつつ、向かいました。

 そして会場に行ってみると、インドアはエアドームテント型でコートは2面のみでした。これはもう我々は見学かなにか手伝いでもして帰れるなと思いました。なにせ、受験者は100名前後はいたと思います。その全員を2面のその場所で審査するのは無理だろうと思ったのですが・・・、やる羽目になりました。

 通常よりもボールを打つ数も回数も減らして、そしてものすごいハイテンポで実技試験はおこなわれました。つまりまったくミスが許されずにほぼすべてのショットを一発勝負という感じで判定されるのです。緊張しやすいタイプの人や、調子を上げるのに少し時間が掛かるような人はまるでダメでした。

 例えば、ネットプレーではアプローチショットを打ってフォア、バックでボレーしてスマッシュ&ジャンピングスマッシュという感じで一発ですべて決めないとダメ、って感じです。

 そんな通常でも時間かけてアップして、何度か練習してからでないとダメなのに、練習ほとんど無しでいきなり一発勝負なんてさせられても難しい。しかも飲み過ぎていて、体調は点滴治療が必要かも?ってくらい悪いのです。もう棄権しようかと思いましたが、ここまでわざわざ来たんだからやるだけやってみようとチャレンジしました!

 結果は・・・、そのようなひどいコンディッションだったので自分ではまったく記憶がないのです。でもそのときに見ていた別のスクールのコーチと後日後に試合で会い、その彼の話を聞いたところによると。ストロークではフォアハンドを打ったうちのまともに決められたところに飛んだのは確か1球だけ、バックはそもそもネットを越えたのが2球だけ、それも深く打つべきところを二つともへろへろドロップショット気味冷や汗

 ネットプレイに至っては聞かない方が良いかもと前置きされて、アプローチショットを打ったときに足がもつれて転びそうになり、ボレーはフォアを思い切りガシャッてネット、バックはフレームショットして自打球を顔面直撃しそうになったが辛くも免れ、スマッシュの一球目はグラファイトのスロートブリッジ部分で打ち返し、2球目のジャンピングスマッシュは先端フレームショットでウルトラバックスピンが掛かりながら反対側コートにいた審査部長めがけて飛んでいきあわや直撃寸前だったがなんとかセーフびっくり

 そしてその試合を終えて帰ってきたら、テニス協会から通知が来ていました。終わったときに風邪ひいて熱があったんですと審査部長ら関係者に言い訳してきたのと、東京選考会はパスしているからもしかしたらという思いで開封してみると・・・「不合格」いやこんな色で書かれていたわけではないですがそんな印象でしたね。

 会社のお金で出張扱いにしてもらって受験料も出してもらったので報告しないわけにいかず、ヘッドコーチと校長に伝えました。すると「えっ、公認指導員て落ちることあるのか?」とあきれられました。

 いろいろと酒を飲み過ぎて失敗している僕ですが、あの時の二日酔いほど気持ち悪くていまだに思い出すとほんとに苦いものがこみ上げることは他にはないですまいったぁ
日記 | 投稿者 coach365 01:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

愛と甘美あふれるテニスコーチ稼業?

昨日はあんなに晴天に恵まれていたのにやはり梅雨明けは月末のようですね。でも湿度が高くて蒸し暑かったですね。

 さて、お約束通り今日はコーチ修行日記といきますね。
前回はクリスマスパーティーでの話しでしたが、今日はそれより少し前の秋頃のことでした。

 テニススクールには家族でご入会される方々も多くて、夫婦でとか、親子、兄弟などで一緒に入られる場合がわりにあります。でもどういうわけか、そう言う場合にコーチには何もいってくれずにずいぶん時間が過ぎてから知った、なんてことが結構あります。

 僕のクラスに20代後半か30代初めくらいの中山美穂を少しふっくらさせたような元気で明るい女性がいました。木曜日のナイタークラスでなかの良い男友達か彼氏と思われる男性といつも一緒にレッスンを受けていました。

 僕はそんな二人を会社の同僚同士か、恋人同士だろなと思っていました。レッスン中に男性が額に汗ほにじませていると彼女が優しく拭いてあげたりしていたのでやはり恋人同士なんだろうなと見ていました。夫婦ではないのは名前が違うのでわかりました。

 そして、そんな風にレッスンを繰り返して数ヶ月後にそのカップルと仲良くなったそのクラス在籍の4~5人の男女のグループで飲み会をやることになりました。僕も誘ってもらってスクール近くの居酒屋へ行きました。

 酒を飲んで盛り上がって楽しくやっていて、では二次会はカラオケスナック(その頃はそういうのしかなかった)へ行こうということなりましたが、そのカップル二人は一緒に行かずに腕組んでどこか別のところに行ってしまいました。

 二人がいなくなったので僕は少し酔っていたのもあってそのカップルの話しをしました。そのクラスは中級クラスだったのですが、その男性はトーナメントクラスでも十分通用するレベルでした。まずその辺から他のクラスの方に尋ねてみると「彼はインカレ選手だからね、でも彼女のためにあそこにいるんですよ」って言うのです。そして別の女性が「同じクラスでレッスン受けていれば一緒にいたっておかしくないし誰も文句を言えないものね・・・」と言いました。

 僕はなんかその裏に深い意味があることを感じて、「えっ、それはどういうことですか?」と尋ねましたがまた別の女性から「やめなさいよ、人の恋愛についてとやかく言うのは良くないから」って言ってその話しはそれで終わってしまいました。

 それからまた数日か数ヶ月が過ぎた頃に、日曜日の初級クラスにいる男性から電話をもらいました。特に親しいわけでもなく突然に電話なんかかけてきて何だろうなと思いました。内容は「コーチ、正直に教えてくださいね」と切り出して、「木曜日のナイターでうちの家内と親しくしている別のスクールのコーチはどういう関係でしょうか?ぷんぷん」と言うのです。

 思わず「えっ、○○さんの奥さんが木曜ナイターにいらっしゃるんですか、別のスクールのコーチって誰のことですか?」と逆に驚いて聞いてしまいました。

 その電話でその後に詳しく事情を聞いたところ、その男性と奥さんは1年前まで別のテニススクールに通っていたこと、奥さんは学生時代に経験があって旦那より先に進級してその上がった先のクラス担当がいま一緒に僕のナイタークラスでレッスンを受けているTコーチだと言うのです怖~い

 そして二人はどうやら不倫関係に発展しつつあるか、すでに深い関係になっているかも知れないとも言いました。僕はその日曜日のMさんと木曜日のMさんが夫婦であることも知りませんでしたし、ましてや木曜日のMさんの彼氏だと(彼氏には違いないのかも知れませんが)ばかり思っていたTさんが別のスクールでコーチをしているなんてまったく知りませんでしたびっくり

 ご主人のMさんには、申し訳ありませんがまったく僕はよくわかりませんと答えて電話は切りました。その後しばらくして今度は興信所(探偵ですね)の人がきて、僕や他のコーチや事務所員にまで根堀葉堀いろいろと二人の関係について聞いていくということがありました。

 それから何ヶ月かして、その木曜日の別のクラスの方からその頃にはもういなくなっていたMさん夫婦が離婚したことを聞きました。そしてMさんの元奥さんはTさんと一緒に暮らしていて、Tさんが勤める別のテニススクールの受付で働いているというのですやっちゃったぁ

 その後にそのTさんとはテニスコーチとして狭い業界なのでよく顔を合わせてました。でも彼はそのたびに所属先も住んでいる場所もおそらくつき合う女性もまったく変わっていました。

 よくテニスコーチが出てくるテレビドラマなんかで、不倫相手ランキングの王様のように扱われていて「こんな奴はごく一部でほんとは滅多にいないだろうお前なぁ」と一瞬は憤りを感じます。しかし、少し経ってから自分も含めて「いや、そんなことないな、やっぱし不倫相手の象徴としてテニスコーチを使うシナリオライターは正しい」と思い直してしまいます冷や汗

 なにせ、この手の話しはその後も1年に1度は必ずありました。テニスコーチとしてほんとは名誉挽回で「そんな浮ついたバカはまったくほんの一握りで、こんなことでそう言うイメージを強くされたら真面目なコーチが迷惑だ!」と言いたいところですが・・・。事実ですから仕方ないです、真面目なコーチがとても有意義な文章を書いておられるこのブログで敢えて僕はこういう面もあるということを伝えていこうと思います。

 それは、これからテニスコーチとしてやっていこうとする若手諸君に対する警告や戒めの意味を込めてのことです。
えっ、それならばもっと良くないこととして伝えろ!ですか?そうですよね、これじゃ警告どころか若い人たちを誘惑することになっちゃうものね。

 じゃー、しっかりと言っておきましょう。「これからテニスコーチを目指す若者諸君、テニスコーチは愛と甘美にあふれた職業だ、くれぐれも人妻の誘惑に負けて子連れ再婚の相手になったりしないように気をつけて欲しい」あれっ、ちょっとヘンかなあれー?
日記 | 投稿者 coach365 00:42 | コメント(0)| トラックバック(2)

日照不足で練習不足

 暑くなったらなったでやっぱりきついですね。いきなりこんな灼熱の太陽にさらされると、心と体の準備ができていなかったので危なかったです。30年もテニスしてきて初めて熱中症の恐怖を感じました。でもこれはたぶんこの前、教えている生徒さんがこれまた初めて(僕がレッスンしてきたなかでと言う意味)の熱中症になってしまったからではないかと思います。

 初めて間近にその苦しい様子を目撃してしまったので、なんだか自分もそんな風になってしまうのではないかと感じたんでしょうね。昼過ぎに、明後日ベテランの試合に出場するコーチの相手したときに一瞬クラッとしてしまってこれはまずいなと思いました。幸いそのあとはまるで大丈夫だったので良かったです。でも最近は雨ばかりだったのでまるで練習などしていなくて体が鈍っていたのかも知れません。

 というわけで今日の練習でのことについての話しです。このところずっと自分のラケットのストリングが切れてしまいすぐに張り替えれば良いものを、紺屋の白袴で(若い人には意味不明かな)そのままにして試打用のラケットをずっと使っていたんです。

 シャラポワが最近まで使っていた奴でサイズはそれほど大きくないしレッスンで使っている分にはなかなか良かったんですね。でもそれを同僚コーチとの練習で使ったらまったくダメでした。飛んじゃって飛んじゃってふかしまくりでした。この手の少しパワーのあるラケットはゆるめのボール相手に打つには良いけれど、速くて重いボールを打つには不向きでした。

 それですぐに自分のラケットを張り替えることにしました。それも同じプリンスのOスリーシリーズですがツアーなので飛びすぎる心配はほとんどなし、そしてそれに最近とても評判の良いポリプラズマを張りました。かなりのハイテンションですが、これはとても気に入りましたね。

 柔らかくて喰いつきというか喰いこみに近い打球感、深さのコントロール感覚のマッチング、そしてメインストリングの復元力はポリエステルストリング独自のものでスピンもアンダースピンもかけやすいしかかりやすい。ルキシロンのLTSよりもさらに上質でポリエステルストリングの最高峰と言ったら褒めすぎでしょうか。でもそのくらい気に入っちゃいました。

 これはその上ドイツテニスマガジンのテストによると、テンション維持率もナチュラルガットなみだというのですから驚嘆に値します。アルパワーが最高と思っていた方にぜひ一度つかってみてくださいエクスクラメーション・マーク

 真面目な話しが続いたのでそろそろ明日あたりは息抜きに「ずっこけナンパコーチ物語」の続きを書こうかなと思っています。あれっ、こんなタイトルじゃありませんでしたね冷や汗、なんだったかな?「おちゃらけホストコーチ物語」まいったぁ?違うな、だけどまぁ、そんなような感じの話しであることに間違いはありませんからびっくり

日記 | 投稿者 coach365 00:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

速打ちトレーニングであなたもフェデラー!

ほんとにいつになったらこの鬱陶しいのが終わるのでしょうね。予測では7月31日頃だとか、それで夏の終わりが通常どおりだったら今年はとても夏を損したような気分です。いくらアウトドアばかりのレッスンコーチでもですよ、そりゃたまには雨降ったり曇ったりしてくれないとほんとに干上がっちゃいますけどね、こんなに毎日のように雨で鬱陶しいくらいならば干上がるほどカァーとした真夏の太陽の方がずっと良いですよ。

 さて、今日もまたしても真面目な路線です、これも天気の所為ですかね。なんだか僕の本来のラテン系の熱い魂がもうかなり停滞しちゃって、ずっこけナンパコーチの物語?は書く意欲がなんだか湧きません。ていうわけで今日もちょっとしたテニスのアドバイス的なお話しです。

 僕は何年か前から脳のトレーニング、いわゆる速聴とか速読とかに興味を覚えて自分自身で試して来ました。主に英語の速聴なんですが、4倍速というものにチャレンジしました。本屋で買って最初にそのCDを聞いたときには、速聴の4倍速どころか2倍速もダメで、ナチュラルな速度でも聞き取れません。
 
 「こりゃだめだ、速聴なんかの前に普通の英語の勉強しなきゃ」としばらくはそのCDは放ったらかしに。そして何ヶ月か過ぎたときに車のオーディオが壊れてしまって、しかたなくCDプレイヤーを持ち込んでイアフォンをつけて聞くことにしました。するとその速聴CDが入ったままで、聞き取れない英語が流れていました。

 なんでこんなのが入っているんだと取り出そうとしたのですが、すでに運転をしていたのでとりあえず次にどこかで止まるまでそのまま聞き続けました。運転中だし、初めからそんなもの聞くつもりが無かったので正に聞き流していました。すると最初に買ったときにまったくほぼ一つの文章も聞き取れなかった4倍速の部分で、ときどきはっきりと聞き取れる単語があるのです。

 とても驚きました、最初に一生懸命に聞いたときにはまるでただの耳障りな雑音だったのになんだか良くわかるところがあるのです。それから毎日の通勤で車のなかでそのCDをそうして聞き続けました。それから1年近くが過ぎた頃でしょうか、60あるその4倍速の文章のすべてが聞き取れるようになったのです。

 あれ、ちょっと英語での体験談が長くなってしまいましたね。その経験からテニスのレッスンでも少し試してみようと思いました。そう速聴ならぬ速打ちです。結果はなかなか良好です。というか、そもそもスポーツのトレーニングにはこうしたスピードを上げてレベルアップするなんて当たり前ですよね。

 でもそれがいくつくらいまでの年齢で可能なのかを試してみたのです。僕のクラスにいる70歳代の男性に少しずつそうした速いボールを受けてもらって反応が向上するかどうか?あまり無理なボールはやめようと優しいボール出しを少し速くした程度では効果がありませんでした。

 それならばもっとジュニアの子供達でも追いつけないような速いボール出しはどうかと試してみました。同じクラスの別の生徒さんや隣のクラスの人や同僚コーチ、そして通りがかりのコート横の散歩のお年寄りまでもが「なんであんな年寄りに目も眩むような速いボール出してんだ?」と思われました。
 
 その70代の方には無理して体で追わなくていいですからとにかく目だけは良く見開いてボールを見てくださいと伝えました。そんなことを言わなくても初めはまったく体がぴくりともついて行けずに目だけでもと言ってもそれもついて行けてない。やはり無理かなと思いつつその最初の試みは終わりました。

 でもその方が翌週にいらしたときに「コーチ、またこの前みたいなえらい速い奴を頼みます」とおっしゃるので内心、{いや、もうアレはよしましょうよ}と思いつつもせっかくのリクエストなので引き受けました。でもやはりほとんど反応が変わらずでした。

 それでもその練習は毎週、繰り返すことになりました。初めの時から5回目くらいのときでしょうか。それまでにもほんとに少しずつでしたが目が慣れて、体も反応できるようになってなんとか5球のうち1球くらいはラケットにボールがあたるようになっていたのです。それがそのときは一度だけでしたが、センターから右方向へ全力で走ってなんと振り遅れ気味ながらアレーにスパンという感じで返球できたのです。

 70歳でもそうしたスピードへの反応が向上できることをそのときに思い知りました。ちなみにその男性は基礎クラスに4年ほど前に入られた方で、スポーツの経験はほぼゼロに等しい方でしたが山登りだけは時々なさっていたそうです。

 速いボールを打ち返せるようにしたいならば、思い切って最初はまったく手が出ないくらいのスピードから始めた方が良いと思います。そこそこに反応できるスピードだとそれは左脳の領域で処理しているからです。まったく反応できないくらいのスピードにさらされないと右脳が活性化しないからです。

 バレーボールや野球の鬼コーチと呼ばれるような人は情け容赦なく、選手に速いボールをどんどん浴びせかけるように出しますがあれは意外と科学的裏付けのある練習かも知れません。テニスでも確かマッケンローを生み出したハリー・ホップマンだったと思いますが、「練習ではほぼ同時に二つの速いボール出しをして、それに対応できるくらいにならないと世界チャンピオンにはなれない」と言うようなことをいってたと思います。

 速打ちトレーニングであなたもフェデラーのような右脳タイプの天才プレイヤーになれるかもしれませんよ。

 
日記 | 投稿者 coach365 19:56 | コメント(0)| トラックバック(0)

上達したいなら筋肉を鍛えよう!

 たまにはこのブログらしく、そしてテニスコーチらしくテニスの技術アドバイスでもさせていただきますね。

 このブログにもいろいろと、何々のショットが打てないとか苦手だとか悩みを訴えている方が多くいてそう言うのを読んでいて考えました。

 できない原因や理由はいくつかあるでしょうが、僕の経験からアドバイスをさせていただくとそういう場合は50%くらい、つまり半分のケースが握り方を改善することと筋力をアップさせることで解決できると思います。

 逆に言えば、間違っていたりもしくは相応しくない握り方
をしているとどんなに時間をかけて何度も練習してもなかなか上達しにくいと思います。例えば両手打ちのバックハンドでそのときの右手のグリップはフォアハンドのセミウエスタンの方がフェデラーのような片手打ちをしたいと決意して、右手の片手打ちをそのまま練習してもボールはホームランばかりでしょう。

 ゴルフをやる方ならよくわかると思いますが、テニスで握り方を変えると言うことはその時に必要なショットを打つのに適したゴルフクラブを変えていくのに等しいと思います。
できるだけ遠くに力強く打つ時のドライバーがセミウエスタンもしくはウエスタングリップだとしたら、微妙なタッチで打つパッティングのパターは繊細なドロップショットを生むコンチネンタルグリップというようなものだと思います。

 コーチのなかにはノーグリップ、ノーフォームという方もいらしてそれにはそれなりの理由があるのでしょうが、そう言う方はいままでに見てきた限りではほぼ天才的な人ばかりです。ようするに器用で才能があるから、どんなグリップだろうと何でも打ててしまい一つのグリップで打てるならばそれに越したことはありませんからそう言う意見になるのだと思います。

まあ、いろいろと意見はあるでしょうが僕は普通の運動能力でそんなに器用ではありませんからグリップは使い分けないといろいろなショットは打てません。

 そして筋力についてですが、すべてのショットは筋肉によって生み出されることは絶対の事実です。だからこそスポーツ界にはより強力な筋力を何とかして手に入れようとしてドーピングする人もいるわけです。筋力とは無縁じゃないかと思われる天才的なタッチで伝説的なプレイヤー、ジョン・マッケンローでさえドーピングしていたと元妻テータム・オニールが後に暴露したことでもわかります。

 テニスのショットはどれも難しいものばかりですが、なかでも片手打ちバックハンドとツイストサービスなどは特に難しいものです。そして僕がいままでにマンツーマンのプライベートレッスンでリクエストされる課題として多いもののひとつです。

 そしてそう言う相談やアドバイスを求める方たちはすでに何年もその練習をしてきたにも関わらず、それができないためについに高い料金のレッスンまで受ける決意をした方です。

 経験の浅い頃はなんとか高い料金に報いるために必死でわずかな時間で成果を上げようと必死でした。でも今はまずグリップをチェックしてそれが相応しくなければ改善してもらいます。でも初めからグリップは相応しいというときと、グリップを変えて何度も打ってみてもまったく改善の兆しなしの場合はそのレッスン時間ではほとんど成果を見ることは無理と判断できます。

 なぜならばそういう方にはそれらの難しいショットを打つための筋力が不足しているからだと思うからです。体全体の筋肉をバランス良く順序とタイミング良く動かす必要があるのに、腕の筋肉だけが発達していて、足腰や腹筋、背筋が弱い場合などは上手くいきにくいのです。

 筋肉を鍛えずに上手く良いショットが打てるならば、プロ資格や出場資格剥奪のリスクを犯してまで誰もドーピングなどしやしません。良いショットを打つためには世界ランキング100位以内というテニス界のエリート達ですら必死で筋トレをしているのです。

 またまた長くなってしまいましたが、なかなか上手くならないと悩んでいる方で筋トレをあまりしていないならばぜひ一度、試してみてください。どこを鍛えれば良いかは知識のあるコーチに相談するか、書店に行けばそういうスポーツ別の筋トレ方法について書かれたものがいくつかあります。

 梅雨が長引いてなかなかコートで練習できない今こそ、筋力を鍛える良いチャンスですよ。最低でも3ヶ月はやってみましょう、絶対にあなたのテニスが変わりますから。

 せっかくテニスというスポーツをしているならば自分というマシン自体を自らチューニングしてみましょう。ラケットに鉛テープを貼ったり、ポリエステルストリングを使うならばそれに見合った肉体のバージョンアップが必ず欠かせません。

 筋肉を鍛え直してテニスに取り組むと本当に楽しいですよ。なんだかこれで自分も一人前のスポーツアスリートだなって気分になれますから。
日記 | 投稿者 coach365 00:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

コストコって知っていますか?

 観測史上もっとも暑い夏になるのかと覚悟していたのに、熱くなるどころか未だに本格的な夏すらやってこないなんて予想外でした。
 
 今日は仕事がないので最近まわりで噂になっているコストコって言う、アメリカタイプのスーパーマーケットって言うんですかねそこへ行ってきました。

 カルフールというフランスから来たスーパーには行ったことがあり、そこもわりに外国テイストな店でしたがコストコはもっと異国情緒が漂うところでした。アメリカやハワイにあるような感じですね。販売する単位が大きかったり、量や
数がとても多かったりとその辺がアメリカっぽい雰囲気です。

 お腹が空いてスナックコーナーみたいなところへ行くと、もうこれぞアメリカンというようなホットドッグとピザがあって小食な人には完食がむずかしいかなと言うほどのサイズ。そしてホットドッグは飲みもの付きで260円ちょっとでしかもその飲み物は3~4種類から選べて飲み放題とお得。

 アメリカの郊外型スーパーに買い物に来た気分を味わって2~3時間くらいは楽しめる場所でした。それにこの夏休みにバーベキューなんかをやるときにはここで買うことをお薦めしますね。肉や野菜やその他の食品がそういう用途向きに用意されていて、バーベキュー用品はハードもソフトもそろっていますからいいと思います。

 そしてなんでわざわざこんなところでここの紹介を書いたかというと、実はテニスボールのものすごい安いのがあったのですよ。Pennのチャンピオンシップスの3ボール缶が一缶あたり250円(すいません正確な値段を憶えていなくて)くらいと超格安でした。いままでの安売りボールで品質もわりに良かったのはウィルソンのヘビーデューティあたりが300円弱くらいでしたから、一缶あたりで50円近くお得ですよ。ただ、すいませんが記憶が定かでなくてもしかしたら大量に買わないとダメだったかも知れません。

 それとラケットが大人用は1種類だけでしたが、ウィルソンのハンマー4がこれも信じられない安い値段でした。これも正確には覚えていませんが、確か5~6000円台でストリングも張ってありました。これからテニスを始めてみようかと言うお試し用とかジュニアからそろそろ大人用に買い換えるお子さん用に良いと思います。ディスカウントショップで売っている5000円台の元々安売り用に作られたラケットよりはかなり品質が良いのでこの値段で買えるなら絶対にこれを選んだ方が良いと思います。

 しかし、コストコにあったスポーツ用品は他にゴルフのものがいくつかあっただけであとはあまり見あたらなかったですね。日本だとよく卓球用品とかおいてあるのだけど、アメリカだと日本の卓球くらいポピュラーでみんながたいていやるスポーツとして認知されているんでしょうね。

 日本でよく公営の施設のなかや、温泉宿に無料で解放されている卓球テーブルがあるように、アメリカはテニスコートが町のあちこちにあってしかも無料開放されていますからね。公園にフリスビーを持って行き、子供と気軽に投げて遊ぶ感覚で、アメリカ人はテニスコートへラケットとボールを持って子供と遊ぶようにテニスを楽しめるんですよね。

 狭い日本は土地が異常に高いし、テニスコートを無料で使えるようななるのは無理なのかも知れません。だいたいテニスコートよりもっとお金をかけて作ったハイウェイですらアメリカは無料ですからね。日本でも最初の計画では高速道路は今頃は無料開放されているはずだったと言います。そしたらコストコにも気軽にいつでも出かけられるのにと、バカ高い高速料金を払いながら先ほど思いました。

 そしてその高速道路を管理する日本道路公団(今は別の名前?)は有り余る金で料金所やインターの人目につかないところに、たいていテニスコートを作っていて職員たちはもちろん無料で使い放題らしいです。道路より先にまずそのテニスコートから一般にも無料開放してもらいたいものです。ぷんぷん

日記 | 投稿者 coach365 18:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

リベンジのチークダンスタイム!

 今日は雨がいつ降るのかと気にしていましたがついに一度も降らなかったですね。久しぶりに1日中タイトなスケジュールでレッスンして疲れました。

 さて、前回はかなり長い話しで「もう読んでられねぇよ」なんて言う方もおられたかと思いますので今日はなるべく短めのコーチ修行日記といきましょうね。
 
 A子の思いも知らずに奥手なテニスバカな僕がヒグマとあだ名されるW山さんに、まんまと彼女を奪われてしまってから数ヶ月後が過ぎました。そんな憎いヒグマに期せずしてリベンジする機会が訪れました。

 A子さんにすっかり入れあげてそれまでの愛人たちには見向きもしなくなっていたW山さんです。そんな見捨てた愛人のなかに同じテニスクラブにいたM枝さんがいました。
彼女はA子さんに負けず劣らずの容姿端麗で某有名企業の社長夫人でした。ただ年齢はもう30歳後半でたぶんW山さんはその点で愛人の若返りを図ったのだと思います。
 
 しかし、W山さんはまったくM枝さんを捨てたわけでなくてクラブではまだよくコートで相手したり、ラウンジで仲良く話したりしていました。でもM枝さんはA子さんと彼との関係に気づいており、それについてW山さんに一矢報いてやろうと密かに企んでいるのでした。僕はその彼女の企みのために利用されたわけですが、僕としてもヒグマオヤジに一泡吹かせてやれて少し胸がすっとしたことは確かでした。

 M枝さんの企みとは実に単純です、W山さんの身近でよく知っている男と関係を持ち「あんたなんかと別れて良かったわ、今度の彼の方が若くてハンサムでおまけに優しくて100倍素敵よ」と彼に言ってやることでした。そしてその白羽の矢は光栄にも僕に立ったというわけです。

 そして、M枝さんは僕のプライベートレッスンを週に3回も受けるようになりクラブ内のレストランや近くの飲食店でわざと目立つように僕と頻繁に食事したりお茶を飲んだりするようになりました照れちゃう

 そして仕上げにはテニスクラブでのクリスマスパーティーです。M枝さんは背中からお尻の少し上までが大胆にあいていて、胸元は豊かなバストの谷間が強調された眩しいばかりのイブニングドレスを着て登場です。来るなりすぐに僕の腕を取り{私たちは完全にデキてる仲なのよ!}と無言の宣言をかましました困った

 パーティー中はもう完全に密着状態で、誰がどう見たって我々は超ラブラブな愛人関係だったでしょう。そしてダンスが始まりチークタイムになったとき、誰も踊ろうとしないそのフロアへ彼女は僕を無理矢理に連れ出してまたまた完全密着です。ダイアナ・ロスとマービン・ゲイのとろける様な甘い歌声に僕は企みの道具にされていることを忘れ、本気で彼女と抱擁し熱いキスを交わしてしまいましたハート

 W山さんとA子さんはそのとき、チークダンスどころか指さえ触れあわさずに1メートルくらいの距離を置いて座りながら我々のことを呆然と見つめていました。
これで少しはあのときのスカッドミサイル級の衝撃のお返しができたと思いました。

 パーティーの終わりにM枝さんが「コーチありがとう、とても楽しかったわ、初めからあなたに出会えば良かった」と言いました。「僕もほんとに楽しかってです、でもこれでもうお終いですよね」と言いました。

 そして「そうね、あなたはもっと若くて素敵な彼女を早く見つけてテニスに打ち込まなくちゃダメよ」と言って、「車のなかにクリスマスプレゼントがあるから一緒に来て」と
駐車場へ向かって歩き出しました。

 「はい、メリークリスマス!ヘッドコーチに聞いていま一番良いラケットを選んだわ」と言って渡してくれたのは発売直後のプリンスのグラファイトでしたびっくり

 「これで練習していつか大きな試合に勝ってね、そしてそのときには私のことを少し思い出してね、じゃあさようなら元気でね」と言ったM枝さんはその後、テニスクラブには二度と現れませんでした。

 そのときにもらったグラファイトで何度かトーナメントにチャレンジしましたが最高でベスト16で優勝にはほど遠かったです。そんな色恋沙汰ばかりでテニスが強くなれるかー!プチ怒りモードって自分で思います。僕のコーチ修行日記だったのになんだか恋愛修行日記みたいになっちゃいましたね、でもコーチをやっているとそういうことが多いのは僕だけではなかったですけど・・・。
その辺のこともいずれ書いてみますね。

 
日記 | 投稿者 coach365 21:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

失恋コーチの後頭部にスカッドミサイル?!(2)

 昨日から何度か書いて投稿したのになぜかアップされていなくてこれで3回目くらいなのですが、果たしてこれはうまくいくでしょうか?

 さて、テニスクラブ会員でスクール生のA子さんに完全にイカれてしまった僕でした。その後に彼女からレッスン中に「コーチ好きな食べ物は何?」と聞かれて「カレーライス!」と子供のように答えてしまいました。でも「私カレーライスは大得意だし、すごく美味しいのよ、こんど作ってあげるね」といわれ「ほんとに絶対ですよ!」と思わず念を押してしまいました。

 そして2~3日後にほんとにA子さんは「今日カレーライスを作ってきたから、家に食べに来てね」とレッスン後に僕を彼女の家に招いてくれました。ほんとにとても美味しいカレーライスを頂いて食後にコーヒーを飲みながら、彼女から外資系証券会社勤めの旦那さんが海外出張で一年の間にわずかしか家にいなくて子供と二人で淋しい思いをしていることを聞きました照れちゃう

 そして、いまも旦那さんはニューヨークに出張中でいないので「良かったら今晩も家にきて今度はディナーを食べて行かない?お風呂も湧かしておくから、夜は特に怖いから泊まっていってくれると嬉しいわ」なんて冗談なのか本気なのかわからないことを言うのですへへへ。まだ若くて愚直なテニスバカだった僕には、そんなことを冗談でいうはずないと言うことはわかりませでした。だからその昼下がりのチャンスにもA子さんに指一本も触れず、夜のご招待は真に受けずに聞き流してしまいましたまいったぁ

 そんなことがあってから半年くらいが過ぎて、だんだんA子さんが僕から離れていく感じがしました。僕はそれはクラブやスクールに慣れてきて他に友達がたくさんできたからだと思い内心では淋しかったですが我慢しました悩んじゃう

 ただ、ほんとに楽しみにしていたプライベートレッスンがなくなりその理由がクラブ会員で大学体育会テニス部出身のW山さんという男性のせいであることが心配でした。
彼はそのクラブではかなり知られた人で、テニスの腕前もさることながら資産家で女性好きなことでも有名だったからです。でもよくよく考えるとA子さんとW山さんではとても不似合いで、男の価値は外見ではないとは思いながらも彼女がW山さんとどうにかなるとは思えませんでした。

 こういっては何ですが、W山さんは顔は間寛平似でなぜかおかしなストレートのロングヘア、身長は高いですが横幅も広くて推定体重は95キロ以上はあったでしょうか。
そしてなによりも僕がA子さんが嫌うだろうと思った理由は、彼女が以前に「私ね毛深い男の人ってダメなのよ、コーチの足は脱毛しているみたいに奇麗でいいわね」と言ったことを憶えていましたから。なにせW山さんは陰でヒグマとあだ名される人で、それは単に大きいだけでなく全身が毛むくじゃらだったからでした。あの胸毛や腕の剛毛にはA子さんは生理的にダメだろうなと思いました。
 
 しだいに離れていき、よそよそしくなってしまったA子さんへの思いを断ち切るように僕はテニスに打ち込みました。そして草トーメントにどんどん参加するようにしており、その日も友人と郊外の大会へと車で出かけました。総当たり戦の第一試合は友人のサービスが調子悪くてもう少しで団子かと言うところでなんとか取り戻して辛勝できました。
ペアである友人のサービスは当時のスター選手ボリス・ベッカー並のスピードでしたが、安定性があまりにも欠けていました冷や汗
 
 つづいての第2試合は相手チーム二人と僕がサービスをキープして、友人がサービスでした。友人のサービスが調子悪いので僕は一計を案じてオーストラリアンフォーメーションで相手のレシーバーの集中を乱してやろうとしました。これがなかなか上手くいき相手はストレートのリターンが上手く打てずに15-0、アドサイドでも成功して30-0。これは面白いということで調子に乗り、当時はまだほとんど知られていなかったIフォーメーションをやってみようということになりましたナイス!

 再びデュースサイドで僕はセンターストラップ真後ろにしゃがんでネットよりも頭を低く下げて構えました。ペアには思い切りスライスで相手を外に追い出してと言っておきました。初めてのIフォーメーション作戦で期待に胸を躍らせてしゃがみ込む、そんな僕の後頭部に突然ものすごい衝撃が走りました怖~い。スライスを打てと言っておいたのにあろう事かペアの友人は渾身の力でフラットサービスを打ち、その打球は低めに行ってしまい通常ならばセンターストラップの上部辺りに当たったでしょう。でもそこには私の後頭部があったのです怖~い

 痛いと言うよりもかなり熱い感じがして、なんだか脳の血管が切れてそこに血が溜まっていくような感じがしました。衝撃でむち打ち状態になったせいか気持ちも少し悪くて軽い吐き気もしました。頭に衝撃を受けて吐き気がしたら脳出血!?そんな知識があったのでものすごい不安で余計に気分が悪くなりクラブハウスには汗くさい友人に背負われて、またそれが良くなくてほんとにそのあとに戻してしまいました。それでもう周りは大あわてで「こりゃかなりまずいかも知れないよ、早く病院に連れて行った方がよいよ」となりました。

 試合はもう棄権して友人の車に乗って病院に向かいました。途中で氷りを買うことにして高速のインター近くのセブンイレブンに寄りました。助手席で朦朧としながら前をみていると見慣れたベンツが高速脇の坂道から降りてきて左折して来ました。それはA子さんの車でした。でも運転しているのはなぜかW山さんで彼女は助手席にサングラスをかけて周りの目を気にしているようなそぶりで乗っています。

 友人が店から出てきて「どうしたの?ボケーとしちゃって意識はあるだろうな、オイ」と言われ今のことを話しました。すると「あーそりゃ、間違いなくモーテル山の帰りだな」と言うのです。彼の話ではその坂道を上るとたくさんのラブホテルが立ち並ぶ丘があるそうで、その坂道から降りてくる車はその狭い丘の住民以外はほぼ100%がホテルから出てきたカップルだというのです怖~い

 もうそのあとに病院にも行く気がしなくて「死んじゃったら死んじゃったでもういいよ!」と言う僕の言葉が、さきほどのカップル目撃と関係があることに気づいた友人はまるで綾小路きみまろのごとく「悪いことには悪いことが重なるもんだな」とお気軽なことを言って慰めてくれました。

 しばらくはあまり陽気に話すこともできないような日々が2~3週間は続きましたが、幸いにもスカッドミサイルで痛めた頭はどうやら無事なようでした。そして数ヶ月後のキャンプの飲み会でA子さんのとても親しい友人の女性から「コーチ、なんでA子のラブコールに応えてあげなかったのよ。彼女とても悲しんでたよ、コーチに相手にしてもらえないって」と言われました。

 その晩に僕が浴びるほど飲んだので、次の日のキャンプ特別レッスンはコーチがひとり足りなくなってしまいました。

 若くてテニスのことしか頭になくて、女性の気持ちなどにまったく疎い純朴な青年だった頃の遠い々話しです。その後にはこの経験をふまえて素敵な恋いをいくつか実らせることができましたが、いくらそのあとが上手くいっても初めのあの出来事のショックは永遠に癒されませんでした・・・。

 
日記 | 投稿者 coach365 01:12 | コメント(0)| トラックバック(0)

失恋コーチの後頭部にスカッドミサイル

 「水曜日は水がつく曜日だから雨が降りやすいのよ」と以前に誰かが言っていましたがほんとかも知れません。昨日は一日中、雨でしたが雨で災害に遭われている方を思えば仕事が減るくらい何でもないじゃないかと自分を励ます僕でした。

 さて、コーチ修行日記といきましょう。今日はちょいと色恋の話しですがご期待?の下ネタはございませんので悪しからず。

 前回のお話しの通り、背後霊のように暖かく見守ってくれるスクールの校長のおかげでだいぶコーチとしての仕事に慣れてきた頃の話しです。

 僕のいたそのスクールには会員制テニスクラブもありました。そして、そのクラブ会員の方もスクールにお入りになっていて、たいていは中級以上から上級ゲームクラスでした。
しかし、なかにはご主人のつきあいでテニスがほとんどできないのにクラブに入ってしまう方もいました。

 僕のクラスにそんなクラブ会員でもある、ものすごく魅力的な人妻A子さんが現れましたナイス!。スクールだけの会員の場合にはレッスン前後に少ししか接する機会がないのですが、クラブ会員の場合はレッスンの前に来て会員コートで練習したりゲームしたり、またレッスンが終わってから練習したりとかなり長くコートにいました。

 だから僕もそのA子さんとはレッスンのときはもちろんですが、それ以外の日にも頻繁にお会いして話していました。
一応は担当コーチなので、彼女は何かテニスの相談があると僕のところに来て尋ねたり、そのうちにプライベートレッスンも受けてくれるようになりました照れちゃう

 会員さんとコーチがクラブ内のレストランで一緒に食事したりするのはオーケーとされていましたので、堂々と二人でランチを食べながら楽しく話したりもしましたへへへ

 僕はまだ20代半ば、彼女は30代前半で端からみれば仲の良い姉と弟という感じに見えたかも知れません。でも僕はかなり真剣にA子さんに強い恋心を抱いてしまっていました目がハート

 そんな年上の美しい人妻に恋してしまった僕でしたが、ある休日のこと思いもよらぬ出来事に失意のどん底に落としいれられることになりますまいったぁ

 すいませ~ん、もうちょっと書きたいところなのですがこの続きはまた明日ということで、でも書いているうちに思い出してまた新たな悲しみが悩んじゃう・・・んなわけはないですね20数年前のことですから。
 
日記 | 投稿者 coach365 01:54 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスコートの背後霊

 梅雨がなかなか明けなくて体を休めるのは良いですが、契約や社員でないフリーコーチとしては収入が減ってしまうので困りますね。

 さて、コーチ修行日記でも書いてそんな不安は忘れることにします。でもその内容もなにやら不安な内容だったりして・・・。

 先輩コーチのスマッシュ事件の少し前くらいだったと思います。平日の初級者クラスのレッスンをしていたときのことです。ストロークの練習中でネット越しにボール出しして生徒さんに打ってもらいながら、声をかけてアドバイスしていました。そのときなにやら背中に人の気配がするのですが、ボール出しを途中でやめることができずにそのまま続けました。

 生徒さんたちの視線からも明らかに僕の背後に何かがいることは確実でした。でもヘッドコーチは隣でレッスン中だし、そんなボール出ししている最中のコーチの背後にぴったり張り付くように立つ人なんか誰もいるはずはないのです。

 そう考えるとなんだか背中がぞくぞくしてきて初夏だというのに、悪寒を感じました。そしてやっとボール出しを終えたところでうしろを恐る恐る振り向くと、見知らぬ男性が立っていました。思わず「うわぁー、なにかご用でしょうか?」と叫びました。

 その男の人はかまやつヒロシに少し似ていて、全体的には漫画の「プロゴルファー猿」のような雰囲気も感じさせる異様な存在感でした。

 その男性は僕に向かって「もっとバウンドの低い球出しせにゃいかんぞ、それからアドバイスは近くに行って具体的に示して教えんとようわからんて」と関西系の話し方で言うのです。僕は「はぁー、わかりましたが、失礼ですがどちら様でしょうか?」ともう一度、尋ねました。

 「なんや、わしのこと知らんのか?そうやな初めて会うたんやったな。わしはこのスクールの校長をしとる者や」びっくり。もうびっくりなんのって、レッスン中だと言うことも忘れて「初めまして、お世話になっております。3月に入りました、○○です、どうぞよろしくお願いします」なんて挨拶してしまいしまた。

 「挨拶なんかどうでもええから、レッスンを続けなさい、わしはここでちょっと見させてもらうさかい気にせんでええよ」。気にせんでええよ・・・と言われてもそんな背後霊みたいにうしろに張り付かれて見られていたんじゃ気になって緊張しちゃいますよ冷や汗

 しかし、断るわけにもいかず仕方なくレッスンを再開しました。もうボール出しの手はまたいつかのようにビビッてしまい、打ちやすい低いバウンドとはほど遠い。すぐに背後霊からクレームが飛んできて「なんやその球出しはぜんぜんなってないやないか不満」と罵声を浴びせたかと思うと「どらワシに貸してみ!なんやこのラケットはこんな重うて小さいのつこうてるからダメなんやないかお前なぁ」と言って僕のラケットを取り上げました、そして自分でボール出しを初めてそれから15分くらいは校長の模範レッスンをコートサイドで見守りました。

 そのあとまた僕がレッスンを再開している後ろに校長怖~いが立ち、何かやる度に「あかん、貸してみ」と言っては自分でやってみせるという具合でほぼそのレッスンの半分以上は背後霊がやってしまいました冷や汗

 そのあとにヘッドコーチが呼ばれて僕のことで説教されたようです。その日から僕はふたたび厳しい研修再開で、タイムを計っての3点へのボール出しとか、校長の模範レッスンビデオを見て憶えたかどうかをペーパーテストで回答して本部の校長へ送るとかしました。でもおかげでずいぶんそのあとにレッスンをスムースにできるようになり、少し怖かったけれど背後霊・・・じゃなかった校長には感謝しています。

 もう20年も前のことでそれから一度もお目に掛かっていないけれど、お元気なのでしょうか?いまでも新人見習いコーチの後ろに張り付いて背後霊みたいに見守ってくれているのでしょうね。
日記 | 投稿者 coach365 16:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

もう夏バテか?

 一応この日記を毎日は書いていこうと思っていたのに昨日はダメでした。理由はどうやらもう夏バテしてしまったからです。夏には滅法つよい方であまり夏バテなんかしないのですが、ものすごい暑い夏にハードスケジュールのレッスンが続いたりすると時々なることは今までにもありました。

 そして今年は先週のあの暑さのなかで人の代わりやプライベートレッスンを頼まれて、普段よりも5~6レッスン多くやることになったのが良くなかったのでしょう。昨日の午後のレッスンがにわか雨で中止になり、そのあとはもう仕事がなかったのですぐに家に帰りました。そしてシャワーを浴びて少しだけ横になろうと思ってベッドに寝そべったらそのまま夜まで寝てしまいました。

 目が覚めたら少し頭が痛いのと、体がだるくてなんかとても体調が悪い。我慢して外へ食事に出かけましたがあまり食べられない。いつもなら必ず食前に飲むビールを飲みたくないのでこれは自分でもかなり具合が悪いなと思いました。

 そして食べに行ったお店はパンを頼むと焼きたてをいくらでも食べられるシステムで、いつもならばお皿に山盛りを5回はお代わりするのが3回くらいでした。

 ふと、二つ隣のテープルにいるグループをみると全員がテニスウエアーで足下には大きなテニスバッグが置いてある。
あきらかにテニス帰りの男女4名のグループでしたが、その食べ方がすごいんです。

 生ビールのジョッキを一人3杯ずつくらい、そのあとにワインを頼んで、食べ放題のパンは3分に一度くらいそのグループの誰かがお代わりするので常にウェイトレス嬢がカゴをもって近くに待機している有様です。

 そして、聞こえてくる話題は昼間にどうやら草トーナメントか何かに参加したことについてのようでした。「お前があのとき思い切ってさー、ポーチに出ていてくれたら試合の流れは変わっていたよ」「そういうお前こそ、あんなところでロブなんか上げちゃうから相手につけ込まれるんだよ」なんて少し酔いがまわってゲーム中の不平不満ぶつけ合いが始まった。

 でもそのうちに今度は「だけどまぁ、あの俺のトップスピンロブは今日のピカイチだっただろ」「いやいや、俺のジャックナイフばりに打って決めたパスが最高でしょ」とショット自慢に変わってきた。

 僕はこの人たちはどのくらいのレベルなのかな、結構つよいのかななんて思っていましたが少なくてもアスリートとしてはあまりレベルが高くないと思います。なぜならその後の彼らの食事を見ていたら、あれだけ相撲取り並に食べてデザートにチョコレットドリンクとものすごい大きなバナナパフェのようなものを頼んでいましたからまいったぁ

 あの食生活から推測すると、彼らはおそらく試合中に血糖値の安定性を維持できず集中力にかけるでしょう。そのためにプレーは思いつきや消極的なものになりやすく、だからポーチボレーに思い切って出られなかったり、パスで抜けるところを相手に「もう降参しました」宣言に等しいひょろひょろのロブを上げてしまう。

 「自分が夏バテで食べられないからって、そんな他人の食べ方にケチつけんのよしなさいよね!ぷんぷん

 独り言ではなく目の前にいた彼女に聞かせていたので、ついに叱られてしまいました。でもあれは食べ過ぎだろ、いくらなんでもさとまだぼやく僕でした悩んじゃう
日記 | 投稿者 coach365 11:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

新婚初夜はスマッシュヒッツ!?

 これから当分のあいだは毎日々「今日は暑かった」とか「今日の暑さは最高だった」とかみんなが挨拶代わりに書くんでしょうね。ということで今日も暑くてたいへんでしたね。でもそれ以上は気象情報の話しはよしますね。

 さて3日ぶりくらいで僕のテニスコーチ修行の話しです。
タイトルから察してなんとなく下ネタを予想していることと思いますがどうでしょうか?

 ナイターレッスンで相次いでノーコン初級クラスの生徒さんからのボール攻撃を受けてたいへんな目に遭ってからまた2~3ヶ月くらい過ぎた頃の話しです。

 先輩コーチの初心者クラスのアシスタントが休んで僕が代わりに入ることになりました。日曜日の午前中でほとんどテニスをしたことがない方ばかりが12名近くもいました。
その32歳くらいの先輩コーチは翌日に結婚式を控えていて、朝からもうなんだかデレデレしていてしまりのない顔をしていました。「俺は明日から1週間新婚旅行でいないから、代わりをしっり頼むぞ」とか言って頭の中は、もはや結婚式とその後に出かけるプーケットの砂浜のことで一杯でした。

 そんな上の空状態ながらも初心者の方たちのレッスンを、ストロークの握り方から教えていました。そしてボレーをやってスマッシュをやることになり、僕と先輩で一人ずつ握り方や振り方を教えてそれでは打ってみましょうとなったわけです。

 初めはネットのすぐ近くで手出しで高く投げ上げたボールを高いところでラケットに当てる練習で、慣れたところでゆっくりと振ってくださいという感じでした。
そして先輩が「では今度はネットから離れたところからラケットでボールを出しますからそれを今の要領で打ってみましょう」と言って、生徒さんたちに向かってサービスラインより少し後ろくらいからボールを出していきました。

 ほとんどテニス歴ゼロの方たちばかりなのでだいたい空振りからフレームショット、たまにボワンという当たりのボールがくる程度でまったく身の危険など感じませんでした。
しかし、悲劇?はその直後に突如として訪れました。

 先輩の前にいた生徒さんたちの列の5番目くらいの女性でした。その人もテニスはまったく初めてなのはそれまでのストロークやボレーで僕もよくわかっていました。
そして30歳くらいの普通の主婦の方で、強くボールを打てといっても無理だろうなというタイプの華奢な奥様なのです。

 だから先輩もまったくノーガードで、おそらくボールを出しながら「俺にもこんな奇麗で可愛い嫁さんが明日からできるんだな~」なんてぼーとして考えていたのだと思います。
先輩の1球目のボールをその女性はなんと少しジャンプしながら快心の当たりで捉えました。とても初心者どころか中級クラスでもいないくらいのものすごい勢いのスマッシュが、ぼけっとした先輩の股間に直撃してしまいました。

 なんでもその女性は高校から大学までバドミントンで相当な腕前の選手だったのでした。そうですテニスをやっていなくてもスマッシュの打ち方はバドミントンとほぼ同じですからいきなりそれだけのボールが打てるのです。

 そして先輩の股間を直撃したボールは幸い?にも急所は外れていました。しかし、悪いことに当たったのはもう一つの重要な、つまりスティック状のあの部分の先端辺りだったのです怖~い

 ズキズキする痛みに耐えながらなんとかそのレッスンを終えた先輩は別のコーチにあとのレッスンを頼んで休日診療の病院へ行きました。診断の結果、全治2~3日程度の打撲で、医者は治るまでおしっこするときに少し痛んで出血するかも知れないけれど後遺症などは残らないので大丈夫とのこと。
しかし、とどめの一言で「あっ、それと治るまで女性との関係は無理だろうね~、おそらく痛くて勃起しないだろうけど」

 その先輩が前代未聞のプラトニックな新婚初夜を過ごしたのは言うまでもありません。でもあのときの医者が言ったように後遺症はまったく残らないと言うのは本当だったようです。なぜならばその先輩夫婦には3人も元気な子供がいるからです。

 そして僕はあのとき以来どんな初心者のスマッシュ練習でも気をつけておこなうようにすることにしています。
日記 | 投稿者 coach365 00:50 | コメント(0)| トラックバック(0)

初めての熱中症!

日増しに暑くなっていく今日この頃ですが、テニスコーチ同士の皆様、愛好家の皆様はご無事にお過ごしでしょうか?

 私はついに熱中症初体験です。と言っても自分が・・・ではございません。レッスンを受けている生徒さんのことです。20数年テニスコーチをしてきて初めての経験です。
同僚や後輩のコーチのクラスでは何人かそういう事例がありましたが、自分のクラスから出てしまうのは初めてです。

 ちょっと怖かったですよ、40代くらいのご婦人ですがまだ入会して3回目くらいのレッスンでした。終了間際に少し涼しいところで休みますといってコートを出て行かれてしばらくすると倒れていました。

 駆け寄るととぎれとぎれの息使いで「手足が痺れる」というのです。こりゃまずいと思いクラブハウスにアシスタントと二人がかりで抱えて連れて行きました。でもそのアシスタントが頼りなくて途中で「す、すいません、僕も気持ち悪くなりました、ちょっと休んでいいですか」と言う始末冷や汗

 一人でそのご婦人を抱きかかえてクラブハウスまで僕も少しよろよろしながら困ったなんとか行きました。なんてったってそのご婦人はどう見ても、実際に抱えた感じでも僕よりも1.3倍は容量に余裕がおありでしたからまいったぁ

 クラブハウスの休憩室に運んでエアコンを強くかけて30分くらい休んでもらったら少し良くなってきたので救急車は呼ばずに済みました。クラスの別の生徒さんが車で近くの病院まで連れて行ってくださり、夕方には本人からメールが届いて回復したとのことで一安心でしたにっこり
 
 今年の夏はいままで平気だったような方でもこういうことになりかねない暑さなので、くれぐれも気をつけたいと思います。間違っても炎天下の振り回しとかしないことですね冷や汗

 そんなこんなで今日は朝食にヨーグルトを少しだけ食べてから夜の10時にナイターレッスンを終えて家に帰るまで、なにも食べることができませんでしたまいったぁ。でも本格的に暑くなった今日辺りから僕は逆に元気になってきて、「さぁ、いよいよ真夏の太陽全開だぁ~思いっきり楽しむぞ」って言う気分ですびっくり

 さっき同僚コーチとその話しをしたら「そうなんだよな、なんか太陽がぎらぎらしてくると不思議に元気になっちゃうよね」と申しておりましたびっくり

 過酷な暑い夏をそうやって楽しめるような脳天気なところがないと、テニスコーチを長くは続けられないのかも知れませんね。だって冬の寒さはウェアを着込めばしのげるし、動いていれば暖かくなってどうってことないけれど、夏の暑さはウェアをいくら薄くしたり、クールドライなんて言ったって限界がありますからね。アウトドアでやっていたらやっぱり逃げられなくて、真夏の太陽と真っ向勝負ですもの。冷や汗

 今年の史上空前になるかも知れない暑さに対しても今までのように「やっぱり真夏は暑くなくちゃね、楽しくないよ」なんて余裕かましていられると良いのですが・・・。

 きょうも修行日記はなしでしたが、明日は「新婚初夜はスマッシュヒッツ!」というのを書く予定です。えっ、「そろそろ来たな下ネタが」ですって、う~ん、ちょっとですかねでもそんなご期待いただくほどのことはないと思います冷や汗



 
日記 | 投稿者 coach365 01:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

暑すぎる

 今日はレッスンがない日でストリング張りを涼しいところでずっとやっていました。昼過ぎに食事にでかけるために外に数時間ぶりに出て思わず「なんだ~、この蒸し暑さは。」と叫んでしまいました。昨日も書きましたが今年はやはり空前の暑い夏が訪れる気配が濃厚ですね。テニスコーチとしてはちょっと辛い夏になりそうです。

 でもいつも夏になって思うことは、我々のように夏の暑さに慣れている者でも辛いほどの気温の高い日はそもそも生徒さんたちがスクールを休むか、来ても休憩ばかり要求して大して動かないで済むのでむしろ普段よりも休めるワハハ

 特に「○○テニススクール陸上部の○○コーチ」ビミョーなどと揶揄されている僕のクラスには真夏の気温の高い日にのこのこやってくるチャレンジャーは誰もいない。

 だいたいクラスの3割くらいは八月は休会届け、3割は自主振り替えで休み、残りの2割か3割の方々だけが決死の覚悟でやってきて90分のレッスンのうち30分はゆっくりボール拾いながら話しをして、もう30分くらいは本格的にベンチに腰掛けて休憩して、正味30分くらいだけ練習をする困った

 それも僕の出すボールを打ちながら、あたかも裁判官の慈悲を請う被告のような必死の表情をつくりながら「もうこれ以上は走らなくて済むような練習をお願いします」とテレパシーを送るまいったぁ

 若い頃は自分が動けるだけに「なにしているんですか、早くボール拾って練習しますよ」とか「お話しは練習が終わってからエアコンの効いたところでゆっくりとどうぞ」なんて言いながらサディスティックなレッスンでした。

 でも最近はどうも自分がそろそろあまり動けなくなり、動きたくないという気持ちがようやく理解できてきたせいかあまり振り回したりはしなくなりましたね。
以前は炎天下でシングルスコート一人でランダム10球、隅から隅まで、ベースラインからネットまでくまなく走って打つ練習とかしていましたびっくり

 いまや自分も含めてスクール担当クラスの平均年齢がフィフティーズ近くになってしまった現状ではさすがにそんな練習は危なくてできない冷や汗

あれ、今日は最近の話しが長くなってしまって修行日記がかけなくなっちゃいましたね。でもまた明日に書きますから今晩はこれにて失礼しますスマイル
日記 | 投稿者 coach365 00:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

ポール出しは命懸け

 少し前に新聞か何かで「今年の夏は気象観測史上最高の暑さになるかも知れない」というような記事があったと思う。
今日の蒸し暑さと言ったら「なるほど、こりゃ真夏が来たときにはどのくらいの暑さになるか思いやられるわ」と感じた
毎日アウトドアでじりじりと刺すような日差しの下で、ボールを追い続けながら笑顔を振りまいて頑張っているテニスコーチ同士の皆様。今年はお互いに体に気をつけて何とか無事に秋を迎えられるように注意しましょう。

 さて、また僕のコーチ見習い修行時代の話しです。昨日の話しでデビューからいきなり一クラス14名もいるところをたった一人でやらされてボール出しが間に合わずにパニックした僕の最初の所属スクールはそんなのは日常茶飯事でした。原因は振り替えを入れてしまうフロント業務はテニスコートのオーナー会社である某大手電鉄会社がやっていることでした。12名定員のクラスに原則として2人しか入れない振り替えがあるときには5名も入っていて計17名冷や汗とかいるのです。

 そして、デビューから早半年くらい経ったある日のナイタークラスでのことです。レベルはやはり初級クラスで先のような理由でその日のクラス参加者は全部で17名でしたびっくり

 さすがにそれを僕一人でやらされることはなくて、僕のあとから入ったこれまた見習い修行のバイトコーチが2名ついてくれました。でもその二人はまだボール出しの練習中でデビューでバニクった僕よりも不慣れな程度でした。それでもひとりで17名相手にやるよりはマシだと思いレッスンを始めました。
 
 レッスン前のミーティングでヘッドコーチからこうやれと言われたように17名の生徒さんを3列にわけて初めは手出しで練習開始。「やっぱり3人いればなんとかなるじゃないの」と少しほっとして、「それではネットの向こうからラケットでボール出します」となった。僕が真ん中に入り、新入りを左右に配置して決死のボール出し作戦が開始されたのです。

 半年の間にかなり慣れてきた僕はなんとか自分の列の生徒さんに打ちやすいボールを送り、ときどき「○○さん、ナイスショットですよ~」なんて余裕も見せて順調にレッスンは進んだ・・・かと思われたそのとき怖~い

 まず、右隣のお調子者の新入りがボールをつかむときにカゴを見ながら手を伸ばし、生徒さんから目をそらすというテニスコーチとして致命的ミスを犯した。そして長州力に似た馬鹿力を誇る生徒さんの弾丸ライナーをもろに鼻に受け顔面を血で染めながら戦線離脱。
 
あわてて僕が2列分を受け持つことになり、ちょっとヤバイ気分ながら何とかなると自分を励ましてレッスン続行。
ところが今度は左側にいた女子大生の新米コーチ嬢が、これまた手元のボールにちょっと視線を落としている隙に敵、じゃなかった冷や汗生徒さんのスピードだけはデ杯選手か?っていうボールを真っ赤なルージュで縁取った上唇に直撃された。

 ついに2人の戦友を失ってたった一人で最前線で敵の情け容赦ない雨あられの攻撃に耐えていた僕でしたが、3カ所からの狙撃にはなすすべもありませんでした。みぞおち辺りに最初の一発をくらって思わず顔をしかめて仰け反っているところへあわや眼球直撃すれすれの眉間への一撃でその場にうずくまりしばらくは身を起こせませんでした。

 でも、なんとか立ち直ってなるべくボールをぶつけられないメニューに変えてなんとかそのレッスンを終えました。
そのとき「テニスコーチの仕事って命懸けじゃん、やっぱりやめよっかな~」と思ったのは流血した新入りの二人よりも僕の方が強く思ったと思います。でもやめずになんかとやってきたのはそんなパニックの思い出も少し経つと楽しい思い出だと思えるようになったからでしょうね。

 あれ、ずいぶん長い文章になってしまいましたね。まとめるのが下手なものですいません。でも懲りずにまだまだこれから涙と喜びのコーチ修行日記をお届けしたいと思います。
それではまた明日・・・かな?
日記 | 投稿者 coach365 23:46 | コメント(0)| トラックバック(0)

初仕事はパニック?!

 蒸し暑い日にエアコンのないインドアでレッスンすると汗びっしょりになってとても気持ち悪い。外で焼けるような日差しを受ける方が汗がどんどん乾いてくれるから気持ちがよいと思う。汗は蒸発していくときに熱を奪ってくれるから涼しく感じるんだよね、乾かないということは涼しくならない。だから湿度の高いときはものすごく蒸し暑いわけですね。

 さて、昨日の僕のバイトコーチ修行の続きといきましょう。ようやく無料奉仕の研修を終えてテニススクールのコートに立ったのは良いが、まだあまりラケットでのボール出しに自信がなくて少々、というかかなり不安がありました。
 
 そんなときに日曜日の午前中の初級クラスを担当することになりました。一クラスに12名も在籍していておまけに最初のデビューのその日には振り替えも入っていて14名とマックス冷や汗

 2列に並んでも7人ずついるので、素早く正確にボール出しをしなくてはならないのに僕はものすごくのろくて不正確悩んじゃうにしかできない。

 そのうちに堪りかねたあるご婦人が「もう打ちにくいし、テンポも遅いよ、もっと早くちゃんと出してよね!」ぷんぷんって言うのです。見るとその頃はまだウィーンエンダーに出ていたあの泉ピン子によく似ていて、文句の言い方もそっくりだったので思わず「うわっ、ありゃ本物かびっくり?」って思いました。

 そんな存在感たっぷりなご婦人から戒めのお言葉を頂戴した僕は余計に腕が萎縮してしまいました。もうネットを越えて生徒さんのところになんとか届く数よりも圧倒的にネットにかかる数が上回り始めました。そのうちに他の生徒さんも白い目になってきて僕の気分はすっかり「渡る世間は鬼ばかり」怖~いって感じでした。

 ようやく隣のコートで異変に気づいたヘッドコーチが駆けつけてボール出しを代わってくれてなんとか急場をしのぎました。でももう僕はすっかり落ち込んでテニスコーチはもっとテニスが上手くてメンタルもタフな人のやる仕事なんだなと思い、今日でやめようかと考えちゃいました悩んじゃう

 そして次の期に代わる頃になって、そのクラスの人たちは誰も継続受講してくれないだろうなと悲観していました。
ところがです、なんと新しい期がスタートしてコートに出てみるとほとんどの方が継続してくれて、あのピン子さんもちゃんと来ていました。しかも「コーチ、あたしみたいな下手くそでもちゃんと打てるようにボールが出せたら一人前だよ、頑張ってあたしを中級クラスにあげてちょうだいね」って笑顔で言うのですナイス!

 そのときの嬉しさがこれまで長くコーチを続けてこられた理由の一つかも知れません。いまでもテレビで泉ピン子を観るとあのとき連続10球ネットにかけてパニック冷や汗になった自分のことを懐かしく思い出します。
  
 でもボール出しにまつわるパニック体験はまだこのあとにもありました。それは次回の「ボール出しは命懸け」で書くことにします。
日記 | 投稿者 coach365 19:41 | コメント(0)| トラックバック(0)

カメラマンを目指していたのに

 はじめまして、知り合いの方々がこのブログを書いているのを楽しく読んでいて、つい僕も何か書いてみようかとよくありがちな凡人の悲しい性のせいでしゃしゃり出てしまいました。

 日頃はラケットを握ってボールばかり打っていてあまり文章を書くこともないので、こんなことでもしないと文化的素養がどんどん失われていくという危機感もあります。せっかく読んでくださる方にはたいへん申し訳ないですが子供の作文練習のような程度のものですがお暇でしたら一度くらいはおつきあいください。

 さて、タイトルの意味はもう20数年前にテニスコーチになったきっかけについてです。その頃はまだ大学を出て数年ほどでテニスは家から少し離れたテニススクールに高校の頃から通っていて大した戦績もないごく普通のテニス愛好家でした。

 大学を出てからバイク雑誌の編集の仕事をしたりして写真に興味をもちカメラマンになろうと思い立ちました。
そしてある日、通っていたのとは別のテニスクラブに写真を撮らせてもらうために行きました。そのクラブではデビスカップのメンバーが練習をしていると聞いたからです。
プロのテニス選手を近くで撮影できるチャンスだと思いわくわくして出かけました。しかし、その日はあいにく誰も練習に来ていませんでした。

 そして、たまたま話したそのテニススクールのヘッドコーチから「テニスはどのくらい出来るの?テニスコーチのバイトをしないか?」と誘われました。テニスの写真を撮るには最高の環境だし、好きなテニスも存分に出来そうだしそれは良いと思いぜひやらせてくださいと言ったのが始まりでした。

 しかし、テニスコーチをすぐに出来るほどのレベルではなかったので研修生という名目の奴隷のような日々が待ち受けていました。でもテニスを毎日、練習できるのは楽しくて辛い雪かきや雨の日のスクールチラシ配りなど、バイト料ももらえずにただ働きで2ヶ月くらいはやりました。

 そしてそんな無料奉仕冷や汗の研修生を2ヶ月か3ヶ月やらされたあとにようやくアシスタントコーチとしてテニススクールのコートに立つ日がやってきたのですが、それからがまたたいへんでした。なんてってたってまだお客さん相手にきちんとボール出しができないんですから怖~い

 この続きはまた次回に書くことにします、すでに長すぎてつまんなくて読み切れないかも知れないけどここまで読んでくださった方には感謝します。それではまた明日・・・に書けるかな冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 00:04 | コメント(0)| トラックバック(0)
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