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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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テニスクラブのオープンイベントが恐い?

 雨でレッスンがなくて少し疲れ気味の肉体を休めることができて良かったですが、ナイターはレッスンありそうですね。それまでにコーチ修行日記を今日はさらっと書いていきます。

 僕が所属していた会社は某大手電鉄会社グループの一つでした。そのためテニススクールの会場はその親会社がオーナーであるテニスクラブなどがメインでした。ある日そんな親会社のテニスクラブが新たにオープンすることになり、そのオープンイベントにプロ選手を招いて試合をしてもらうということになりました。

 一人はその親会社と以前からの関係があった日本プロテニス界の重鎮ともいえる大選手(とっくに引退はしていますが)、もう一人は現役のその親会社所属の女子プロ選手、そして以前にも紹介した僕のテニススクールの先輩で全日本を制したことのある天才プレイヤーの先輩です。それでもう一人も現役プロを予定していたのですが都合がつかなくなり、急遽その代役が1週間前くらいになって必要になりました。

 そうなんです、あろうことかそんな大選手3人のなかにこの僕が入ることになってしまったのです。もちろん僕は頑なに拒みました、というかもう半分は泣き顔で懇願しましたよ。でもヘッドコーチは気楽にも「大丈夫だよ賞金が掛かっているわけじゃないからさ、でもダブルフォルトだけはしないでな○○さんがそれだけは許してくれないと思うから」って言うのです。

 まぁ、ダブルフォルトはしないでしょうが全日本選手権でなんども修羅場をかいくぐってきた3人のなかにちょっとした草トーナメントのベスト8か16で一杯々の僕が入るなんて考えられません。まるで松岡と組んでわけわかんなくてコートのなかをウロウロする中村玉緒とほとんど変わりません冷や汗。ほんとに「とほほ・・・」って感じでそれからの1週間はもう憂鬱な毎日でしたよ。

 しかし、そんな僕の心の底からの願いをなんと天はきちんと叶えてくれたのです。それは「頼むから、当日は土砂降りになってくれー!」ですよ。なんと前日まではかなり晴天で先輩の天才さんと少し練習して「お前、明日の試合だいじょうぶ?」とものすごく不安な顔で訪ねられていたのに、朝おきてみると窓の外は土砂降りです。テニスコーチならわかると思いますが朝から雨がひどいとなんだか嬉しくなっちゃいますがそのときの嬉しさはもう格別でしたピース

 こうしてなんとかサラブレッドのレースに放り込まれたロバか道産子馬みたいな醜態をさらさずに済みました。でもこういう感じの憂鬱な出来事はその後にも数多くありましたね。またいつか機会があったらお話しましょうね。
日記 | 投稿者 coach365 16:42 | コメント(0)| トラックバック(0)
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