2006年07月22日
リベンジのチークダンスタイム!
今日は雨がいつ降るのかと気にしていましたがついに一度も降らなかったですね。久しぶりに1日中タイトなスケジュールでレッスンして疲れました。
さて、前回はかなり長い話しで「もう読んでられねぇよ」なんて言う方もおられたかと思いますので今日はなるべく短めのコーチ修行日記といきましょうね。
A子の思いも知らずに奥手なテニスバカな僕がヒグマとあだ名されるW山さんに、まんまと彼女を奪われてしまってから数ヶ月後が過ぎました。そんな憎いヒグマに期せずしてリベンジする機会が訪れました。
A子さんにすっかり入れあげてそれまでの愛人たちには見向きもしなくなっていたW山さんです。そんな見捨てた愛人のなかに同じテニスクラブにいたM枝さんがいました。
彼女はA子さんに負けず劣らずの容姿端麗で某有名企業の社長夫人でした。ただ年齢はもう30歳後半でたぶんW山さんはその点で愛人の若返りを図ったのだと思います。
しかし、W山さんはまったくM枝さんを捨てたわけでなくてクラブではまだよくコートで相手したり、ラウンジで仲良く話したりしていました。でもM枝さんはA子さんと彼との関係に気づいており、それについてW山さんに一矢報いてやろうと密かに企んでいるのでした。僕はその彼女の企みのために利用されたわけですが、僕としてもヒグマオヤジに一泡吹かせてやれて少し胸がすっとしたことは確かでした。
M枝さんの企みとは実に単純です、W山さんの身近でよく知っている男と関係を持ち「あんたなんかと別れて良かったわ、今度の彼の方が若くてハンサムでおまけに優しくて100倍素敵よ」と彼に言ってやることでした。そしてその白羽の矢は光栄にも僕に立ったというわけです。
そして、M枝さんは僕のプライベートレッスンを週に3回も受けるようになりクラブ内のレストランや近くの飲食店でわざと目立つように僕と頻繁に食事したりお茶を飲んだりするようになりました
。
そして仕上げにはテニスクラブでのクリスマスパーティーです。M枝さんは背中からお尻の少し上までが大胆にあいていて、胸元は豊かなバストの谷間が強調された眩しいばかりのイブニングドレスを着て登場です。来るなりすぐに僕の腕を取り{私たちは完全にデキてる仲なのよ!}と無言の宣言をかましました
。
パーティー中はもう完全に密着状態で、誰がどう見たって我々は超ラブラブな愛人関係だったでしょう。そしてダンスが始まりチークタイムになったとき、誰も踊ろうとしないそのフロアへ彼女は僕を無理矢理に連れ出してまたまた完全密着です。ダイアナ・ロスとマービン・ゲイのとろける様な甘い歌声に僕は企みの道具にされていることを忘れ、本気で彼女と抱擁し熱いキスを交わしてしまいました
。
W山さんとA子さんはそのとき、チークダンスどころか指さえ触れあわさずに1メートルくらいの距離を置いて座りながら我々のことを呆然と見つめていました。
これで少しはあのときのスカッドミサイル級の衝撃のお返しができたと思いました。
パーティーの終わりにM枝さんが「コーチありがとう、とても楽しかったわ、初めからあなたに出会えば良かった」と言いました。「僕もほんとに楽しかってです、でもこれでもうお終いですよね」と言いました。
そして「そうね、あなたはもっと若くて素敵な彼女を早く見つけてテニスに打ち込まなくちゃダメよ」と言って、「車のなかにクリスマスプレゼントがあるから一緒に来て」と
駐車場へ向かって歩き出しました。
「はい、メリークリスマス!ヘッドコーチに聞いていま一番良いラケットを選んだわ」と言って渡してくれたのは発売直後のプリンスのグラファイトでした
。
「これで練習していつか大きな試合に勝ってね、そしてそのときには私のことを少し思い出してね、じゃあさようなら元気でね」と言ったM枝さんはその後、テニスクラブには二度と現れませんでした。
そのときにもらったグラファイトで何度かトーナメントにチャレンジしましたが最高でベスト16で優勝にはほど遠かったです。そんな色恋沙汰ばかりでテニスが強くなれるかー!
って自分で思います。僕のコーチ修行日記だったのになんだか恋愛修行日記みたいになっちゃいましたね、でもコーチをやっているとそういうことが多いのは僕だけではなかったですけど・・・。
その辺のこともいずれ書いてみますね。
さて、前回はかなり長い話しで「もう読んでられねぇよ」なんて言う方もおられたかと思いますので今日はなるべく短めのコーチ修行日記といきましょうね。
A子の思いも知らずに奥手なテニスバカな僕がヒグマとあだ名されるW山さんに、まんまと彼女を奪われてしまってから数ヶ月後が過ぎました。そんな憎いヒグマに期せずしてリベンジする機会が訪れました。
A子さんにすっかり入れあげてそれまでの愛人たちには見向きもしなくなっていたW山さんです。そんな見捨てた愛人のなかに同じテニスクラブにいたM枝さんがいました。
彼女はA子さんに負けず劣らずの容姿端麗で某有名企業の社長夫人でした。ただ年齢はもう30歳後半でたぶんW山さんはその点で愛人の若返りを図ったのだと思います。
しかし、W山さんはまったくM枝さんを捨てたわけでなくてクラブではまだよくコートで相手したり、ラウンジで仲良く話したりしていました。でもM枝さんはA子さんと彼との関係に気づいており、それについてW山さんに一矢報いてやろうと密かに企んでいるのでした。僕はその彼女の企みのために利用されたわけですが、僕としてもヒグマオヤジに一泡吹かせてやれて少し胸がすっとしたことは確かでした。
M枝さんの企みとは実に単純です、W山さんの身近でよく知っている男と関係を持ち「あんたなんかと別れて良かったわ、今度の彼の方が若くてハンサムでおまけに優しくて100倍素敵よ」と彼に言ってやることでした。そしてその白羽の矢は光栄にも僕に立ったというわけです。
そして、M枝さんは僕のプライベートレッスンを週に3回も受けるようになりクラブ内のレストランや近くの飲食店でわざと目立つように僕と頻繁に食事したりお茶を飲んだりするようになりました

そして仕上げにはテニスクラブでのクリスマスパーティーです。M枝さんは背中からお尻の少し上までが大胆にあいていて、胸元は豊かなバストの谷間が強調された眩しいばかりのイブニングドレスを着て登場です。来るなりすぐに僕の腕を取り{私たちは完全にデキてる仲なのよ!}と無言の宣言をかましました

パーティー中はもう完全に密着状態で、誰がどう見たって我々は超ラブラブな愛人関係だったでしょう。そしてダンスが始まりチークタイムになったとき、誰も踊ろうとしないそのフロアへ彼女は僕を無理矢理に連れ出してまたまた完全密着です。ダイアナ・ロスとマービン・ゲイのとろける様な甘い歌声に僕は企みの道具にされていることを忘れ、本気で彼女と抱擁し熱いキスを交わしてしまいました

W山さんとA子さんはそのとき、チークダンスどころか指さえ触れあわさずに1メートルくらいの距離を置いて座りながら我々のことを呆然と見つめていました。
これで少しはあのときのスカッドミサイル級の衝撃のお返しができたと思いました。
パーティーの終わりにM枝さんが「コーチありがとう、とても楽しかったわ、初めからあなたに出会えば良かった」と言いました。「僕もほんとに楽しかってです、でもこれでもうお終いですよね」と言いました。
そして「そうね、あなたはもっと若くて素敵な彼女を早く見つけてテニスに打ち込まなくちゃダメよ」と言って、「車のなかにクリスマスプレゼントがあるから一緒に来て」と
駐車場へ向かって歩き出しました。
「はい、メリークリスマス!ヘッドコーチに聞いていま一番良いラケットを選んだわ」と言って渡してくれたのは発売直後のプリンスのグラファイトでした

「これで練習していつか大きな試合に勝ってね、そしてそのときには私のことを少し思い出してね、じゃあさようなら元気でね」と言ったM枝さんはその後、テニスクラブには二度と現れませんでした。
そのときにもらったグラファイトで何度かトーナメントにチャレンジしましたが最高でベスト16で優勝にはほど遠かったです。そんな色恋沙汰ばかりでテニスが強くなれるかー!

その辺のこともいずれ書いてみますね。
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