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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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国境を越えた不倫は5セットマッチ

先日、スクールでのレッスンに振り替えできた生徒さんは金髪美人のアメリカ人でした。あまり日本語が得意ではなくて僕の言っていることがわからずにまわりの人にしきりに尋ねていましたが、そのまわりの人たちも英語は出来ません。

 しかたないので他の人たちがやるのを見てそれをマネしてください、と拙い英語で言って伝えました。それでなんとか見様見真似で彼女は練習して、最後も楽しそうにゲームして満足してもらえました。しかし、ゲーム中に夢中になるとなにやら早口英語でまくしたてるので、理解するのに四苦八苦です。

そんな日本語の下手な金髪美人をみて思い出しました。だいぶ昔の話しですが、たった一人だけアメリカ人の女性、それも人妻と不倫したことがあったことをです。

 きっかけはその女性の子供をテニススクールで教えていたことからでした。アメリカンスクールに通うまだ10歳くらいの娘ととても仲良くなって、その子から家に遊びに来て欲しいと言われて言ったのが始まりです。

 そこの旦那さんは外資系の銀行かなにかの役員だったようで、家に遊びに行ったときに飾ってあった写真でみたらシルベスター・スタローンみたいでした。その奥さんはキャメロン・ディアスとキャリスタ・フロックハートを混ぜてうまくバランスをとったよう顔立ちにものすごい素晴らしい肢体をもつ女の魅力の塊みたいな人でした。

 僕はそれまで日本人以外とはキスしたことはありますが、それ以上の行為は未体験でした。だからそんなハリウッド女優みたいな美人の奥さんと親密になれる自信はありませんでした。第一、英会話は聞き取りはできても女性をくどくような話術の能力は皆無でした。日常会話とか簡単な質疑応答くらいしかできないのです。

 しかしある日、何度かめに遊びにいくと夕食を食べて行くように誘われました。そしてかなり夜遅くまで楽しくワインなんかを飲みながら過ごしました。もちろん片言の英語と身振り手振りで苦労しながらも、だんだんと親密になっていきました。

 そして、奥さんは娘にもう遅いから寝るように言いつけたので、僕も帰ると言うと引き留められました。そして娘を寝かしつけてくるからテレビでも見て待っていてと言われ、酔っていたので「OK,I`ll be waiting for you forever!」なんて陽気に応えていました。でもまさかそのあとにほんとに夜通しエンジョイできとは思っていませんでした。

 でもスタローンに似た旦那さんはニューヨークの本社へ行っていて不在だとは知っていましたが、あんなロッキーみたいな人が突然そこへ帰ってきたらと思うと軽率なことは出来ません。だからそのときはキスくらい絶対にしちゃうぞ!なんて子供じみた誓いをたててはいましたが。

 娘を寝かしつけて戻ってきた奥さんの姿を見たとき、僕は寛いで座っていたソファから10センチくらい飛び上がったと思います。それは彼女が外国のドラマでよくみるようなシャワー後に着る白いバスローブをラフに羽織るようにして
現れたからです。

 しかもかなり丈が短くて白く美しい脚がむき出し、そして胸元からは少しそばかすがありますがこれも透き通るように美しい白い肌の胸の谷間が丸見えです。

 これはたぶん先ほどの彼女の言葉を、僕が聞き間違えたのだと思いました。彼女はもう僕が帰ると思ってシャワーを浴びて寝る準備をしたのだと思い、もう僕は帰った方が良いかと尋ねるととんでもないと言うようにノーと言いながら突然恐い顔して近づいてきてキスしましたびっくり

 ここまで積極的で単刀直入な求愛行動をすることは日本人女性では滅多にないこと、さすがはヤンキーガールと感心しながらキスしているとそのうちに彼女はバスローブをかなぐり捨てて僕の服を脱がし始めました。もう僕の心臓は飲み過ぎたワインの所為もあって最大心拍数の85%くらいいっちゃってました。

 これ以上の詳細については控えさせてもらいますが、そのナイターゲームでのプレイ回数は5セットマッチをフルセットで戦いスコアは7-6、6-4、3-6、4-6、0-6で僕の逆転負けという感じで試合終了時刻は午前6時をまわっていましたへへへ

 しかし、その素敵な奥さんとのアバンチュールはそのときたった一度だけで終わってしまいました。それからすぐに彼女の夫が本国へ戻ることになりあっと言う間に一家で帰国してしまったからです。どうやら彼女はそれを事前に知っていて帰国前に日本での思い出として僕を選んでくれたようでした。

 その後にしばらくして「マディソン郡の橋」という小説が大ヒットしてクリント・イーストウッド主演の映画つくられました。それを見たときに僕は、その晩のことがあの話しのようだったなと思いました。携帯で話しながら歩くキャメロン・ディアスのCMを見ると少し胸がキュンとしてしまいますやっちゃったぁ
日記 | 投稿者 coach365 01:58 | コメント(0)| トラックバック(0)
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