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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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恋のアドバイス、お礼は○P?

このままずっと良い天気が続いて、気温も下がらないでくれたら良いのにと思う今日この頃です。でも、夕暮れはとても早くあっと言う間に暗くなってしまいます。まさに「秋の夜はつるべ落とし」という感じです。えっ、なんだそれって?秋になると夕暮れにまるでつり下げた瓶がストンと落ちるように、暗くなってしまうという古い比喩表現ですよ。

 さて、オチャラケコーチKが一度は逃げようとしたのに相手の粉飾作戦に、見事ひっかかって惚れ直してしまうという意外で呆れた局面を迎えた話しの続きです。

 土曜日のレッスンで輝くように磨き上げてきたC子さんの姿に、思わず引き込まれてしまったKは予想通りにその晩またしても飲みに行ったのでした。

 そして居酒屋で二人きりで話しをしたところ、彼女から予想外の告白をされて事態は急展開を迎えました。それは彼女には彼氏がいて、キャンプとそのあとにしたことは良い思い出として忘れないけれどもう二度とそういうことはしないからと言われてしまったというのです。

 そうなると一度は逃げようなどと考えたKなのに、いまや彼女がとても魅力的でなんとしても失いたくない気持ちが強く芽生えてしまったのでした。でも、その晩は「彼がこの前から疑い始めていてまずいから早く帰るね」という彼女の言葉にやむなくその場は引き下がるしかなくて帰ったそうです。

 そして日曜日の夜にレッスンが終わったあとに僕に相談しにきたのです。
K「○○さん、彼女があんなに奇麗で魅力的なのになんで俺、逃げたりしちゃったんですかね」
僕「そりゃ、お前が要するにさオッパイフェチだからじゃないの、それと女性が化粧を落とした時のギャップに慣れていなかったことだろうな」
K「いや、胸はやっぱり大きくないと困るけど化粧はねぇー、あれだけ奇麗になるなら落としたときのことなんかいいかって気になりましたよ」
僕「そうだろう、胸だってまったくないわけじゃないんだからいいじゃん、期待していた分だけ失望してショックが大きかったんだよ」

 僕「でもさ、どっちにしたって彼氏がいてもう思い出にしましょって言うんだから諦めるしかないだろ」
K「いやだー絶対にいやだー、なんか彼氏がいると聞いたら余計に惜しくなってきた、こうなったらなんとかして奪いとりますよ」

 僕は内心で(あーあ、こいつはほんとにおめでたい奴だな、彼氏がいるなんて作り話に決まってんじゃん、女が自分の商品価値を高めるための常套手段だろが、まあこれも良い経験だし彼女も必死なんだろうから見守るとしよう)と考えていました。

 だからKに「それならさ、彼女に真剣に話してみなよ、彼と別れて俺とつき合って欲しいって」とアドバイスしました。
Kは「でも、そんなことできないって言われそうですよ、俺、あんまりフラレたことないからへこみますよ、ダメだったら」

 僕「何いってんだよ、大丈夫だって、お前のことフルような女は滅多にいないよ、もしはっきり言って断られるのが恐いならさアクションでいけばいいじゃん」
K「アクションってどういうことすか?」
僕「つまり、また飲みにでも誘ってメークラブモードに突入してヤッちゃうんだよ、それで拒否されたらもう諦めな」

 K「なるほど、まだ僕とつき合うつもりがあればそこで彼女は受け入れるということですね、でもそのまま二股かけられたらどうすんすか?」
僕「それはお前の男としての魅力の真価が問われるんじゃないの、その彼氏よりも魅力があればやがてそっちからは離れていくはずだよ」

 K「さすが○○さん、テニス歴より充実した長年の恋愛遍歴は伊達じゃありませんね!」
僕「お前へんなほめ方はよせ、それよりさ彼女とうまくいったらお礼に俺も混ぜて3Pやらせろよ」へへへ
K「○○さんバカでしょ、そんなことするわけないから絶対!」プチ怒りモード

 僕「冗談だよ、でも実はちょっと期待したけど、それならさ彼女の友達を紹介してもらうってのはどうだ?」
K「良い子がいたらね、でも大体は女って絶対に自分よりいい女は紹介しないですよね」
僕「そうなんだよな、でも(類は友を呼ぶ)って言うからな彼女の友達や同僚なんかに綺麗どころがたくさんいそうだよな」

 なんて話しをしているうちに、さっそくKはC子さんにまた会って飲みたい旨のメールを出してみました。しばらくして返事が来ました。結果は僕の予想通り(彼が海外出張に明日からいくのでその間だけならオーケーよ)という見え見えの返事でした。でもKはすっかり騙されていて「会って飲むだけのつもりなんだろうな、拒否されたらやっぱりへこむなぁー」なんて弱気です。

 もう少しこの顛末はリポートしていきます、彼女は果たして僕の思惑通りにKを虜にするのか、それともほんとに彼氏がいてそっちが本命なのか、いったいどっちなんだろう?ビミョー
 
日記 | 投稿者 coach365 18:53 | コメント(0) | トラックバック(0)

ベテランコーチはプラトニック・ラブがお好き?

ほんとに毎日々良い天気が続いて一年中こんな感じだったら仕事も楽しくなるのにと思いますが、あっと言う間に寒くなるんですよね。でももしかしたら暖冬でこのまま寒くならないかも知れないですね。それはそれで地球環境的にはあまり良くないことですけど、個人的には寒くならないのは有り難いです。

 さて、オチャラケ後輩コーチKくんがキャンプで関係を持ってしまったC子さんをシカトしてから初めてのレッスンに彼女が来たときの話しです。

 バイトコーチがコートに出て体操を始めたときにはまだC子さんは来ていませんでした。僕「彼女、やっぱり怒っていて来ないんじゃないの?もしかしたらこの先もずっとこないかもよ」K「そんなはずありませんよ、だってメールだって電話だって昨日の夜もまだガンガン来てましたから」と二人で話しているところに彼女はやってきました。

 その姿から僕はすぐに「ああ、今朝は2時間くらいかけて髪型を決めてメークも念入りに仕上げてきたな、それにウェアーはアディダスで新調しておまけにシューズもおニューだ」と気づきました。それは当然、Kの気を惹くために一生懸命にやってきたことなのです。

 そして彼女は我々を見つけるととても爽やかで明るい笑顔で「おはようございます、よろしくお願いします」と何事もなかったように挨拶しました。それに対してKがどういう態度をとるかと興味深くみていると、奴は「おはようございます!いやーC子さん、今日はものすごく素敵ですね!」とニタニタして応えています。困った

 明らかににさっきまでの逃避行動を忘れて、彼女の思うつぼにはまっています。その眼は完全に強力なフェロモンにやられて陶酔していました目がハート。自分がなぜ彼女から逃げようとしたかなんてもはや全く微塵も思い出せないようですやっちゃったぁ

 そしてそのあと隣コートでレッスンするKのクラスを時々みると、やたらにC子さんの体に触れるようにべったりと貼り付いている鼻の下が伸びきったオチャラケた奴を何度も目にしましたびっくり。僕はそれを見る度に内心で「あーあ、あれでまた今夜はどこかへ飲みに行って彼女の部屋に行って・・・、あいつあれほどもう二度とヤラナイとか言っていたのにバカなんじゃないか?」とあきれてため息がでてしまいました。

 しかし、確かにそのときのC子さんはとても輝いていました。いくらKが言っていたことが真実だとしても、僕は彼女はとても魅力的で素敵だと思いました。もしまたしても奴がその夜にこの前と同じ思いで逃げるのなら、僕がなんとかして彼女を受け止めようと考えました。

 だって僕は別にもう脱がさなくても良いからです、化粧して服を着て美しいならばそれで十分だからです。素敵な彼女と話したり、食事したり、ドライブにでかけたりするだけで満足ですから。あれっ、僕はもはやそんなプラトニックな恋愛を求める初老の紳士と化してしまったんでしょうか?

 いやいや、実はいつもつき合う前にはそう思うだけで実際に女性を目の前にすると、体の奥底でくすぶっていた種火がメラメラと燃えさかってきて結局は野獣じゃなかった野生の本能が目を覚ましてしまうのでした失礼しました
日記 | 投稿者 coach365 00:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
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