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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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初仕事はパニック?!

 蒸し暑い日にエアコンのないインドアでレッスンすると汗びっしょりになってとても気持ち悪い。外で焼けるような日差しを受ける方が汗がどんどん乾いてくれるから気持ちがよいと思う。汗は蒸発していくときに熱を奪ってくれるから涼しく感じるんだよね、乾かないということは涼しくならない。だから湿度の高いときはものすごく蒸し暑いわけですね。

 さて、昨日の僕のバイトコーチ修行の続きといきましょう。ようやく無料奉仕の研修を終えてテニススクールのコートに立ったのは良いが、まだあまりラケットでのボール出しに自信がなくて少々、というかかなり不安がありました。
 
 そんなときに日曜日の午前中の初級クラスを担当することになりました。一クラスに12名も在籍していておまけに最初のデビューのその日には振り替えも入っていて14名とマックス冷や汗

 2列に並んでも7人ずついるので、素早く正確にボール出しをしなくてはならないのに僕はものすごくのろくて不正確悩んじゃうにしかできない。

 そのうちに堪りかねたあるご婦人が「もう打ちにくいし、テンポも遅いよ、もっと早くちゃんと出してよね!」ぷんぷんって言うのです。見るとその頃はまだウィーンエンダーに出ていたあの泉ピン子によく似ていて、文句の言い方もそっくりだったので思わず「うわっ、ありゃ本物かびっくり?」って思いました。

 そんな存在感たっぷりなご婦人から戒めのお言葉を頂戴した僕は余計に腕が萎縮してしまいました。もうネットを越えて生徒さんのところになんとか届く数よりも圧倒的にネットにかかる数が上回り始めました。そのうちに他の生徒さんも白い目になってきて僕の気分はすっかり「渡る世間は鬼ばかり」怖~いって感じでした。

 ようやく隣のコートで異変に気づいたヘッドコーチが駆けつけてボール出しを代わってくれてなんとか急場をしのぎました。でももう僕はすっかり落ち込んでテニスコーチはもっとテニスが上手くてメンタルもタフな人のやる仕事なんだなと思い、今日でやめようかと考えちゃいました悩んじゃう

 そして次の期に代わる頃になって、そのクラスの人たちは誰も継続受講してくれないだろうなと悲観していました。
ところがです、なんと新しい期がスタートしてコートに出てみるとほとんどの方が継続してくれて、あのピン子さんもちゃんと来ていました。しかも「コーチ、あたしみたいな下手くそでもちゃんと打てるようにボールが出せたら一人前だよ、頑張ってあたしを中級クラスにあげてちょうだいね」って笑顔で言うのですナイス!

 そのときの嬉しさがこれまで長くコーチを続けてこられた理由の一つかも知れません。いまでもテレビで泉ピン子を観るとあのとき連続10球ネットにかけてパニック冷や汗になった自分のことを懐かしく思い出します。
  
 でもボール出しにまつわるパニック体験はまだこのあとにもありました。それは次回の「ボール出しは命懸け」で書くことにします。
日記 | 投稿者 coach365 19:41 | コメント(0) | トラックバック(0)

カメラマンを目指していたのに

 はじめまして、知り合いの方々がこのブログを書いているのを楽しく読んでいて、つい僕も何か書いてみようかとよくありがちな凡人の悲しい性のせいでしゃしゃり出てしまいました。

 日頃はラケットを握ってボールばかり打っていてあまり文章を書くこともないので、こんなことでもしないと文化的素養がどんどん失われていくという危機感もあります。せっかく読んでくださる方にはたいへん申し訳ないですが子供の作文練習のような程度のものですがお暇でしたら一度くらいはおつきあいください。

 さて、タイトルの意味はもう20数年前にテニスコーチになったきっかけについてです。その頃はまだ大学を出て数年ほどでテニスは家から少し離れたテニススクールに高校の頃から通っていて大した戦績もないごく普通のテニス愛好家でした。

 大学を出てからバイク雑誌の編集の仕事をしたりして写真に興味をもちカメラマンになろうと思い立ちました。
そしてある日、通っていたのとは別のテニスクラブに写真を撮らせてもらうために行きました。そのクラブではデビスカップのメンバーが練習をしていると聞いたからです。
プロのテニス選手を近くで撮影できるチャンスだと思いわくわくして出かけました。しかし、その日はあいにく誰も練習に来ていませんでした。

 そして、たまたま話したそのテニススクールのヘッドコーチから「テニスはどのくらい出来るの?テニスコーチのバイトをしないか?」と誘われました。テニスの写真を撮るには最高の環境だし、好きなテニスも存分に出来そうだしそれは良いと思いぜひやらせてくださいと言ったのが始まりでした。

 しかし、テニスコーチをすぐに出来るほどのレベルではなかったので研修生という名目の奴隷のような日々が待ち受けていました。でもテニスを毎日、練習できるのは楽しくて辛い雪かきや雨の日のスクールチラシ配りなど、バイト料ももらえずにただ働きで2ヶ月くらいはやりました。

 そしてそんな無料奉仕冷や汗の研修生を2ヶ月か3ヶ月やらされたあとにようやくアシスタントコーチとしてテニススクールのコートに立つ日がやってきたのですが、それからがまたたいへんでした。なんてってたってまだお客さん相手にきちんとボール出しができないんですから怖~い

 この続きはまた次回に書くことにします、すでに長すぎてつまんなくて読み切れないかも知れないけどここまで読んでくださった方には感謝します。それではまた明日・・・に書けるかな冷や汗
日記 | 投稿者 coach365 00:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
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