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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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プロコーチテストにチャレンジ

 やっぱりだいぶ前に読んだ新聞記事「今年は史上最高の暑さになる」というがにわかに信憑性を帯びてきましたね。明日は朝から晩までびっしりとレッスンが入っていて、今日くらいの天候状態かそれ以上だったら・・・。まぁそう言うときはレッスンに来る人も休憩しながらゆっくりとやってもらたいと望んでいるわけだし、コーチが汗びっしょりになって走り回る必要は絶対にないでしょう。

 さて、プロテニスコーチの試験を受けた時の話しですが、テスターによってだいぶ違う内容になることはいいましたね。僕は合宿で懇意にしていただいた方がテスターでしたので気持ちが楽でした。センターマークを中心にして半径1メートルくらいの半円に狙ってボレーつなぎ(相手ストローカーはテスター)をするテストでも、あまりというかまったく意地悪な返球をされることもなく無事に規定回数をクリアして合格。ちなみに別の会場での人から聞いた話しでは、クリア回数ぎりぎりまでは楽なボールで、あと一球と言うときにめちゃくちゃ速くて回転が掛かったボールを正面にぶつけるように打たれて不合格にされた人が何にもいたそうですあれー?

 そして打球テストも見守るのはその慈愛に満ちたテスターで、決められた場所に入っても打ち方が悪いと不合格になるところを何度か「もう一度、誰が見てもわかる打ち方で狙ってください」とやり直しをさせてくれました。おかけでこれもなんとかクリアしましたスマイル

 これも別の会場での話しでは、たとえばフォアハンドグラウンドストロークのトップスピンで狙うテストの場合に、きちんとトップスピンが掛かって狙い通りに入っていても打ち方が個性的にだと不合格だったと言います。それとサービスのテストではスライスで狙ってきちんと目標エリアに入ってもトスの位置がスライスの普遍的な位置に上げられていないとダメ。つまり試合などでは苦労して同じトスの位置からスライスとフラットを打ち分ける方が有利ですが、誰にでもわかりやすく、また誰にでも打ちやすい方法を教えるべきプロコーチはスライスサービスのトスアップをきちんと右寄りに上げなくてはいけないのです。
 
 でも僕はそんなサービスのトスの位置を隠したりは元々していないので難なくクリアできましたが。会場で知り合ったJOPランキングの60位くらいまでいった実力派コーチはトスの位置を変えて打てなくて不合格。もう少し成績が良くて全日本選手権に出ていればすべての打球テストは免除というラインなのに気の毒でしたびっくり

 ようするに初心者や打てない方達にわかりやすく見せて教えられるように、自らが基本どおりの打ち方ができなくてはなないということなのです。非力な人でも、不器用な人でも、運動神経があまり良くない人でも打てる、そんな打ち方を基本としていなくてはいけないと言うことでした。

 少ない力とできる限りシンプルな打ち方を基本として、その上で個性や独創的な要素が加味されていって上達することを目指すのがプロコーチのあり方と言うのです。非力だし独創性のあまりない僕にはとてもこれはありがたいことで、その後のテニスコーチしての指導法の基本を身につけるきっかけでした。
日記 | 投稿者 coach365 23:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
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