tennis365.net テニス365ブログ 新着記事を読む ]    [ テニス365 ホームショッピングニュースログイン ]

徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

最近の記事
おやじの挑戦、フォア…
11/20 01:49
未来から来たホームラ…
05/17 16:11
マッスル or ファ…
05/16 01:17
いまさらながら、恐る…
05/14 01:32
偶然のクリス・ペプラ…
02/27 01:02
最近のコメント
最近のトラックバック
Xenical 12…
10/21 16:25
リンク+達人⇒夕食
10/03 03:15
復縁方法
09/07 00:28
コーチに感謝!
07/28 10:07

プロ協錬成会にチャレンジ

 夏はやっぱりこれくらい暑くないとダメですよね。でも昨日は午後のレッスンでボール出ししているだけでクラッとしてしまいましたけど、たぶん光化学スモッグの所為ですけど少し息苦しさも感じました。石原知事のおかけで東京の空もかなりキレイになってきたのですがまだ光化学スモッグはなくならないんですね。

 さて、テニスコーチ修行日記です。なんとかプロテニスコーチの試験に合格することができ、晴れてJPTAのメンバーとなることができた僕が一番はじめに参加した協会の行事は錬成会というプロコーチ同士のトーナメントでした。

 はじめに参加した会場は確か埼玉県のプロ協会員の所属するテニスクラブでした。その頃の錬成会参加者は今よりも多くて1組から7組くらいまであり、そして若壮年組がさらに2組くらいあったと記憶しています。

 初めて参加する者はとくに戦歴がない場合には一番下の組に入ります。そして僕もとくに誇るほどの戦歴無しなので一番下の組でした。一つの組は6人ずつで総当たりです。デビュー戦で当たった相手は太腿にテーピングしていていかにも試合慣れしていそうな人でした。

 さすがプロコーチで試合慣れしたその人からはありがたくさっさと団子をいただいてしまいました。「これで一番したの組なのか?冷や汗こりゃとんでもない試合にきちゃったかもまいったぁ」と思いました。しかし、その相手はその後なんどかの錬成会参加で、あっと言う間に1組まで上り詰めJOPランクも急上昇してついには全日本選手権本戦出場したほどの人でした。僕が団子くらって当たり前だったわけでした。

 なんでそんな実力派が一番下のクラスにいたのかと思ったら、足と肩を痛めていてリハビリのつもりで参加したかららしいです。ということは僕はリハビリ治療中の肩慣らしのプレイヤーから1ゲームも取れなかったというわけでした、情け無いねやっちゃったぁ

 でもそのあとに当たった相手は、当時まだ協会員としては若手だった僕よりもさらに若い感じの人でした。初めの試合でかなりレベルを上げてプレイしていたので、スピードもプレースメントも上々になっていた僕は今度は逆に団子をその相手にごちそうしてあげましたピース

 そのあとまだ3人との対戦が控えていましたが、2人目の相手に楽勝できたことで、「これはもしかしたら4勝1敗で2位になれるかもイシシ」なんて楽観しちゃいました。でも初めの相手は強すぎ、その次の人は悪いけれど経験が浅くて弱すぎで二人とも特別だったんです。
あとに対戦した3人はみんなプロテニスコーチとして、いわばスタンダードな実力を持つ人たちばかりで結局その3人には一人も勝てませんでした。

 正確で深いストローク、滑るように低くバウンドするボレー、マシンのように絶対にミスしてくれないスマッシュ、そして速いフラット、切れのあるスライス、跳ね上がるスピン、と三拍子そろった見事なサービスを3人とも持っていました。これぞプロテニスコーチというような3人には負けてしまいましたが、いつか自分もその先輩達のようなテニスをできるように努力しようという大きな励みになりました。

 そのなかの一人と対戦したとき途中で、不覚にも右足ふくらはぎが痙攣してしまいました。するとその相手の先輩会員は親切にも、僕の足を掴んでストレッチして痙攣が治まるまでそれを続けてくれました。さらに「これを飲むといいよ」と言って自分の特性ドリンクを飲ませてくれました。痙攣予防にはお酢が良いことをその時に教わりました。ちょっと酸っぱくて独特な味のその先輩のドリンクを飲ませてもらったおかけでそのあとはもう痙攣しなくて済みました。

 その優しくも素晴らしいプロテニスコーチの鑑のような先輩会員は、その後いろんなテニス雑誌の技術ページに登場する有名なカリスマコーチになり現在も活躍しています。
そんな姿を雑誌で見る度に、やはり世の中って良い人がちゃんと日の目を浴びるようにできているなと思い、なんだか少しほっとしますにっこり
日記 | 投稿者 coach365 12:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
<<  2006年 8月  >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
カテゴリ別アーカイブ
このブログサービスは「テニス365 テニスブログ」で運営しています。テニス365会員なら無料でご利用・作成いただけます。