2006年10月29日
素晴らしいよスラセンジャーのボール
ラケットとストリングの種類による違いはわかる人が多いと思います。それではボールとなるとどうでしょうか?
試合によく出る人は、その出場する大会での使用球を使って練習したりしてわりにボールにも気を遣っていますね。でもそうではない人たちは、大半の方々がそうだと思いますがボールの違いがわからないか気にしていないと思います。
僕は一応はボールによる打球感や飛びの違いくらいはわかると思います。でもいままではダンロップフォートでもブリヂストンXT8でもウィルソンUSオープンでも、少しは違うなと言う程度でした。
「それはお前が鈍いからだろ、コーチのくせにボールの違いもわかんないのかよ」って思われても仕方ないかも知れません。なにせ、練習はスクールのへたったボールでばかりですからね、たまにニューボールを打つと「こんなによく飛ぶんだ!」なんて思ったりしてるくらいですからね。
しかし、最近ある方のプライベートレッスンでその方のリクエストでいろいろな種類のボールを常に缶を開けたての状態で使用するという機会に恵まれました。そうですこの前レインボーサービスの話しで登場したVIPのレッスンです。
その実名をほんとは紹介して皆さんにぶっ飛んでもらいたいところですが、そんなことしたら僕の首がぶっ飛んでしまうので絶対に出来ませんがそういう素性の方であることは確かです。
そのVIPがこの前のレッスンの前に「コーチ、ダンロップとかブリヂストンとかよくあるボールばかりでつまらんから、何か違うボールはないんですか?」と仰るのです。それで僕は「ウィルソンのボールは4大大会のうち2大会で使用されています、ですので世界的にはいまやウィルソンのボールがメジャーですね」とお答えしました。
VIP「ああそうなんですか、ではウィンブルドンもウィルソンですか?」
僕「いえ、ウィンブルドンは確かスラセンジャーという地元イギリスのメーカーのボールですね」
VIP「スラセンジャー?それはあまり聞いたことないですな、でもウィンブルドンで使われているなら良いボールなんでしょうな、ぜひそれを使ってみたいですね」
僕「わかりました、探して今度のレッスンにはお持ちします」
というわけでスラセンジャーを探してテニスショップに行って、たぶん今までで一番多くのスラセンジャーボールのまとめ買いしたのでは無いかと思います。
そしてレッスンで使ってみると?驚きました、さすがにあのウィンブルドンで使われているだけのことはあります。いままであまりボールが良いとか悪いとか考えたことはなかったんですが、スラセンジャーはとても良いと思います。
「どういう風に良いんだ?」と聞かれると少し表現に困りますが、当たったときの打球感がいままでのどのポールよりも柔らかい感じです。そしてコンタクトの瞬間にボールがラケットにくっついている時間がとても長くて、そこから得られる情報量が豊富なのでボールの押し具合やスピンのかけ具合の調整がしやすい。そのためストロークでとても安定した打ち合いが可能で、実際にそのVIPの方と普段よりも4~5倍長く安定したラリーを続けられました。
もしかしたらこの良質なボールがあればこそ、あの難しい天然芝コートのウィンブルドンであれだけのハードな打ち合いが可能なのかも知れません。いやー、長くテニスしてきたけどスラセンジャーのボールがこんなに良いこと、ボールも良いものを選ぶととても気持ちよくテニスができることを初めて知りました。
試合によく出る人は、その出場する大会での使用球を使って練習したりしてわりにボールにも気を遣っていますね。でもそうではない人たちは、大半の方々がそうだと思いますがボールの違いがわからないか気にしていないと思います。
僕は一応はボールによる打球感や飛びの違いくらいはわかると思います。でもいままではダンロップフォートでもブリヂストンXT8でもウィルソンUSオープンでも、少しは違うなと言う程度でした。
「それはお前が鈍いからだろ、コーチのくせにボールの違いもわかんないのかよ」って思われても仕方ないかも知れません。なにせ、練習はスクールのへたったボールでばかりですからね、たまにニューボールを打つと「こんなによく飛ぶんだ!」なんて思ったりしてるくらいですからね。
しかし、最近ある方のプライベートレッスンでその方のリクエストでいろいろな種類のボールを常に缶を開けたての状態で使用するという機会に恵まれました。そうですこの前レインボーサービスの話しで登場したVIPのレッスンです。
その実名をほんとは紹介して皆さんにぶっ飛んでもらいたいところですが、そんなことしたら僕の首がぶっ飛んでしまうので絶対に出来ませんがそういう素性の方であることは確かです。
そのVIPがこの前のレッスンの前に「コーチ、ダンロップとかブリヂストンとかよくあるボールばかりでつまらんから、何か違うボールはないんですか?」と仰るのです。それで僕は「ウィルソンのボールは4大大会のうち2大会で使用されています、ですので世界的にはいまやウィルソンのボールがメジャーですね」とお答えしました。
VIP「ああそうなんですか、ではウィンブルドンもウィルソンですか?」
僕「いえ、ウィンブルドンは確かスラセンジャーという地元イギリスのメーカーのボールですね」
VIP「スラセンジャー?それはあまり聞いたことないですな、でもウィンブルドンで使われているなら良いボールなんでしょうな、ぜひそれを使ってみたいですね」
僕「わかりました、探して今度のレッスンにはお持ちします」
というわけでスラセンジャーを探してテニスショップに行って、たぶん今までで一番多くのスラセンジャーボールのまとめ買いしたのでは無いかと思います。
そしてレッスンで使ってみると?驚きました、さすがにあのウィンブルドンで使われているだけのことはあります。いままであまりボールが良いとか悪いとか考えたことはなかったんですが、スラセンジャーはとても良いと思います。
「どういう風に良いんだ?」と聞かれると少し表現に困りますが、当たったときの打球感がいままでのどのポールよりも柔らかい感じです。そしてコンタクトの瞬間にボールがラケットにくっついている時間がとても長くて、そこから得られる情報量が豊富なのでボールの押し具合やスピンのかけ具合の調整がしやすい。そのためストロークでとても安定した打ち合いが可能で、実際にそのVIPの方と普段よりも4~5倍長く安定したラリーを続けられました。
もしかしたらこの良質なボールがあればこそ、あの難しい天然芝コートのウィンブルドンであれだけのハードな打ち合いが可能なのかも知れません。いやー、長くテニスしてきたけどスラセンジャーのボールがこんなに良いこと、ボールも良いものを選ぶととても気持ちよくテニスができることを初めて知りました。
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