2006年11月11日
ハードトレーニングを受け入れよう
久しぶりに土曜日のレッスンが雨で流れました。土日は忙しいのでそのうちの一日がこうして休めると正直ありがたいです。でもなんだか気が抜けてしまって体も鈍るし、秋の長雨なんかになってしまったら困ります。明日は晴れるようなのでその心配はなさそうなので一安心ですね。
こないだとても長いことさぼっていた筋トレを再開したことを話しましたが、その最初にやったあと1週間が大変でした。準備体操程度の体の動きなのに、あちこちがすごい痛いんですよ。しかも、完全にその痛みがなくなるまでに実に1週間まるまるかかってしまいました。
それが再開2度目のトレーニングでは少し痛くなっただけで、それも2日くらいでもうほとんどなくなってしまいました。最初の痛みがひどかったので少し控えめにトレーニングしたというのがあるかも知れませんが、それほどウェイトも回数も大きく差があったわけではありません。
昔はじめてトレーニングした頃は最初の半年くらいは、やったあとに必ず体が痛くなっていたことを思い出しました。
痛いと言うことはトレーニングによって筋繊維が壊されているからで、筋肉の繊維が細くて弱いうちは少しやるだけですぐに痛くなるんですね。だから筋繊維が逞しく太く強くなるまでは筋トレ後にしばらく体が痛むのはしかたないことなのです。
それが今回は再開して初めてのときだけ痛くて、つぎからはそれほど痛まないのは以前ほど筋繊維が細くて弱い状態ではなかったからなのでしょうか。久しぶりに再会した直後だけはさすがにダメージは大きかったけど、その刺激によって筋肉が目覚めたから簡単には筋繊維が破壊されないのでしょう。
しかし、筋トレの効果は筋繊維を壊してそれが修復されるときに以前よりも太く強くなるという、いわゆる超回復という現象によって鍛えられるわけです。だからあまり痛まないと言うことはそれだけ破壊度が小さいので超回復効果も小さい。だとするとトレーニング効果もあまりないということ。
トレーニングの5原則は、個別性、意識性、反復性、斬新性、そして過負荷性ですが、一人でおこなう筋トレではこの最後の過負荷というのが難しいのです。たとえばベンチプレスで60Kgのバーベルを10回あげられる人がその重量でトレーニングを続けても筋肉に変化はありません。
5キロほど負荷をアップして65Kgのバーベルを揚げる必要があります。でも60キロで10回ぎりぎりの場合、65キロになると3回~4回でいわゆるつぶれるという状態になります。つまりそれ以上は自力ではまったく挙げられなくなるのです。
でもそこまでやらないと筋肉の増強は図れません。それではどうするかというと誰かに補助してもらうのです。つぶれてしまって上がらないところで手を借りてなんとか挙げられるようにするのです。そのもうぎりぎりくらいのところで力を振り絞るかどうかで効果が決まるのです。
でもそんなことを一人でやったら、挙げられなくなった自分と同じかそれ以上のバーベルが胸に重くのしかかって肺を押しつぶして死んでしまうでしょう。だから一人ではそこまでぎりぎりの重量でのトレーニングが出来ないのです。
スポーツが筋肉に基づいておこなわれるパフォーマンスである限り、筋トレでのこのようなシチュエーションはそのままどの練習にも当てはまると思います。より上手く、より速く、より強くを望むのであれば一人では無理な限界ぎりぎりで力を振り絞る練習やトレーニングが必要なのです。
あとは筋肉などフィジカルな面だけでなくて、精神的なトレーニングでも限界ぎりぎりのところで鍛えられるような練習ができるとメンタルタフネスの強化が図れるのだと思います。「バカヤロー!こんなボール打ってたんじゃ赤ん坊にも勝てねぇぞ!もうテニスなんかやめちまえ!」そんな風に鬼の形相で怒鳴るコーチのもとで練習しているジュニアがやはりメンタルで強いのは、やはりそうした精神的に追い込まれてぎりぎりのところでのトレーニング効果なのでしょう。
テニスうまくなりたかったら、やっぱり適当に楽しくだけでは無理みたいですね。サポートしてくれる人いないと死んじゃうかも、ってくらいの激しい練習をすればそれなりにランキングが上がるようです。
でも高いお金を払って、そんなきつい練習と屈辱的な罵倒を甘んじて受けられる人ってなかなかいないですよね。いたとすると今度はそう言う人にはほんの少しの才能と言うものが足りなさすぎたりするなのですね。世の中って上手くいかないですね。
こないだとても長いことさぼっていた筋トレを再開したことを話しましたが、その最初にやったあと1週間が大変でした。準備体操程度の体の動きなのに、あちこちがすごい痛いんですよ。しかも、完全にその痛みがなくなるまでに実に1週間まるまるかかってしまいました。
それが再開2度目のトレーニングでは少し痛くなっただけで、それも2日くらいでもうほとんどなくなってしまいました。最初の痛みがひどかったので少し控えめにトレーニングしたというのがあるかも知れませんが、それほどウェイトも回数も大きく差があったわけではありません。
昔はじめてトレーニングした頃は最初の半年くらいは、やったあとに必ず体が痛くなっていたことを思い出しました。
痛いと言うことはトレーニングによって筋繊維が壊されているからで、筋肉の繊維が細くて弱いうちは少しやるだけですぐに痛くなるんですね。だから筋繊維が逞しく太く強くなるまでは筋トレ後にしばらく体が痛むのはしかたないことなのです。
それが今回は再開して初めてのときだけ痛くて、つぎからはそれほど痛まないのは以前ほど筋繊維が細くて弱い状態ではなかったからなのでしょうか。久しぶりに再会した直後だけはさすがにダメージは大きかったけど、その刺激によって筋肉が目覚めたから簡単には筋繊維が破壊されないのでしょう。
しかし、筋トレの効果は筋繊維を壊してそれが修復されるときに以前よりも太く強くなるという、いわゆる超回復という現象によって鍛えられるわけです。だからあまり痛まないと言うことはそれだけ破壊度が小さいので超回復効果も小さい。だとするとトレーニング効果もあまりないということ。
トレーニングの5原則は、個別性、意識性、反復性、斬新性、そして過負荷性ですが、一人でおこなう筋トレではこの最後の過負荷というのが難しいのです。たとえばベンチプレスで60Kgのバーベルを10回あげられる人がその重量でトレーニングを続けても筋肉に変化はありません。
5キロほど負荷をアップして65Kgのバーベルを揚げる必要があります。でも60キロで10回ぎりぎりの場合、65キロになると3回~4回でいわゆるつぶれるという状態になります。つまりそれ以上は自力ではまったく挙げられなくなるのです。
でもそこまでやらないと筋肉の増強は図れません。それではどうするかというと誰かに補助してもらうのです。つぶれてしまって上がらないところで手を借りてなんとか挙げられるようにするのです。そのもうぎりぎりくらいのところで力を振り絞るかどうかで効果が決まるのです。
でもそんなことを一人でやったら、挙げられなくなった自分と同じかそれ以上のバーベルが胸に重くのしかかって肺を押しつぶして死んでしまうでしょう。だから一人ではそこまでぎりぎりの重量でのトレーニングが出来ないのです。
スポーツが筋肉に基づいておこなわれるパフォーマンスである限り、筋トレでのこのようなシチュエーションはそのままどの練習にも当てはまると思います。より上手く、より速く、より強くを望むのであれば一人では無理な限界ぎりぎりで力を振り絞る練習やトレーニングが必要なのです。
あとは筋肉などフィジカルな面だけでなくて、精神的なトレーニングでも限界ぎりぎりのところで鍛えられるような練習ができるとメンタルタフネスの強化が図れるのだと思います。「バカヤロー!こんなボール打ってたんじゃ赤ん坊にも勝てねぇぞ!もうテニスなんかやめちまえ!」そんな風に鬼の形相で怒鳴るコーチのもとで練習しているジュニアがやはりメンタルで強いのは、やはりそうした精神的に追い込まれてぎりぎりのところでのトレーニング効果なのでしょう。
テニスうまくなりたかったら、やっぱり適当に楽しくだけでは無理みたいですね。サポートしてくれる人いないと死んじゃうかも、ってくらいの激しい練習をすればそれなりにランキングが上がるようです。
でも高いお金を払って、そんなきつい練習と屈辱的な罵倒を甘んじて受けられる人ってなかなかいないですよね。いたとすると今度はそう言う人にはほんの少しの才能と言うものが足りなさすぎたりするなのですね。世の中って上手くいかないですね。
2006年11月11日
ブタクサってなんだ?
何だかこのところ鼻水がでて目がかゆくなることがよくあります。知り合いのお医者さんから聞いたところによると、それはブタクサのアレルギーらしいのです。2月頃になると杉花粉が出始めて毎年とてもつらいのですが、その上こんどはブタクサがもう11月から出るのではたまりませんね。
でも僕のまわりでもそのブタクサアレルギーに罹患したと思われるコーチ達が続出中です。風邪みたいな症状ですが、それはアレルギー反応の初期なのかも知れませんよ。あっ、やっぱりあなたも思い当たりますか?鼻炎アレルギー抱えたアウトドア派のテニスコーチは慣れるまでちょっとばかりつらいかも。鼻は垂れるし、目はかゆいし、喉もおかしいし、おまけに体がだるくてやたらに眠くなる
もうほんとに最悪ですよ、このアレルギーの所為でテニスも集中力がなくなってしまいミスも増えます。いや、それは普段からだから仕方ないか
でも僕のまわりでもそのブタクサアレルギーに罹患したと思われるコーチ達が続出中です。風邪みたいな症状ですが、それはアレルギー反応の初期なのかも知れませんよ。あっ、やっぱりあなたも思い当たりますか?鼻炎アレルギー抱えたアウトドア派のテニスコーチは慣れるまでちょっとばかりつらいかも。鼻は垂れるし、目はかゆいし、喉もおかしいし、おまけに体がだるくてやたらに眠くなる

もうほんとに最悪ですよ、このアレルギーの所為でテニスも集中力がなくなってしまいミスも増えます。いや、それは普段からだから仕方ないか
