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徒然球 スポーツカメラマン志望でテニスの写真を撮りたくて行ったテニススクールでたまたまバイトすることになり、そのまま楽しくテニスコーチを続けてしまい気づいたらもう20年以上が過ぎていた。そんな長いようであっと言う間のテニスコーチ生活の回想録や日頃の出来事や思ったことなどを徒然なるままに書き連ねてみようと思います。どうぞよろしく!

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スマッシュミス後のリアクションは面白い

 9月になったとたんにもう秋の長雨か?と思うような鬱陶しい天気です。おかげでこうして昼間からブログ書いていられるからたまには良いかと思います。

 今日の話しは、初心者クラスなどでスマッシュの練習をするときに生徒さん達がミスしたあとに見せるいろいろな様子についてです。

 初心者なのでほとんどの方は、とても簡単なボール出しでもミスします。ごく希に以前に書いた「新婚初夜にスマッシュヒッツ」みたいなこともありますが、まあほんとに例外と言って良いと思います。

 まずミスしたあとに見せる反応として、恥ずかしそうに照れ笑いするのが一番多いですよね。逆に空振りしてしまうほどひどいミスしたのに、まったく無表情に何事もなかったように交替する人も意外に多い。あとは、これ以上は簡単なボール出しは無理って言う状況なのに「コーチ!初心者なんだからもっと優しいボール出して、今のは難しすぎるわ」って抗議する方。

 いや、実にいろいろと反応があって面白いものです。大抵の方は何度かそんな失敗を繰り返して徐々に上達していくものです。でもなかにはほんとに根本的に苦手で、他のショットはかなり上達しているのにスマッシュだけはいつまでたっても初心者という人もいます。

 そんなスマッシュが大の苦手なN子さんは、僕のクラスにかれこれ4年くらい通っています。こんなに長くレッスン受けてくれているのにスマッシュが上手くならないのは担当コーチが悪い所為?という責任を少しは感じますが彼女の場合はほんとに他の先輩ベテランコーチでもサジ投げなんです。

 でもN子さんはまだ30代なりたてのキレイでとても明るい素敵な方で、スマッシュ以外は普通に打てるので別に問題はないのでした。ただ、ゲーム中にロブがあがるともうお約束の空振りするか、ラケットに当たってもネットかアウトする確率はほぼ95%くらいでした。

 さらに、彼女はウィルソンのハイパーハンマー5.6ローラーからn3に買い換えてから新たなスマッシュミスのバージョンアップを果たしました。それはn3の大きく空いたスロートの部分に、スマッシュミスしたボールをすっぽりとはめ込んでしまうという荒技ですガハハ

 長さやバランスもかなり違うせいか、n3にしてからそのスロートでキャッチする確率はイチローの打率より高いです。そして彼女はそれをやってしまった直後にいつも、ボールがどこに行ってしまったかとあたりをきょろきょろと見回すのです。その仕草がとても可愛くて、つい何度も「ドンマイ、ドンマイ」とオヤジっぽく言ってしまいます。

 この前もゲーム中心のレッスンのときに、N子さんはそのミスを連発しました。それでさすがに4回目くらいにまたしてもすっぽりとスロートでキャッチしたとき「N子さん、ハメ過ぎだよ、そんなにハメまくると子供出来ちゃうよ」とオヤジエロギャグをうっかりと言ってしまいました冷や汗

 それを聞いたN子さんは見る間に顔が真っ赤っかになっちゃいました。そこでやめておけば良いのにさらに「この次にハメちゃったら、すぐに外に出してね中出しはダメだよ」なんて言ってしまいましたやっちゃったぁ

 あーあ、これはちょっと過激なこと言い過ぎたと後悔して
いるとなんと彼女は「大丈夫よ、今日は安全日だから!」と言い返して来たのです。そしてそのあとにイージースマッシュをフレームショットでネット際に落として決めるという離れ業をこなしてしまいましたまいったぁ

 
日記 | 投稿者 coach365 15:10 | コメント(0) | トラックバック(0)

クマゴローは超有名作家?

 涼しくなってきたので調子よく書いていたけど、昨日はさぼっちゃいました。遅くまでレッスンがあってそのあとはデートして夜遅くまで遊んでしまったからです。そして1セットマッチこなしただけでぐったりして寝込んでしまいました。えっ、そんな夜中にテニスするからだろって?違いますよテニスじゃありません、○ニスは使いましたけどね。

 さて、コーチ修行日記です。僕の所属していた会社がいくつかテニススクールをやっていたのですが、なかにはテニスクラブもやっていたところがありました。今日の話しはそのテニスクラブに少しのあいだ配属されていたときのことです。

 郊外にあるそのテニスクラブは、まわりにはまだ畑ばかりで少し離れたところに団地がありその他には住宅がまばらにあるだけでした。はじめてそこに行かされたときに「なんでこんな田舎のテニスクラブで働かされるんだ」と少し憤りを感じるほどでした。

 しかし、「住めば都(みやこ)」ならぬ「勤めれば都」という感じで少しなれてくるとなかなか快適なところでした。
だってそんなへんぴなところにあるクラブなのであまり会員も多くなくてコートはいつも空いていて練習し放題。

 それに数少ない会員さんたちやスクール生のなかにはその頃、話題になっていた「金曜日の妻たち」という新興住宅地を舞台にした不倫ドラマの主人公さながらのキレイな若奥様たちが何人かいましたから。

 午前中はそんな若妻達のためにスクールレッスンをして、午後はやはりもう少し年増の人妻会員さんたちとダブルスゲームの相手をして過ごし、夕方まではコーチ同士で思い切り練習するというもう夢のようなテニス三昧暮らしです。

 そんなある日、平日午後のクラブ会員さん相手の時間に数少ないオジサンがやってきました。プチ肥満気味で特にお顔がふくらみ気味で僕は密かにクマゴローというあだ名をすぐにつけて差し上げました。

 そのクマゴローさんが新顔コーチの僕を指名して30分ばかりヒッティングパートナーをしてくれといいました。コートに出て彼と1対1で打ち合いました。熊っぽい体つきのわりにはなかなか良く動いて良いボールを打ち返して、ときには浅い僕のボールを打ち込んできてエースを取ったりもします。

 僕は「へー、見かけのわりにはなかなかやるなこのクマゴロー」などと思っていました。そしてそのあとに女性の会員が二人やってきてミックスダブルスをやりました。するとその熊さんは組んだ相手の女性にやたらにくだくだとアドバイスしています。かなりテニスに関してはうるさそうで、マニアックな人のようでした。

 僕は一応はコーチなのであまり派手に打ってはいけないことになっていましたので、控えめにプレーしていました。しかし、そのクマゴローさんが「○○ちゃん(思いっきり間違えてました)、本気でやってよ本気で」と言うのです。

 ようし、それならばちょっとばかり頑張ってみましょうと本気になって打ち始めました。すると初めは「そうだよ、そのくらい打ってくれないとつまんないよ」なんて言ってニコニコしていた熊ちゃんでしたが、やがて顔つきが変わってきました。そして彼がサービスを打ってネットに走りファーストボレーを気持ちよく打ち、さらに前に詰めたその頭上へトップスピンロブをお見舞いしたとき熊さんの顔から血の気が引いてしまいました。

 そして僕たちが勝って終わったあとに、ネット際で握手した際にちょっと恐い顔して睨みながら怖~い「○○ちゃん(また間違ってる)、シングルハンドのバックハンドでトップスピンロブなんてやるじゃん」と言ってくれたのでほっとしました。

 そのあとしばらくしてから、そのクマゴローさんが有名な作家であることを知りました。僕もそのころちょうど読んでいた「○○○ボーイの○○」というやたらにオ○ン○ということばが頻出する本の著者だったのです。それとその頃はかなりテニスに夢中だったようでいろいろと他にもテニスに関する記事やテレビ出演などもあり驚きました。

 あのクマゴローさんがあの超有名な作家先生だったとは!びっくり。でも確かにそういえばまわりの人たちはみんな彼のことをリュウさんと呼んでいて、なにやらVIP待遇だったなと思いました。

 だけど、ぼくにはどうみても「限りなく肥満に近いブリュウ」にしか見えなかったけどな冷や汗
 
日記 | 投稿者 coach365 02:00 | コメント(0) | トラックバック(0)
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